黒井峯遺跡

黒井峯遺跡(くろいみねいせき)は、群馬県渋川市中郷・北牧(旧北群馬郡子持村)にある古墳時代後期(6世紀前半)の集落遺跡。国の史跡に指定されている。

黒井峯遺跡
黒井峯遺跡(背景に榛名山
地図
種類古墳時代の集落
所在地群馬県渋川市中郷・北牧
座標北緯36度31分46.3秒 東経139度00分08.0秒
黒井峯遺跡の位置(群馬県内)
黒井峯遺跡
黒井峯遺跡
群馬県内での遺跡位置

概要

子持山麓の吾妻川北岸の河岸段丘上に存在する東西約700メートル・南北400メートルの集落遺跡である。集落は榛名山の大噴火による大量の軽石火山灰の噴出によって火災や倒壊を起こす間もなく、ほぼ瞬時に壊滅・埋没したと推定されている。

1982年(昭和57年)に軽石を採石中に竪穴建物跡や古墳の跡が発見されたことをきっかけに調査が行われた。1.5から2.5メートルの厚さの軽石層に覆われた下の層より、竪穴建物掘立柱建物平地建物)の遺構や田畠・家畜小屋祭祀場および周囲を囲む柴垣の遺構が明確な形で確認された。これらの遺構により当時の集落の風景や建物の構造の立体的な復原が可能になった。須恵器などの出土品は渋川市赤城歴史資料館にて展示されている。

火山災害直前の古墳時代集落の姿を具体的に明らかにした遺跡として、1993年(平成5年)4月2日に国の史跡に指定された[1]

ギャラリー

脚注

  1. 旧子持村地区の指定文化財(群馬県渋川市)

参考文献

  • 犬木努「黒井峯遺跡」『国史大辞典 15』(吉川弘文館 1996年)ISBN 978-4-642-00515-9
  • 梅沢重昭「黒井峯遺跡」『日本史大事典 2』(平凡社 1993年)ISBN 978-4-582-13105-5
  • 石井克己「黒井峯遺跡」『日本歴史大事典 1』(小学館 2000年)ISBN 978-4-09-523001-6

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.