表現の不自由展
表現の不自由展
2012年に慰安婦写真展を巡る論争が起きたが、2015年に最初にギャラリー古藤でにて、慰安婦写真展の内容と開催を支持し、中止支持派を批判する人からの資金提供で開催されだした。その後も支持者によって、寄付金など私費で不定期に開催されていた[1]。
表現の不自由展・その後
愛知県名古屋市で開催されたあいちトリエンナーレ2019にて、「表現の不自由展」ではなく、「表現の不自由展・その後」を初開催した。慰安婦像や「昭和天皇の写真を燃やし、灰を踏みつける映像」などが展示された[2]。 しかし、税金投入イベントである「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督を担当した津田大介率いる運営委員会に展示が許可され、同じように国内左派層の支持する「表現の不自由」を主張する内容を展示したことで、国内右派との衝突が発生した。「昭和天皇の写真を燃やして、灰を踏みつける映像」や「戦前の日本国旗への寄せ書きやアメリカ国旗を使った「戦後の対米追従」で結果的にアメリカ人のために死んでいったことになる日本人の墓を意味する作品」など、右派だけでなく、無党派層や中道層にも不快感や不謹慎、やり過ぎと批判が起きた[1]。しかし、“昭和天皇の写真を燃やす映像”や慰安婦像以外への批判も扱うメディアは極小数であった[1][2]。 2021年7月に名古屋市で再展示が開催されたが、7月8日、会場に届いた郵便物に仕込まれていた爆竹が爆発、会場が臨時休館したため事実上中止となった。 東京会場では出展作品を展示する予定であった神楽坂のギャラリーにおいて、街宣右翼による街宣車などによる妨害行為を受けたことから、貸し出しを中止、代替会場が見つからなかったため展示を延期しているが、2022年の4月に国立市で開催された。
表現の不自由展かんさい
2021年7月16日~18日にかけて大阪市の大阪府立労働センターで開催された[3][4][5]。
初日は開場前から並ぶ人々がおり、昼過ぎまでに初日の枠であった500人分のチケット配布が完了した[4]。
利用承認の取り消しを巡る争い
開催前の6月に会場側が利用承認を取り消した問題で、大阪地方裁判所は取消処分の執行停止を命じ、会場の利用を認めた。会場側は特別抗告したが、大阪高等裁判所も地裁の決定を支持し特別抗告を棄却した。
脚注
- 「ジャパニズム 51」p38,和田政宗, 小川榮太郎, 矢作直樹 , 2019
- ““昭和天皇の写真を燃やす映像”は報道されない? 「あいちトリエンナーレ」メディアの取り上げ方に疑問の声 (2019年8月6日)”. エキサイトニュース. 2022年8月6日閲覧。
- “大阪で表現の不自由展開幕 反対派・賛成派集まり騒然”. 産経ニュース. (2021年7月16日) 2021年7月19日閲覧。
- “大阪の「表現の不自由展」初日は整理券完売 厳重な警備”. 朝日新聞デジタル. (2021年7月17日) 2021年7月19日閲覧。
- “大阪「表現の不自由展かんさい」日程終了 周辺で連日 抗議活動”. NHKニュース. (2021年7月18日) 2021年7月19日閲覧。
- “「表現の不自由展」会場に脅迫文”. 産経ニュース. (2021年7月14日) 2021年7月19日閲覧。
- “不自由展かんさい、脅迫文で中止要求疑い 75歳逮捕 大阪府警”. 毎日新聞. (2022年10月13日) 2022年10月16日閲覧。
- “「表現の不自由展」大阪の会場に液体入りの不審な袋”. 産経ニュース. (2021年7月15日) 2021年7月19日閲覧。
- “「不自由展」大阪会場に刃物?入り郵便物届く 施設側が警察に届け出”. 毎日新聞. (2021年7月16日) 2021年7月19日閲覧。
- “「サリンまく」と「表現の不自由展」業務妨害の疑い 28歳書類送検”. 毎日新聞. (2022年3月2日) 2022年3月20日閲覧。