ブライアン・アダムス

ブライアン・ガイ・アダムスBryan Guy Adams OC OBC FRPS1959年11月5日 - )は、カナダオンタリオ州キングストン出身のシンガーソングライター[2]

ブライアン・アダムス
OC OBC FRPS
2007年 ドイツハンブルクにて
基本情報
出生名 ブライアン・ガイ・アダムス
生誕
ジャンル ロック[1]
職業
担当楽器
活動期間 1978年 -
レーベル
公式サイト 公式ウェブサイト

写真家としても活動しており、雑誌などでその腕前を披露している。ヴィーガンである[3]。2011年4月に長年アダムスの個人アシスタントを務めるアリシア・グリマルディとの間に長女ミラベラ・バニーが誕生し、一児の父親になった。

経歴

デビューから『レックレス』でのブレイクまで

10代から音楽活動を始め、19歳でA&Mレコードとソングライターとして契約。すぐにシンガーとしても契約を結んだ。

1980年2月、デビュー・アルバム『Bryan Adams』、1981年6月に2作目のアルバム『You want It You Got It』を発表。1983年1月に発表された3作目のアルバム『カッツ・ライク・ア・ナイフ』が全米アルバムチャート8位(全英21位)となり、「フロム・ザ・ハート」が全米チャート10位(全英51位)、「カッツ・ライク・ア・ナイフ」が全米チャート15位(カナダ12位)、「ディス・タイム」が全米チャート24位(カナダ32位、全英41位)と、3作のリカット・シングルがヒットした。

1984年にリリースされた4作目のアルバム『レックレス』が世界でヒットし、年間チャートでもブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』に次ぐ2位を記録した。シングル・カットされた「ヘヴン」が、自身初のシングルチャート(ビルボード)全米ナンバーワンとなった(カナダ11位、全英38位)。その他、「ラン・トゥ・ユー」「サムバディ」「想い出のサマー」「イッツ・オンリー・ラヴ」のリカット・シングルもヒットした。

「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」のヒット

1987年に、5作目のアルバム『イントゥ・ザ・ファイヤー』をリリース。前作ほどではないものの全米7位、全英10位と好調なセールスを記録した。

1989年に、クリント・イーストウッド主演の映画『ピンク・キャデラック』で劇中曲の作詞を担当。これが縁で、イーストウッド演じる主人公がリノに向かう途中に寄るガソリンスタンドの従業員の役でカメオ出演した。

1991年に4年ぶりのアルバムとなる『ウェイキング・アップ・ザ・ネイバーズ』を発売、全米チャート6位、全英では初の1位を獲得し、初めてイギリスでのチャート順位がアメリカを上回り、前作を超えるセールスを記録。先行シングル「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」は、映画『ロビン・フッド』のテーマ曲となり、全米チャート7週連続で1位、年間ランキングのトップとなった。全英では1位を16週連続で獲得してギネスブックに最長連続1位として登録され、スウェーデンオランダで11週連続、カナダでは39週連続で1位を記録したほか、ドイツベルギーオーストリアスイスフィンランドノルウェーデンマークのチャートも制覇した。

1993年ロッド・スチュワートスティングとの3人で「オール・フォー・ラヴ」をリリース。これは、映画『三銃士』のテーマ曲となったことにちなんで、3人で「三銃士」を結成したもので、全米チャート1位(全英2位)となった。同年、ベスト・アルバム『ソー・ファー・ソー・グッド』を発売。全米6位、全英1位。

イギリスでの人気とアメリカでの失速

1996年、5年ぶりとなるアルバム『18 TIL I DIE』をリリース。本作は、全米では以前ほどの大ヒットに至らず最高31位に甘んじたが、全英では1位を獲得した。シングル・カットされた『ドンファン』の主題歌「リアリー・ラヴド・ア・ウーマン」がヒット。

1997年には、MTVの人気番組「MTVアンプラグド」に出演、指揮者マイケル・ケイメンとの初共演で、自身の持ち歌を大胆にリアレンジした意欲作となった。後に、ライヴ・アルバム『MTV アンプラグド』としてリリース。

1998年、アルバム『デイ・ライク・トゥデイ』発表、全英では11位と健闘するものの、全米では103位とこれまでになく低迷し、以後本人もイギリスをマーケットの中心に据えるようになる。リカット・シングル「ウエン・ユア・ゴーン」は、スパイス・ガールズメラニーCとのデュエット曲で、全英チャート3位を記録した。

