電磁開閉器
電磁開閉器(でんじかいへいき、Electromagnetic Switch、日本国内での略称はMS)は、電磁石の動作によって電路を開閉する電磁接触器(Electromagnetic Contactor、日本国内での略称はMC)と、過負荷により回路を遮断するサーマルリレー(Thermal Relay)等を組み合わせた開閉器(スイッチ)である。マグネット・スイッチなどとも呼ばれる。
用途としては、電動機の自動運転用、遠隔操作用開閉器に使われる。

電磁開閉器(上部が電磁接触器、下部がサーマルリレー)
構成
種類
- 可逆式 - 接点の相順位を切り替えることにより電動機の回転方向を逆転することが出来る。
- 標準形 - 電磁コイルが励磁している間のみ接点が動作する。
- 直流操作形 - 直流電源によって動作させることが出来る。
- ラッチ形 - 電磁コイルの励磁が無くなっても投入状態を保持する。引外しは引外しコイルの励磁または機械的操作により行う。
- 高感度形 - プログラマブルコントローラなどの微弱なトランジスタ出力で直接動作させることが出来る。
接点の保護
直流モーターやソレノイドなどといった直流の誘導性負荷を制御している場合、回路を開いた際に自己誘導作用による高圧の逆起電圧が生じる。そのため、電磁開閉器(接触器)の接点がダメージを受け寿命が短縮する場合がある。
対策として、バリスタやPNダイオードなどを回路に挿入し、ピーク電圧を吸収させることによって逆起電圧を抑制する。さらにコンデンサと抵抗(CR)を組み合わせ挿入すると回路上有害な高周波成分を吸収することも出来る。
電磁開閉器(接触器)自体の操作コイルによって生じる逆起電圧の対策としては、本体に取り付けることが出来る「サージ吸収器」などの部品が各メーカーより供給されている。
外部リンク
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