967/968型レーダー
967/968型レーダー(英語: Type 967/968 radar)は、イギリスのマルコーニ社が開発した2次元レーダー。シーウルフ個艦防空ミサイル・システム固有の対空捜索・目標捕捉レーダーとして用いられる[1]。
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| 種別 | 2次元パルス・ドップラー・レーダー |
|---|---|
| 目的 |
967型:早期警戒 968型:目標捕捉 |
| 開発・運用史 | |
| 開発国 |
|
| 就役年 | 1970年代後半 |
| 送信機 | |
| 周波数 |
967型:Lバンド(1.26-1.36GHz) 968型:Sバンド(2,95-3,04GHz) |
| パルス幅 |
967型:6マイクロ秒 968型:2マイクロ秒 |
| パルス繰返数 |
967型:7,320staggered 968型:750pps[1][2] |
| 送信尖頭電力 |
967型:50-60kW 968型:3MW |
| アンテナ | |
| 直径・寸法 | 4m×1m |
| アンテナ利得 | 968型:30dB[1][2] |
| ビーム幅 |
967型:4.6°×68.6° 968型:2°×30° |
| 走査速度 | 30 rpm |
| 方位角 | 全周無制限 |
概要
967/968型レーダーは、Lバンドのパルス・ドップラー式対空捜索・目標捕捉用レーダーである967型レーダー(Type 967 radar)と、Sバンドの低空警戒・対水上捜索用レーダーである968型レーダー(Type 968 radar)のアンテナを背中合わせにして一体化し、安定化させたものである。967型のアンテナには1010型IFF質問アンテナが組み込まれている。なお、968型は992型を基として修正を加えた改良型である[1][2]。
967型/968型双方のレーダーが収集した情報は、戦術情報処理装置(CAAIS/CACS-1/CACS-5)のフェランティ製FM1600B コンピュータで処理され、標的の脅威度判定と交戦意思決定が行われた上で、910型/911型火器管制レーダーに移管されて、標的を追尾する[1][2]。
本機は、GWS-25 シーウルフミサイルを装備したリアンダー級フリゲートの一部改修艦と22型フリゲートの全艦に装備されたが、改良型のGWS-26垂直発射型シーウルフを装備した23型フリゲートにおいては、より小型な996型レーダーが選定された。また、本機のコンセプトが成功を収めたことから、アメリカ合衆国のMk.91 ミサイル射撃指揮装置(シースパロー IBPDMS)においても、これに範をとってTASが組み込まれた[1]。
参考文献・サイト
- Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. pp. 351-352. ISBN 9781557502681
- Norman Friedman (2006). The Naval Institute Guide to World Naval Weapon Systems. Naval Institute Press. pp. 297. ISBN 9781557502629
関連項目
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