5つの前奏曲 (ヴィラ=ロボス)
5つの前奏曲は、ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボスが1940年に作曲したギターのための5つの作品である。
概要
作品は1940年に作曲され、出版はマックス・エシック社より1952年に出版された[1]。当初は6曲書かれていたがそのうちの1曲は紛失している[2]。また紛失した6曲目についてヴィラ=ロボスは「6つ目の前奏曲が最良の出来であった。」と述べている[1]。
作品はヴィラ=ロボスの愛人アルミンダ・ネヴェス・ダウメイダに献呈された[1]。
楽曲構成
前奏曲第2番
この作品は「Melodia capadócia(カパドシアの旋律)」という副題がついており、調性はホ長調、テンポ指示は「Andantino」と書かれている[4]。典型的なショーロの進行で書かれている[4]。
前奏曲第4番
この作品は「Homenagem ao índio brasileiro(ブラジルのインディアンへのオマージュ)」という副題がついており、調性はホ短調、テンポ指示は「Lento」と書かれている[1]。
関連項目
- 12の練習曲 (ヴィラ=ロボス) - 5つの前奏曲とともによく演奏される機会の多いヴィラ=ロボスのギターのための楽曲。
脚注
- 木許 2023, p. 172.
- 濱田 1980, p. 2.
- Villa-Lobos, sua obra. 2009. Version 1.0. MinC / IBRAM, and the Museu Villa-Lobos. Based on the third edition, 1989. p. 153.
- 木許 2023, p. 171.
- Béhague 1994, p. 142.
参考文献
- Béhague, Gerard. 1994. Villa-Lobos: The Search for Brazil's Musical Soul. Austin: Institute of Latin American Studies, University of Texas at Austin. ISBN 0-292-70823-8.
- 濱田滋郎 (ブックレット)『フェルナンデス・ヴィラ=ロボス・リサイタル』ポリドール株式会社、1987年。
- 木許裕介『ヴィラ=ロボス ブラジルの大地に歌わせるために』春秋社、2023年。
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