ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ
ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(英: National Women's Soccer League、略称:NWSL)は、アメリカ合衆国で行われる女子サッカーのプロリーグである。
| ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ National Women's Soccer League | |
|---|---|
| 加盟国 |
|
| 大陸連盟 | 北中米カリブ海サッカー連盟 (北アメリカ) |
| 創立 | 2012年 |
| 参加クラブ | 14 |
| リーグレベル | 第1部 |
| リーグカップ | NWSLチャレンジカップ |
| 最新優勝クラブ | NJ/NY ゴッサムFC (1回目) (2023) |
| 最多優勝クラブ | ポートランド・ソーンズFC (3回) |
| 最新シールドクラブ | サンディエゴ・ウェーブFC (1回目) (2023) |
| 最多得点選手 |
サム・カー (77得点) (2022年10月2日現在) |
| テレビ局 |
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| 公式サイト |
nwslsoccer |
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概要
アメリカ合衆国の女子サッカーにはWUSA(2001年-2003年)、WPS(2009年-2011年)と過去に2つのトップリーグが存在したが、いずれも予算難を理由に短期間で廃止に追い込まれた[1]。NWSLは2012年にWPSの後を継ぐ形で創設され、2013年に8クラブでシーズンが開幕した。
リーグ戦はより多くのサポーターが観戦しやすいように、土曜・日曜・祝日を中心に編成し[2]、試合会場も大学のグラウンドなど中小規模のものを使用。人件費を抑えるためにアメリカ合衆国代表クラスの選手はアメリカ合衆国サッカー連盟が給料を支給しクラブの運営面の負担を減らすといった身の丈に合わせた経営体制を整えている[3]。
年間スケジュールと試合システム
- 2013年
- 大会は年間22試合で、ホーム・アンド・アウェーで全体で2回ずつの14試合(7試合×2)、またこれとは別に本拠地に近い地域との対戦をやはりホーム・アンド・アウェー方式で8試合(4試合×2)の計22試合を行い、リーグ戦終了後の上位4クラブがプレーオフを争う。なおレギュラーリーグ(予選)の1位チームは「NWSLシールド賞」として表彰される。
- 2014年
- 1チームが新規参加し、9クラブで行われる。3回総当たり24試合制で、ホーム&アウェーでの2回総当たり+どちらかのホーム(地域性などを考慮)で1回総当たり。プレーオフは従来と同じ上位4クラブ。
- 2015年
- 9クラブによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が21週間で行われる。シーズン終了時点で上位4クラブがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したクラブが決勝に進出する[4]。
- 2016年
- 10クラブによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が19週間で行われる。ただしFIFAが指定する国際Aマッチデーと、リオデジャネイロオリンピックが開催される8月1日- 25日はブレイク期間とする。シーズン終了時点で上位4クラブがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したクラブが決勝に進出する[5]。
- 2017年
- 10クラブによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる。プレーオフは従来と同じく上位4クラブが進出する[6]。
- 2018年-2019年
- 9クラブによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる(各クラブと3回ずつ対戦)。プレーオフは従来と同じく上位4クラブが進出する。
- 2020年
- 前シーズンと同様に、9クラブによるホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる(各クラブと3回ずつ対戦)予定であったが、3月20日に新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響によりレギュラーシーズンの延期を発表[7]、5月27日にレギュラーシーズンとプレーオフは中止とし、6月27日よりNWSLチャレンジカップを開催することを発表した[8]。
- 8月25日、NWSLはフォール・シリーズの開催を発表した[9]。
- 2021年
- 前年に行われたNWSLチャレンジカップが引き続きレギュラーシーズン開催前の期間(4月9日-5月8日)に行われた。
- レギュラーシーズンは10クラブによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる。シーズン終了時点で上位6クラブがプレーオフに進出し、ファーストラウンドで3位と6位、4位と5位が試合を行い、勝利クラブが準決勝に進出し、それぞれ1位、2位のクラブと試合を行う。
試合中継
参加クラブ
- 2024シーズン
| クラブ名 | 拠点 | 本拠地 | 収容人数 | 創設年 | 参加年 | 監督 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エンジェル・シティーFC | カリフォルニア州ロサンゼルス | BMOスタジアム | 22,000 | 2020 | 2022 | |
| ベイFC | カリフォルニア州サンノゼ | PayPalパーク | 18,000 | 2023 | 2024[11] | |
| シカゴ・レッドスターズ | イリノイ州ブリッジビュー | シートギーク・スタジアム | 20,000 | 2007 | 2013 | |
