自然地理学
自然地理学(しぜんちりがく、英語: physical geography)は、自然現象を取り扱う地理学の一部門であり[1]、系統地理学の一部門として位置づけられる[2]。地形、気候などの地球環境における自然現象を対象とする[3]。
学史
分野
自然地理学は、気候学、水文学、地形学、土壌地理学、植生地理学などの分野に分けることができる[4]。それぞれの分野は地球科学や環境科学の一分野としての側面ももつが、岩田修二は、同一地点における複数の要素(地形、気候、植生、土壌など)の相互関係から自然環境の様子やその成因を把握していく点を、自然地理学全体で捉えたときの特異性として提示している[5]。
脚注
参考文献
- 岩田修二「自然地理学の存在意義―その本質と特徴―」『地理』第60巻第1号、古今書院、2015年、19-22頁。
- 岩田修二『統合自然地理学』東京大学出版会、2018年。ISBN 978-4-13-022501-4。
- 小池一之、山下脩二、岩田修二、漆原和子、小泉武栄、田瀬則雄、松倉公憲、松本淳、山川修治(編)『自然地理学事典』朝倉書店、2017年。ISBN 978-4-254-16353-7。
- 福岡義隆「地理学としての気候学を考える」『季刊地理学』第67巻第3号、2015年、196-199頁。
- 松山洋・川瀬久美子・辻村真貴・高岡貞夫・三浦英樹(編)『自然地理学』ミネルヴァ書房、2014年。ISBN 978-4-623-05866-2。
- 森和紀「水文科学:基礎科学としての水文学」『日本水文科学会誌』第47巻第1号、日本水文科学会、2017年、17-21頁。
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