粉末冶金
粉末冶金(ふんまつやきん、英: powder metallurgy)とは、金属粉末を成型して焼結し、金属製品を造る製法。陶磁器の製法に近い。鋳造では融点・比重の組合せで均一な組織が作りにくい合金の製造や、鋳造よりも後加工の少ない素材の製造などに利点がある。
作り出された部品や材質の総称については焼結合金または粉末合金という呼び方をする。
「冶金」は、金属学の分野のうち製法を研究する分野の冶金学などに用いられるやや古い用語。
金属粉末表面の酸化皮膜は焼結には妨げとなるので、還元雰囲気中や不活性ガス中や真空中で行われる事もある。 主な成型法はプレス成形であり、近年、新技術として金属粉末射出成形法が注目されている。
もとはタングステンのような高融点材料や含油軸受のような、他の加工プロセスでは適用が困難であるような加工品に用いられていたが、機械加工をしなくても精度の良い部品を効率よく生産できることが認識され、機械部品分野への普及が拡大している[1]。
特徴
長所
脚注
- 山口克彦; 沖本邦郎『材料加工プロセス』共立出版、53-56頁。ISBN 4-320-08131-5。
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