羽黒神社 (珠洲市)
羽黒神社(はぐろじんじゃ)は、石川県珠洲市にある神社で、正院町小路八丁全域の産土神(うぶすなのかみ)、十の神社(小路、岡田、乙谷出、新保口、平床、細屋、内方、森腰、粟津、熊谷)の総社である[1]。
| 羽黒神社 | |
|---|---|
![]() | |
| 所在地 | 石川県珠洲市正院町小路16-102 |
| 位置 | 北緯37度26分57秒 東経137度17分32秒 |
| 主祭神 | 倉稲魂命 |
| 社格等 | 村社 |
| 創建 | 文明年中 |
| 例祭 |
春祭り 4月19日 秋祭り 9月19日 |
| 地図 |
![]() 羽黒神社 |
由緒
古くから「羽黒宮(はぐろのみや)」「伊氐波宮(いではのみや)羽黒大権現」と呼ばれ、崇敬されていた。文政社号帳に「羽黒社小路村鎮座産神、祭神倉稲魂命」との記載がある[2]。文明年間、出羽国羽黒山出羽神社(山形県東田川郡羽黒町)より勧請し、鎮座地は羽黒山(はぐろやま)と呼ばれた[3]。元禄16年(1703年)に社殿は再興され、小路村の産土神と定められる。延享5年(1748年)に石造社殿を造営。羽黒山が村内と遠く離れていたため、弘化4年(1847年)、現在地に遷座、同村丸山鎮座の白山神社を合併・合祀し、「羽黒神社(はぐろじんじゃ)」と改称された。
例大祭
春季例祭
春季祭(しゅんきさい)・春祭りと呼ばれ、神前に巫女舞が奉納される。
夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
前半の半年間の罪穢れを祓い、茅の輪くぐりで、後半の半年間の無病息災を願う。長らくこの行事は途絶えていたが、平成20年(2008年)から復興された[5]。参列者全員が8の字を描いて茅の輪をくぐり、拝殿に上がって全員で大祓詞を唱え、残り半年間の無病息災を祈願する。半年間の罪・穢れ・災いを託した人形(ひとがた)を飯川に流し、珠洲地方のオンノキバの風習にならい、直会でカキモチを食べる。カリポリとした音で体内の邪気を祓う意味もあると言われている[5]。
茅の輪くぐり(ちのわくぐり)
日本全国多くの神社で夏越の祓に行われる神事。茅(かや)で作った大きな輪をくぐることによって、心身を清め、無病息災・厄除け・家内安全を願う[6]。神代の昔、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が旅の途中、一泊の宿をもとめた蘇民将来(そみんしょうらい)に、お礼として「もし疫病が流行したら、茅の輪を腰につけて難を免れよ」と教え、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができ、蘇民将来の一族は子々孫々まで繁栄した、という故事に基づく[5]。
祭事
外部リンク
- 羽黒神社(神社公式)
- 羽黒神社宮司のブログ
- 石川県神社庁
- 神社本庁
出典
- “羽黒神社御由緒”. 羽黒神社. 2022年1月1日閲覧。
- 由緒板.羽黒明社
- “羽黒神社”. 石川県神社庁. 2022年1月2日閲覧。
- “羽黒神社”. 神社本庁. 2022年1月2日閲覧。
- “夏越の大祓 茅の輪くぐり”. 羽黒神社. 2022年1月2日閲覧。
- “2020年の「茅の輪くぐり」はいつ?意味や由来、茅の輪をくぐる方法や手順、くぐりながら唱える唱え詞とは?”. Precious. 2022年1月3日閲覧。
- “埋もれた珠洲の伝統行事 「オンノキバ」後世に 上戸町子ども会”. 北国新聞. 2022年1月2日閲覧。
- “秋季祭~例祭、神幸祭神輿渡御”. 羽黒神社. 2022年1月2日閲覧。
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