J.B.シャック

ジャック・バーデット・シャック3世Jack Burdett Shuck III, 1987年6月18日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州ウェスタービル出身の元プロ野球選手外野手)。左投左打。

J.B.シャック
J.B. Shuck
ピッツバーグ・パイレーツ時代
(2019年4月12日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州ウェスタービル
生年月日 (1987-06-18) 1987年6月18日(36歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2008年 MLBドラフト6巡目
初出場 2011年8月5日
最終出場 2019年5月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

同じくメジャーリーガーのマーク・マランソンとは義理の兄弟の関係である[1]

経歴

プロ入りとアストロズ時代

2008年MLBドラフト6巡目(全体182位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級トリシティ・バレーキャッツでプロデビューし、打率.300を記録した。

2009年はA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーした。

2011年8月5日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビューを果たした。

2012年はAAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレーし、メジャーに昇格する事は無かった。オフの11月3日にFAとなった。

エンゼルス時代

ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2013年6月29日)

2012年11月14日にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとマイナー契約を結んだ[2]

2013年7月29日にメジャー初本塁打を放った。シーズン全体では、主に左翼手のレギュラーとして129試合に出場。打率.293、2本塁打、39打点、8盗塁という成績を記録し、アメリカンリーグ新人王投票では5位だった[3]規定打席には届かず、結果的に自身のキャリアでは最高のシーズンとなった。

2014年3月29日にAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属され、開幕を迎えたが、4月9日にジョシュ・ハミルトン故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格。昇格後は左翼として19試合に出場したが、打率.173まで落ち込み、5月3日にAAA級ソルトレイクへ降格[4]。降格後は69試合の出場で、打率.313、2本塁打、38打点、8盗塁と結果を残し、7月26日にメジャーへ再昇格した[5]。再昇格後は出場機会に恵まれず、3試合の出場にとどまり、8月2日に再びAAA級ソルトレイクへ降格。9月2日にDFAとなった[6]。この年エンゼルスでは22試合に出場して打率.167、2本塁打、9打点、2盗塁を記録した。

インディアンス時代

2014年9月5日に金銭トレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した[7]。移籍後は更なる不振を極め、16試合で安打は僅か2本にとどまり(打率.077)、2球団合計では打率.145だった。

ホワイトソックス時代

シカゴ・ホワイトソックス時代
(2015年5月31日)

2014年11月3日にウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[8]

2015年は外野の控えとして79試合に出場した。打率.266、15打点、7盗塁というまずまずの成績を残したほか、守備では外野の全ポジションを守り、無失策と堅実な守備を見せた。

2016年は主に中堅手を守り、81試合に出場。打率.205、4本塁打、14打点、3盗塁(成功率50%)という成績に終わった。また、投手としても1試合で登板して防御率9.00を記録した。11月2日にマイナー契約でAAA級シャーロット・ナイツへ配属された後、7日にFAとなった[9]

ツインズ傘下時代

2016年12月17日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、2017年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]

2017年は傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、123試合に出場して打率.259、4本塁打、37打点、4盗塁の成績を残した。オフの11月3日にFAとなった[9]

マーリンズ時代

2017年11月24日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]

2018年は開幕を傘下のAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスで迎え、4月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。7月5日にDFAとなり[13]、7日にマイナー契約でAAA級ニューオーリンズへ配属された。レギュラーシーズン終了後の10月2日にFAとなった[9]

パイレーツ時代

2019年1月30日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加し[14]、20試合の出場で打率.372・OPS.971などと好調だった。3月28日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りした[15]。5月4日にDFAとなり[16]。8日にマイナー契約で傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスへ配属された。9月30日にFAとなった[9]。マイナーリーグでは投手として14試合(うち先発2試合)に登板して、防御率3.79を記録した。

ナショナルズ傘下時代

2020年2月12日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加し[17]、打者として10試合の出場で打率.133、OPS.356などと結果を残せなかった。投手として2試合に登板して無失点だった。シーズン開幕が延期した5月31日に自由契約となった[9]

プレースタイル

打撃面では、ミートの上手さが持ち味。マイナーリーグでは、2012年までの5シーズン(2013年はマイナー出場なし)毎年で.290以上の打率をマークしており、メジャーでレギュラー定着した2013年も同水準の打率をマークしている。一方でパワーには欠け、マイナー通算本塁打は7本だけである( - 2012年)。

