貼箱
貼箱(はりばこ)は、板紙製の紙器(紙箱)や木箱の表面にデザインされた紙を貼って美麗に加工した化粧箱である。
高級な贈答品の容器として用いられ、宝石・装身具、時計、文房具、香水、酒類、菓子類、麺類(乾麺)等々、品物の種類によって様々なデザインが見られる。もともとは手工芸で一つ一つ製作されていたが、紙器として機械生産されるものもある。
手工芸の貼箱
中芯と呼ばれる坪量500〜700g/m2の生地ボールで箱を作り、四隅を止め、テープや貼り紙で固定する。その箱の大きさに合わせた「貼り紙」として、和紙や印刷した洋紙を膠(にかわ)や貼箱専用のゼリー膠などの接着剤で貼り付け、くるみ込んで箱に仕上げる。
機械加工の貼箱
貼箱は黄ボールやチップボールを芯にして箱を作るため、ファクトリーオートメーション化が難しく、手作業が一般的であったことから、価格的には高価であった。しかし、機械技術の進歩に伴って量産が可能になった。
構造
芯紙にはチップボールなどの紙器用板紙が用いられる[3]。箱の内側を白く清潔感を表現するため、裏白チップボールを使用することが多い。
特徴
脚注・出典
- 北野三希代『はじめてのカルトナージュ』日本ヴォーグ社、2004年、2頁
- 北野三希代『はじめてのカルトナージュ』日本ヴォーグ社、2004年、4頁
- 陣場健『印刷用紙ハンドブック 第2版』日本印刷新聞社、2010年、88頁
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