菅田神社 (大和郡山市)
菅田神社(すがたじんじゃ)は、奈良県大和郡山市八条町に鎮座する神社。
| 菅田神社 | |
|---|---|
![]() | |
| 所在地 | 奈良県大和郡山市八条町619 |
| 位置 | 北緯34度36分21秒 東経135度47分22秒 |
| 主祭神 | 菅田比古命 |
| 社格等 |
式内社 旧郷社 |
| 創建 | 不詳 |
| 本殿の様式 | 春日造 |
| 別名 | 一夜松天神・八条天神社 |
| 例祭 | 10月15日 |
| 地図 |
![]() 菅田神社 |
由緒
昔、美しい女神が天理市二階堂の「菅田池」から現れ、大和郡山市八条町の神楽田の所でしばらく休んでから、そこから西の方へ行って鎮座しました。すると、そこが一夜にして鬱蒼(うっそう)とした松林になったので、誰云うとなく、その土地を「一夜松」と呼び、今「一夜松天神」「八条天神社」とも呼ばれる現在の菅田神社が鎮座する[3]。『佐保川其西方を流れ、菅田池畔にのぞむ、堀河百首[4]に「をとめ子がすがたの池のはちす葉は心よげにも花さきにけり」と、以って景勝の地たるを知るべし』と、明治神社誌料に記されている。
概要
祭神は、菅田比古命。菅田比古命の祖で鍛冶の神とされる天目一箇神の説[5]もあるが、平群郡(明治時代の八条村は平群郡及び、生駒郡の管轄で、昭和28年に郡山町に編入される)の神社明細帳には、菅田比古命が記されている[6]。菅田比古命は、菅田氏の祖で『新撰姓氏録』に「菅田首天久斯麻比止都命之後也」と記されている。
なお、近世以前は、八条天神神社・一夜松天神とも呼ばれ、菅原道真を祀っていた。一夜にして松が生えたという奇跡が言い伝えられており、一夜松の幹の表皮部分が拝殿に奉納されている[7]。元和5年(1619年)の石燈籠には、『一夜松金琳宮』と刻され、一夜松金琳寺という神宮寺があったことが推定される。所在は、天理市二階堂北菅田町の春日神社[8]の西方[9]。
本殿は、春日造で拝殿との間に幣殿が設けられている。本殿前には、『天満宮御神前』と刻された石燈籠もあり、天神信仰の神社であったことがうかがえる。
また、同じく添下郡の式内社で大和郡山市筒井町に鎮座する、菅田比売神社(祭神は菅田比売命・天久斯麻比止都命2座[10])[11]と、対をなしていると考えられている。

