飛鳥坐神社
飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ/あすかにますじんじゃ)は、奈良県高市郡明日香村大字飛鳥字神奈備にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は村社。毎年2月のおんだ祭が奇祭として知られる。
| 飛鳥坐神社 | |
|---|---|
![]() 拝殿 | |
| 所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥字神奈備708 |
| 位置 | 北緯34度28分47秒 東経135度49分21.8秒 |
| 主祭神 |
八重事代主神 大物主神 飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈流美乃御魂) 高皇産靈神 |
| 社格等 |
式内社(名神大4座) 旧村社 |
| 創建 | 不詳 |
| 本殿の様式 | 四間社流造 |
| 例祭 | 2月第1日曜日 |
| 主な神事 | おんだ祭(2月第1日曜日) |
| 地図 |
![]() 飛鳥坐神社 |

祭神
現在の祭神は次の4柱。
歴史
創建年代とその由緒は不詳であるが、『出雲國造神賀詞』に「賀夜奈流美命ノ御魂ヲ飛鳥ノ神奈備ニ坐テ皇孫命ノ近守神ト貢置」とあり、大国主神が皇室の近き守護神として、賀夜奈流美命の神霊を飛鳥の神奈備に奉斎したとある。また『日本書紀』朱鳥元年(686年)7月の条に「奉幣 於居紀伊国国懸神 飛鳥四社 住吉大社」とあり、天武天皇の病気平癒祈願のため幣帛が奉られた。『日本紀略』によれば、天長6年(829年)3月、神託により現在の鳥形山へ遷座した。遷座する前の場所については諸説あってはっきりしない。
また、当社がある鳥形山の地は天照大神を初めて宮中の外で祀った地「倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)」であるとする伝承もあり(有力な説は大神神社摂社の檜原神社である)、近世には元伊勢とも称していた。
寛永17年(1640年)に高取城に入った高取藩主・植村家政は、高取城の鬼門に当たる当社を深く信仰した。享保10年(1725年)に里からの火災により社殿の大半を焼失したため、天明元年(1781年)に藩主・植村家利により再建されている。
2001年(平成13年)に大滝ダム建設に伴って移築することとなった吉野の丹生川上神社上社から旧社殿を譲り受け、天明以来200年を経て老朽化していた社殿を再建した。
境内
祭事
2月第1日曜日(元は旧暦1月11日)の田植神事「おんだ祭」には、天狗や翁が竹棒で人々を追い回して叩いたり、種まき前の胤付けの意で天狗とお多福による性行為を模した滑稽寸劇があるなど、奇祭として知られている。境内には、男性器を模した石が多く安置されている。
関連項目
外部リンク
- 飛鳥坐神社 - 公式サイト





