誓い (スタイリスティックスの曲)

「誓い」(You Make Me Feel Brand New)は、スタイリスティックスのシングル。1973年の3rdアルバム『ロッキン・ロール・ベイビー』(Rockin' Roll Baby)に最初に収録され、その後にも収録された次の4thアルバム『スタイリスティックス Ⅳ』(Let's Put It All Together)からの1枚目のシングルとして1974年5月に発売された[7][8]。

「誓い」
スタイリスティックス の シングル
初出アルバム『ロッキン・ロール・ベイビー』
B面 オンリー・フォー・ザ・チルドレン
(Only for the Children)
リリース
規格 7インチ・レコード
録音 シグマ・サウンド・スタジオ(ペンシルベニア州フィラデルフィア)
ジャンル R&Bバラード、ソウル、フィラデルフィア・ソウル、クワイエット・ストーム
時間
レーベル Avcoレコード
作詞・作曲 トム・ベル、リンダ・クリード
プロデュース トム・ベル
ゴールドディスク
チャート最高順位
スタイリスティックス シングル 年表
「ロッキン・ロール・ベイビー」(Rockin' Roll Baby)
(1973年)
「誓い」(You Make Me Feel Brand New)
(1974年)
「愛の祈り」(Let's Put It All Together)
(1974年)
ミュージックビデオ
You Make Me Feel Brand New - YouTube

トム・ベルとリンダ・クリードによって制作されたこの楽曲には、「Only you, Cared when I needed a friend」(あなただけが、私が友を必要としているとき気遣ってくれたのです)という言葉もあるが、この曲は作詞家のリンダ・クリードが信頼と友情を寄せていたトム・ベルのことを思って書いたものだと言われている[9]。楽曲制作のコンビを組んだ作曲家のベルから音楽パートナーとしての大きな畏敬の念と愛を示されていたクリードは、彼との良好な人間関係を築いてきた中で、自分がベルのおかげで生れ変わったような新鮮な気持になれ、その感謝の意をこの詞に綴ったとされている[9][注釈 1]。

リード・ボーカルはファルセットのラッセル・トンプキンス・ジュニアであるが、冒頭のパートなどは低音(バリトン)のエアリオン・ラブ (Airrion Love)が担当し、ファルセットと低音の掛け合いが両者の美しい歌声を際立たせている[7][10]。ゆっくりとしたメロウな曲調で、クワイエット・ストームの源流の一つになっている楽曲とも言われている[7][11]。

「誓い」は、全米ビルボードシングルチャートで2位、R&Bチャートでは5位を記録する大ヒットとなり[2][4]、イギリスの全英シングルチャートでも2位になるなど[6]、チャート10位以内になったスタイリスティックス楽曲の中でも最大のヒット曲となった[9]。

ベイビーフェイスやシンプリー・レッドのほか、ロバータ・フラック、ジョニー・マティスなど多数のアーティストにカバーされ[12][13][11]、1986年には山下達郎がアカペラでカバーしたことでも知られている[14][2]。

トラック・リスト

7インチ・シングル

US・7インチレコード[15]
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「誓い (You Make Me Feel Brand New)」  
2.「オンリー・フォー・ザ・チルドレン (Only for the Children)」  

チャート記録

週間

チャート(1974) 最高位
アメリカ「ホット100・シングルチャート」(Billboard Hot 100) 2[2][3][4]
アメリカ「ホットR&B/ヒップホップ・シングルチャート」(Billboard Hot R&B/Hip-Hop Songs) 5[2][4]
アメリカ「アダルト・コンテンポラリー・チャート」(Adult Contemporary) 6[4]
アメリカ「キャッシュボックス・トップ100シングル」(Cashbox Top 100 Singles) 1[16]
イギリス「全英シングルチャート」(UK Singles Chart) 13[6]
カナダ「RPM・シングルチャート」(RPM) 3[17]
ニュージーランド「ニュージーランド・リスナー」(New Zealand Listener) 11[18]

年間

チャート(1974) 位
アメリカ「年間ビルボード・ホット・チャート」(Billboard Hot 100) 14[19]
イギリス「年間チャート」(UK Charts) 19[20]
ブラジル「ブラジル・トップ10」(Brazilian Top 100) 5[21]

カバー・アーティスト

出典は[12][13]

他の楽曲へのサンプリング

出典は[22]

脚注

注釈

  1. そう語ったのは、伝説的なフィラデルフィアのレコード店のオーナー、ヴァル・シャイヴリー (Val Shively)である[9]。

出典

参考資料

関連項目

外部リンク

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