長野県須坂創成高等学校

長野県須坂創成高等学校は、2015年平成27年)長野県須坂市長野県須坂園芸高等学校長野県須坂商業高等学校を再編統合し、新たに創造工学科を新設して開校された県立高校実業高等学校)である。

長野県須坂創成高等学校
地図北緯36度39分12秒 東経138度18分17.6秒
国公私立の別 公立学校
設置者 長野県の旗 長野県
学区 第1通学区
併合学校 長野県須坂園芸高等学校
長野県須坂商業高等学校
設立年月日 2015年平成27年)4月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 農業科(小学科:園芸農学科・食品科学科・環境造園科)、商業科創造工学科
学科内専門コース 園芸農学科:果樹、野菜・花き、作物
食品科学科:微生物バイオ、食品製造
環境造園科:緑地計画、造園技術
商業科:会計マネジメント、IT、ビジネスプランニング
創造工学科:精密機械、メカトロニクス
学期 3学期制
学校コード D120220700031
高校コード 20199F
所在地 382-0097
長野県須坂市大字須坂1616
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
長野県須坂創成高等学校の位置(長野県内)
長野県須坂創成高等学校

概要

1998年(平成10年)、長野県教育委員会は生徒数が減少傾向にある現代の高校教育の在り方としてよりよい教育環境を提供をするために「高校教育の改善充実について」を策定し、高校の統廃合による規模や配置の適正化や教育プランの改定などを行う高校改革を示した。これに基づき統合学科の設置や定時制高校の統廃合などが実施され、2006年(平成18年)には「魅力ある高校づくり」と「高校の規模と配置の適正化」を基本方針として「長野県高等学校改革プラン実施計画」が策定された。これに基づき長野県教育委員会は2009年(平成21年)2月に「第1期長野県高等学校再編計画」を発表、この計画の中で第2通学区(改定により現在は第1通学区)にある須坂園芸高校須坂商業高校を再編統合し、2013年(平成25年)以降に須坂市内に工業系を含む総合技術高校を設置することが公表された[1]

2012年(平成24年)12月、新校設置準備委員会は公募444件の中から新校名を「須坂創成高等学校」に決定したと発表、合わせて農業・商業・創造工学の3学科7学級(農業3、商業3、創造工学1)を設置し敷地校舎は須坂園芸高校を活用することなどを公表した[2]

2013年(平成25年)10月、須坂園芸高校敷地内に総事業費約5億5,500万円で工業棟の新築工事を着工。2015年(平成27年)2月に完成し、延面積は2,292m2鉄筋コンクリート造3階建てで、既存活用となる須坂園芸高校校舎の一部と渡り廊下で接続された[3]

2015年(平成27年)4月1日、新たな総合技術高校として須坂創成高校開校。新校施設整備に伴い、平成29年度までは旧須坂園芸高校校舎(須園キャンパス)と旧須坂商業高校校舎(須商キャンパス)に分かれて運営され、施設整備が完了した平成30年度以降に須園キャンパスの校舎に統合される。統合後、須商キャンパスは同校体育施設として整備活用され、旧須坂園芸高校と旧須坂商業高校は平成28年度末で閉校される。今後は2016年(平成28年)度に校舎の建設に着工する予定で、これに先駆け6月から須園キャンパス内の工業棟付近にプレハブ仮設校舎を設置し、11月から既存の旧須坂園芸高校校舎を解体する。管理商業科棟や植物工場をはじめとする新校舎の建設は2016年(平成28年)5月ごろに着工、2018年(平成30年)1月ごろの完成を予定している[4][5][6]

教育カリキュラムは各科コース選択制を採用しており、旧須坂園芸高校から再編された農業科はさらに3つの小学科に分かれ、園芸農学科には果樹、野菜・花き、作物の3コース、食品科学科には微生物バイオと食品製造の2コース、環境造園科には緑地計画と造園技術の2コースが設定された。旧須坂商業高校から再編された商業科には会計マネジメント、IT、ビジネスプランニングの3コースが設定され、長野県内の商業科をもつ高校としては初となる海外商取引を前提にした「ビジネス英語」を学校設定科目として導入。新設された創造工学科には精密機械とメカトロニクスの2コースが設定され、学校と企業が互いに協力して学生を育成するという「デュアルシステム」を導入。須坂市周辺の企業51社で構成された「生徒実習受け入れ協力企業会」と協力し、2学年時の就業体験や3学年時の企業実習に取り組むマニュアルも制定された。またカリキュラムには学科横断と学科連携でより広い専門性を身に付けることが盛り込まれ、中でも新設の創造工学科と農業科との連携による「植物工場」は、新分野の産業学習に有効効果が見込まれている。さらに商業科を流通・販売の分野で連携させ、所属学科にとらわれない3学科一体の広い専門学習に取り組む方針[3][4]

4月7日には開校式と第1期生の入学式が執り行われ、新設の校歌も初披露。校歌は作詞を県内在住の童話作家・高橋忠治が、作曲信州大学教育学部名誉教授の吉本隆行が手掛けた。第1期となる新入生は農業科が男子58人・女子64人の計122人、商業科が男子49人・女子73人の計122人、創造工学科はすべて男子の40人、総計284人が入学した[6]

沿革

教育目標

  • 【創】は時代を切り開く人材育成への期待を、【成】はあきらめずに物事を成し遂げる人材の育成に期待が込められており、地域に根ざし、世界に羽ばたく産業人を育成を目標としている。
  • キャッチフレーズは「須坂から世界へ羽ばたく創成力」

新校の特色

  • 専門教育の一層の充実
  • 他学科の知識を学習し、より広い専門性を実現
  • 農工商の活動を結びつけ、より実践的な学習を実現
  • 地域・産業界・大学・研究機関等と連携した人材育成

関連項目

脚注

  1. 【高校再編】県教委が計画案~須商と須園を…”. 須坂新聞 (2009年2月7日). 2015年5月16日閲覧。
  2. 新校名「須坂創成高校」に 須坂園芸・須坂商業統合”. 信濃毎日新聞 (2012年12月20日). 2015年5月16日閲覧。
  3. 須坂創成高校〜工業棟の新築工事が完成”. 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか (2015年2月14日). 2015年5月16日閲覧。
  4. 「創成高」間もなく開校〜農・工・商の総合技術高に期待”. 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか (2015年3月14日). 2015年5月16日閲覧。
  5. 【須坂創成高校】新棟着工、来年5〜6月予定”. 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか (2015年4月18日). 2015年5月16日閲覧。
  6. 須坂創成高、確かな一歩”. 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか (2015年4月11日). 2015年5月16日閲覧。

外部リンク

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