| ヒューストン・ダッシュ | テキサス州ヒューストン | シェル・エナジー・スタジアム | 7,000 | 2013 | 2014 | |
| カンザスシティ・カレント[13] | カンザス州カンザスシティ | CPKCスタジアム | 11,500 | 2020 | 2021 | |
| NJ/NY ゴッサムFC | ニュージャージー州ハリソン | レッドブル・アリーナ | 25,000 | 2007 | 2013 | |
| ノースカロライナ・カレッジ | ノースカロライナ州ケーリー | ウェイクメッド・サッカー・パーク | 10,000 | 2017 | 2017 | |
| オーランド・プライド | フロリダ州オーランド | エクスプロリア・スタジアム | 25,500 | 2015 | 2016 | |
| ポートランド・ソーンズFC | オレゴン州ポートランド | プロビデンス・パーク | 25,218 | 2012 | 2013 | |
| レーシング・ルイビルFC | ケンタッキー州ルイビル | リン・ファミリー・スタジアム | 11,700 | 2019 | 2021 | |
| サンディエゴ・ウェーブFC[14] | カリフォルニア州サンディエゴ | スナップドラゴン・スタジアム | 32,000 | 2021 | 2022 | |
| シアトル・レインFC | ワシントン州シアトル | ルーメン・フィールド | 10,000 | 2012 | 2013 | |
| ユタ・ロイヤルズ | ユタ州サンディ | アメリカ・ファースト・フィールド | 20,213 | 2017 | 2024[15] | |
| ワシントン・スピリット | ワシントンD.C. | アウディ・フィールド | 20,000 | 2012 | 2013 |
過去に在籍したクラブ
- ボストン・ブレイカーズ — 2013–2017 (2018年1月、シーズン開幕2ヶ月前にクラブの活動停止が発表された[18]。)
- FCカンザス・シティ — 2013–2017 (2017年シーズンを最後に活動停止し、カンザス・シティに在籍していた選手はユタ・ロイヤルズFCに移行した[19][20]。)
- ユタ・ロイヤルズFC — 2018-2020 (2020年12月、クラブは運営を停止し、在籍していた選手はカンザスシティNWSL(現カンザスシティ・カレント)に移行した[21]。2024シーズンからの再参入を発表した[15])
- ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ — 2013–2016 (2017年にオーナー権が譲渡されノースカロライナ・カレッジへチーム名が変更された[22]。)
リーグ活動期間

歴代優勝クラブ
| シーズン | NWSLチャンピオンズ プレーオフ優勝 |
NWSLシールド レギュラーシーズン1位 |
NWSLチャレンジカップ |
|---|---|---|---|
| 2013 | ポートランド・ソーンズFC | ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ | - |
| 2014 | FCカンザス・シティ | シアトル・レインFC | |
| 2015 | FCカンザス・シティ | シアトル・レインFC | |
| 2016 | ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ | ポートランド・ソーンズFC | |
| 2017 | ポートランド・ソーンズFC | ノースカロライナ・カレッジ | |
| 2018 | ノースカロライナ・カレッジ | ノースカロライナ・カレッジ | |
| 2019 | ノースカロライナ・カレッジ | ノースカロライナ・カレッジ | |
| 2020 | 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により中止 | ヒューストン・ダッシュ | |
| 2021 | ワシントン・スピリット | ポートランド・ソーンズFC | ポートランド・ソーンズFC |
| 2022 | ポートランド・ソーンズFC | OLレイン | ノースカロライナ・カレッジ |
| 2023 | NJ/NY ゴッサムFC | サンディエゴ・ウェーブFC | ノースカロライナ・カレッジ |
歴代個人記録
- 2022シーズン終了時
得点
通算 (レギュラーシーズンのみ、太字はリーグ在籍選手)
| 順位 | 選手名 | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | 77 | |
| 2 | 59 | |
| 3 | 57 | |
| 4 | 54 | |
| 5 | 53 | |
| 6 | 47 | |
| 8 | 39 | |
| 10 | 38 |
アシスト
通算 (レギュラーシーズンのみ、太字はリーグ在籍選手)
| 順位 | 選手名 | アシスト |
|---|---|---|
| 1 | 32 | |
| 2 | 28 | |
| 3 | 26 | |
| 4 | 25 | |
| 7 | 24 | |
| 8 | 23 | |
| 10 | 22 | |
NWSLアワード
詳細は「:en:NWSL awards」を参照
最優秀選手
| シーズン | 選手名 | クラブ |
|---|---|---|
| 2013 | FCカンザス・シティ | |
| 2014 | シアトル・レインFC | |
| 2015 | ワシントン・スピリット | |
| 2016 | ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ | |
| 2017 | スカイブルーFC | |
| 2018 | ポートランド・ソーンズFC | |
| 2019 | シカゴ・レッドスターズ | |
| 2020 | (レギュラーシーズン中止) | |
| 2021 | OLレイン | |
| 2022 | ポートランド・ソーンズFC | |
| 2023 | ノースカロライナ・カレッジ | |
ゴールデンブーツ(得点王)
| シーズン | 選手名 | 所属クラブ | 得点 |
|---|---|---|---|
| 2013 | FCカンザス・シティ | 12 | |
