茶湯一会集
概説
23箇条にわたる本文の冒頭に「一期一会」の思想を、『本日の出会いは、再び同じ出会いではないと考え、主人は全てのことに、気を配り、客も亭主の趣向を何一つおろそかにせず、心に留めて、双方が誠意をもって交わるべきである』と主張している。激動の幕末にあって、静寂の極致のような茶室での心を、時の為政者である直弼が残していることは興味深く、後世における本書の魅力となっている[1]。
原典
原本は彦根市の井伊家に、草稿と清書本の2本が伝来している。以下は校訂本。
出典
- 矢部誠一郎編 「茶湯一会集」『古典の辞典 精髄を読む・第十四巻(江戸)』 監修・暉峻康隆他、河出書房新社、1987年。
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