Batted Ball
概要
打球を調べることで、ゴロを打たせる投球や角度をつける、または転がす打撃など公式記録だけではわからない選手の特徴を知ることができる。全ての打球を一つ一つ計測するため膨大なデータ量となり、また一般的に打球データは公式記録として公開されておらず個人で収集するのは難しい。日本ではデータスタジアム社、DELTA社等が計測し一部公開している。
主なデータ
選手のタイプ
DIPSへの応用
前述の通り、ゴロやフライの割合は投手がコントロールできる割合が大きい。そのため、「投手自身でコントロールできる部門」で評価するDIPSの思想と相性が良く、Batted Ballを組み込んだ指標が開発されている。
xFIP
DIPSの指標で最もポピュラーなFIPは投球内容を奪三振、与四死球、被本塁打で評価している。 FIPはBABIP等の不安定な要素を取り除いているが、本塁打=(フライ×HR/FB)を計算式に含んでいるため、投手にコントロールできないHR/FBが計算式に残ってしまう。そこで、HR/FBをリーグ平均に置き換えたxFIPが開発されている[8]。xFIPはHR/FBのシーズン単位の揺らぎを排除して投手を評価することが出来る。2002年-2012年のMLBにおける各年度間の相関係数はFIP0.584に対してxFIP0.699であり、より安定した指標となっている[9]。
- xFIP = (13×フライ×リーグHR/FB + 3×(与四球 - 敬遠 + 与死球) - 2×奪三振)÷投球回+補正値
補正値の計算はFIPの補正値と同様である。 詳細はDIPS (野球)#FIPを参照
tERA(tRA)
詳細はtERA - FanGraphs(英語)や真の防御率 - Baseball LAB Archivesを参照。
tERAは各打球の得点価値やアウトの期待値を元に失点やアウト数を推定し、投手を評価する指標である[10]。
脚注
- “用語集”. Baseball LAB. 2013年12月7日閲覧。
- “GB%, LD%, FB%” (英語). FanGraphs Baseball. 2013年12月7日閲覧。
- “HR/FB”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
- “HR/FB”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
- “GB%, LD%, FB%”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
- “BABIP”. FanGraphs. 2013年8月11日閲覧。
- “GB%, LD%, FB%”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
- “xFIP”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
- “Basic Pitching Metric Correlation 1955-2012, 2002-2012”. FanGraphs. 2013年12月4日閲覧。
- “tERA”. FanGraphs. 2013年7月27日閲覧。
外部リンク
- 選手個人のページやLeader BoardでBatted Ballデータを確認できる。
- コラムで2010年シーズンのNPB版tERAを算出している。
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