| 2014 | シアトル・レインFC | 16 | |
| 2015 | ワシントン・スピリット | 15 | |
| 2016 | ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ | 11 | |
| 2017 | スカイ・ブルーFC | 17 | |
| 2018 | シカゴ・レッドスターズ | 16 | |
| 2019 | シカゴ・レッドスターズ | 18 | |
| 2020 | (レギュラーシーズン中止) | ||
| 2021 | ワシントン・スピリット | 10 | |
| 2022 | サンディエゴ・ウェーブFC | 15 | |
| 2023 | ポートランド・ソーンズFC | 11 | |
所属外国人選手
詳細は「en:List of foreign NWSL players」を参照
出典
- 川澄、洗練された米国リーグで武者修行 再び世界一になるために必要なものSports Navi、2016年3月11日閲覧。
- “NWSLが始動”. 日本女子サッカーリーグ (2013年5月2日). 2016年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
- 第3回 U-23米女子代表シム・マレアナ選手に聞くアメリカ国内リーグの今Sportie.com、2016年3月13日閲覧。
- 2015 Competition Rules and RegulationsNWSL公式、2016年3月12日閲覧。
- NWSL ANNOUNCES FULL 2016 SCHEDULE Archived 2016年2月22日, at the Wayback Machine.NWSL公式、2016年3月12日閲覧。
- Rules & Regulations 2017 Competition Rules & RegulationsNWSL公式サイト、2017年5月16日閲覧。
- “National Women's Soccer League Official Site | NWSL”. www.nwslsoccer.com (2020年3月17日). 2022年1月8日閲覧。
- “NWSL announces 2020 NWSL Challenge Cup presented by P&G and Secret rules and regulations and awards”. www.nwslsoccer.com (2020年6月22日). 2022年1月8日閲覧。
- “NWSL to continue breakout 2020 season with fall series”. www.nwslsoccer.com (2020年8月25日). 2022年1月8日閲覧。
- FAQNWSL公式サイト.2017年5月18日閲覧。
- Linehan, Meg (2023年4月4日). “NWSL awards expansion rights to Bay Area investment group” (英語). The Athletic. 2023年6月2日閲覧。
- “Bay FC Names Albertin Montoya the Club’s First Head Coach” (英語). Bay FC (2023年9月27日). 2023年10月16日閲覧。
- “KC NWSL women’s soccer: new team name is Kansas City Current” (2021年10月31日). 2021年11月1日閲覧。
- “San Diego NWSL Announces Official Club Name”. www.nwslsoccer.com (2011年11月9日). 2021年11月11日閲覧。
- “NWSL Awards Expansion Team Rights to Utah” (英語). rsl (2023年3月12日). 2023年3月12日閲覧。
- “Utah appoint ex-USWNT star Rodriguez as coach” (英語). ESPN.com (2023年4月19日). 2023年10月16日閲覧。
- Editors, Soccer Stadium Digest (2023年9月19日). “NWSL adds Boston expansion team for 2026” (英語). Soccer Stadium Digest. 2023年10月16日閲覧。
- Boston Breakers officially cease operations, NWSL to hold dispersal draftThe Oregonian. 2018.1.29付. 2018年2月17日閲覧。
- NWSL announces that FC Kansas City will cease operationsNWSL公式サイト.2017.11.20付、2017年12月2日閲覧。
- NWSL heads to Rio Tinto: Real Salt Lake enters the league for 2018NWSL公式サイト.2017.11.16付、2017年12月2日閲覧。
- “Kansas City Returns to the NWSL as Expansion Team in 2021” (英語). NWSL公式サイト. NWSL. 2021年3月14日閲覧。
- NORTH CAROLINA FOOTBALL CLUB ENTERS INTO AGREEMENT TO ACQUIRE RIGHTS TO WNY FLASHNWSL公式サイト.2017.1.9付、2017年3月5日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ (@nwsl) - X(旧Twitter)
- ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ (@nwsl) - Instagram
- NWSL (NWSL) - Facebook
- NWSLsoccer - YouTubeチャンネル
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