隣松寺

隣松寺(りんしょうじ)は、愛知県豊田市幸町隣松寺126番地にある浄土宗の寺。徳川家ゆかりの寺として知られる。

隣松寺

隣松寺本堂
所在地 愛知県豊田市幸町隣松寺126番地
位置 北緯35度1分0.94秒 東経137度8分40.93秒
山号 稲荷山
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 承和10年(843年
正式名 稲荷山 迎接院 隣松寺
公式サイト 隣松寺
法人番号 6180305005745
隣松寺の位置(日本内)
隣松寺
隣松寺の位置(愛知県内)
隣松寺
隣松寺の位置(豊田市(地区別)内)
隣松寺

細川氏三代(細川義季細川俊氏細川公頼)、内藤清長松平忠吉等の墓がある。

由緒

淳和天皇の第三皇子である東山親王国長公が当地に配流され、承和10年薨去した。隣松院殿一位相国天竜大居士と号す。仁明天皇がその追善のために創建した。当初は天台宗であったが、明徳年間に浄土宗に改宗している[1]

隣松寺境内にある稲荷社は、松平広忠が竹千代(のちの徳川家康)誕生にあたり、成長の無事を祈願したと伝わる。徳川家康は三河一向一揆に際し稲荷社に戦勝祈願し、勝利後、寺の山号を「玉松山」から「稲荷山」に改め、自身の甲冑姿の木像と念持仏を奉納するとともに朱印地30石を寄進した。東京の三河稲荷神社は、当社の末社である[2]

文化財

愛知県指定文化財
  • 絹本著色観経曼荼羅
2001年に高麗仏画「絹本著色観経曼荼羅」が韓国人窃盗団により盗まれた。韓国人窃盗団は、2004年10月にソウルで逮捕され、2005年1月には懲役判決を受けた。韓国では、日本にある高麗仏画は文禄・慶長の役日本統治時代に略奪されたと認識されており、窃盗団は「神が『日本が略奪した我が国の文化財を取り戻せ』と言った」と主張したが、盗品をすぐ売却して金に替えており、金銭目的の犯行だと判明している[3]
曼荼羅は、もとは京都の寺にあり中国の元の末期の作と言われていた。1980年に愛知県の有形文化財に指定された[4]が、1995年に韓国文化財庁の調査により、1323年に高麗で描かれた「観経十六観変相図」で、韓国では国宝級だと分かった。[5]
豊田市指定文化財
  • 本堂[6] - 1667年建立
  • 絹本著色阿弥陀二十五菩薩来迎図[7]
  • 絹本著色山越阿弥陀図
  • 絹本著色千体地蔵尊図
  • 木造徳川家康像
  • 冑三尊
  • 華曼
  • 雲版
  • 徳川氏朱印状

ギャラリー

脚注

  1. 稲荷山 隣松寺
  2. 現地案内板
  3. 菅野朋子 【特別リポート】消えた「重要文化財を追え!」壱岐・安国寺の寺宝は「韓国の国宝」になっていた! 週刊新潮 2005年10月13日号
  4. 絹本著色観経曼荼羅”. 愛知県. 2013年6月4日閲覧。
  5. 毎日新聞 2003年9月14日
  6. 指定・登録文化財 建造物”. 豊田市. 2017年1月28日閲覧。
  7. 指定・登録文化財 絵画”. 豊田市. 2017年1月28日閲覧。

外部リンク

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