腱
腱(けん)は、解剖学において骨格筋が骨に付着する部分の筋肉主体部寄りにある結合組織のひとつ。

概念図として、骨(黄色)と筋肉(赤)をつなぐのが腱である。この意味で、骨と骨をつなぐ靭帯とは異なる。

骨と骨とを結合させているものは靭帯という。骨から腱への接合部は、筋腱移行部(musculotendinous junction)と呼ぶ。腱が動く感覚などを伝えるゴルジ腱器官を備える。
両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の骨格筋に付属して存在する。哺乳類の場合、骨格筋は全体的に赤色を示すが、腱はほぼ白色に見える。組成は殆どが線維質であるコラーゲンで、軟部組織としては硬い方に属する。代表的な腱はアキレス腱があり、人体の中では最大のものである。簡単に言うと、骨と筋肉を繋げる役割をするものである。
人間による利用
古代においてはきわめて重要な物資で、縫い糸にする、石器を木に接合する、木と木をきわめて強く結びつける、合成弓や投石器のばねにするなどの用途があった。さらに煮て膠を得ていた。
スジ肉と呼ばれ多くの文化圏で食用とされる。
出典
- “筋系総論”. dept.dokkyomed.ac.jp. 獨協医科大学. 2023年9月5日閲覧。
- Organ, Christopher L. (2005年). “The Histology of Ossified Tendon in Dinosaurs”. Journal of Vertebrate Paleontology. pp. 602–613. 2023年9月5日閲覧。
関連項目
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