鶴尾神社4号墳
鶴尾神社4号墳(つるおじんじゃよんごうふん)は香川県高松市西春日町に所在する古墳時代前期の前方後円墳。国指定の史跡「石清尾山古墳群」の一つで、香川県最古の古墳と見られている。
| 鶴尾神社4号墳 | |
|---|---|
| 所在地 | 香川県高松市西春日町 |
| 位置 | 北緯34度19分29.3秒 東経134度1分49.2秒 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 規模 | 全長約40m |
| 埋葬施設 | 竪穴式石室 |
| 出土品 | 獣帯方格規矩四神鏡 |
| 築造時期 | 古墳時代前期 |
| 被葬者 | 不明 |
| 史跡 | 1989年(平成元年)国の史跡 |
| 地図 |
![]() 鶴尾神社 4号墳 香川県内の位置 ![]() |
現状
経緯
存在が知られるまで
昭和初期、石清尾山古墳群の分布調査が実施され、まず1934年(昭和9年)に石船塚古墳が国の史跡に指定された。その時点でこの鶴尾神社4号墳では伝世鏡「獣帯方格規矩四神鏡」の一部が出土したものの、古墳自体が史跡に指定されることはなかった。
採石場へ
1961年(昭和36年)、香川県の認可を得た四国砕石工業がこの古墳の直下で採石を開始した。採石場となった直下の斜面一帯は露天掘りの要領で大幅に削られ始める。すると、この斜面のピークに位置する古墳では、すぐ脇にまで断崖絶壁が迫るようになり、遂には古墳自体の後円部も土壌と一緒に削られる至った。そのため、1980年(昭和55年)に高松市は四国砕石工業に対して採石の中止を要請、翌年1981年(昭和56年)には約50年ぶりの発掘調査を行い、戦前に出土していた伝世鏡「獣帯方格規矩四神鏡」の欠損部分が新たに出土して完全形となったことは大きな話題となった。更に、築造の年代については全国最古級であることが判明し、古墳の始まりや国家の成り立ちなどを知るうえで非常に価値のある文化遺産として知られることになった[3]。しかしこの古墳自体、採石場脇の不安定な崖の上で常に崩落の危険にさらされ続けたものの、具体的な保存措置がとられることはなく、事実上放置されてきた[4]。
外部リンク
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