守備面では、俊足だが守備範囲は平均レベル。一方、球際には強い[1]

走塁面では、マイナーリーグではコンスタントに15 - 20盗塁を記録しており、俊足である。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2011 HOU 3792819222102632000111073.272.359.321.680
2013 LAA 12947843760128203216039846727015410.293.331.366.697
2014 22888410141022192010310110.167.195.250.445
CLE 1626262200020000000011.077.077.077.154
'14計 3811411012161022392010310121.145.168.209.377
2015 CWS 791651431538820501575321601162.266.340.350.689
2016 802412242746524671433311201215.205.248.299.547
2018 MIA 70142130102531030422101011221.192.255.231.486
2019 PIT 2757474100101221110801100.213.339.255.595
MLB:7年 46012891172137285391083688625151510873514222.243.296.314.610

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2016 CWS 100000000----41.010000000119.001.00
2019 PIT 100000000----51.010100000000.002.00
MLB:2年 200000000----92.020100000114.501.50

年度別守備成績

投手守備


投手(P)












2016 CWS 10000----
2019 PIT 10000----
MLB 20000----
外野守備


左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)




































2011 HOU 640001.000923110.96016170001.000
2013 LAA 97151720.988-970001.000
2014 21372001.000-260001.000
CLE 450001.000-670001.000
'14計 25422001.000-8130001.000
2015 CWS 10100001.00011261001.00027393001.000
2016 361001.00060122320.984210001.000
2018 MIA 15110001.000814010.93323232001.000
2019 PIT 7110001.000310001.00010120001.000
MLB 1632351020.99291186540.979951125001.000

記録

  • MLB優秀守備選手賞:1回(2013年)

背番号

  • 8(2011年)
  • 39(2013年、2014年途中 - 同年終了)
  • 3(2014年 - 同年途中、2018年)
  • 20(2015年 - 2016年)
  • 17(2019年)

脚注

  1. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、227頁頁。ISBN 978-4-331-51809-0。
  2. Angels sign seven players to Minor League deals
  3. 2013 Awards Voting”. Baseball-Reference.com. 2021年7月18日閲覧。
  4. Alden Gonzalez (2014年5月3日). Cron debuts as Freese injury leads to roster shakeup”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  5. Matthew DeFranks (2014年7月26日). Shuck recalled for OF depth; Salas sent down”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  6. Chris Abshire (2014年9月3日). Large number of callups gives Halos flexibility”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  7. Indians acquire Shuck from Angels”. USA Today (2014年9月5日). 2014年9月10日閲覧。
  8. White Sox claim J.B. Shuck off waivers from Cleveland; reinstate Nate Jones from 60-day disabled list”. MLB.com White Sox Press Release (2014年11月3日). 2015年1月15日閲覧。
  9. MLB公式プロフィール参照。2024年1月7日閲覧。
  10. Twins sign J.B. Shuck to Minor League deal”. MLB.com (2016年12月17日). 2017年1月14日閲覧。
  11. Jeff Todd (2017年11月24日). Minor MLB Transactions: 11/24/17 (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月24日閲覧。
  12. Joe Frisaro (2018年4月14日). Wild night for Marlins makes for memorable win (英語). MLB.com. 2018年4月18日閲覧。
  13. Joe Frisaro (2018年7月5日). Marlins activate Prado among flurry of moves (英語). MLB.com. 2018年7月6日閲覧。
  14. Adam Berry (2019年1月30日). Bucs ink former top prospects to Minors deals (英語). MLB.com. 2019年2月11日閲覧。
  15. Pirates' J.B. Shuck: Makes Opening Day roster (英語). CBS Sports (2019年3月28日). 2019年4月1日閲覧。
  16. Adam Berry (2019年5月4日). Pirates shut down Taillon (elbow) for 4 weeks (英語). MLB.com. 2019年5月5日閲覧。
  17. Steve Adams (2020年2月12日). Nationals Sign JB Shuck, Sam Freeman To Minor League Deals (英語). MLB Trade Rumors. 2020年3月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

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