英米での人気の逆転傾向を顕著に示したのが、1999年発表のベスト・アルバム『ベスト・オブ・ミー/ブライアン・アダムス・ベスト2』で、この作品は欧州と日本では同年に発売され、全英で12位を記録するものの、アメリカでの正式な発売は3年後の2002年であった。これは、本作に合わせたワールド・ツアーのアメリカ・ツアー開始に合わせたものである。

2000年代

2002年にはドリームワークスのアニメ『スピリット』のサウンドトラックを発表。映画の興行的な不振もあってさほどの話題にはならなかったが、本作は彼が初めて手がけたサウンドトラックで全米40位、全英8位を記録した。

2004年には、6年ぶりとなるアルバム『ルーム・サービス』をリリース。これは、長いワールド・ツアー中に制作され、すべての楽曲が世界各国のホテルの室内で録音されているユニークなアルバムである。また、プライベートでも仲が良く、前年に急逝したマイケル・ケイメンへの追悼の意も込められている。全英4位、全欧州で1位を記録している。

デビュー25周年の2005年は、総括的ベスト・アルバム『アンソロジー』(2枚組)をリリース。全米65位、全英30位となっている。

2008年には11作目のアルバム『11』をリリース。全11曲(日本盤は1曲ボーナストラックあり)、欧州11都市でプロモーションツアー11公演、と「11」尽くしの作品となった。カナダ、スイスで1位を獲得。

2010年2月12日、バンクーバーオリンピック開会式にネリー・ファータドとともに登場し、「Bang the Drum」をデュエットした。

2022年2月15日、公式インスタグラムのプロフィールにて、公式YouTubeチャンネルの開始を発表した。2018年10月にアダムスとジム・ヴァランスが作詞作曲したミュージカル『プリティ・ウーマン』のキャスト・レコーディングがリリースされた後、アダムス自身が歌った16曲を自身のYouTubeチャンネルで発表した[4][5][6]

ミュージカル『プリティ・ウーマン』

2009年、1990年の映画『プリティ・ウーマン』のブロードウェイ・ミュージカル版の制作をディズニーに持ちかけた。しかし長年進展せず、7年後再び話を持ちかけるとプロデューサーのポーラ・ワグナーに紹介され、演出家のジェリー・ミッチェルと引き合わされた。アダムスはジム・ヴァランスを誘って2年間かけて作詞作曲を行ない、2018年3月に楽曲は完成した。2018年8月、ブロードウェイで『プリティ・ウーマン』が開幕し、2020年2月13日、ロンドンのウェスト・エンドで開幕した[7]

ディスコグラフィ

カナダの殿堂 "Canada's Walk of Fame"
  • Bryan Adams(1980年)
  • You Want It, You Got It(1981年)
  • Cuts Like a Knife(1983年)
  • レックレス』(1984年)
  • Into the Fire(1987年)
  • Waking Up the Neighbours(1991年)
  • So Far So Good(1993年)
  • 18 til I Die(1996年)
  • On a Day Like Today(1998年)
  • Spirit: Stallion of the Cimarron(2002年)
  • Room Servive(2004年)
  • 11(2008年)
  • Get Up(2015年)
  • ultimate(2017年)
  • Shine A Light(2019年)
  • Pretty Woman - The Musical(2022年)
  • So Happy It Hurts(2022年)
  • Classic(2022年)

日本公演

脚注

出典

  1. Connolly, Amanda (2018年9月18日). Here’s why Canadian rock star Bryan Adams wants politicians to change copyright laws”. Globalnews.ca. Corus Entertainment. 2022年5月22日閲覧。
  2. ブライアン・アダムス”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年5月22日閲覧。
  3. Bryan Adams on Animal Rights and Being Vegan (英語). Peta. 2022年11月16日閲覧。
  4. Stephi Wild (2022年2月18日). VIDEOS: Bryan Adams Sings the Songs of PRETTY WOMAN THE MUSICAL”. broadwayworld.com. 2022年2月18日閲覧。
  5. “"Pretty Woman: The Musical" soundtrack, with songs written by Bryan Adams, coming next month”. ABC NewsRadio. http://abcnewsradioonline.com/music-news/2018/8/9/pretty-woman-the-musical-soundtrack-with-songs-written-by-br.html 2022年2月17日閲覧。
  6. Bryan Adams Pretty Woman - The Musical”. youtube.com. 2022年12月17日閲覧。
  7. Pretty Woman The Musical – Piccadilly Theatre”. Atgtickets.com (2020年2月13日). 2020年3月22日閲覧。

関連項目

外部リンク

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