VOS3
VOS3(ボス・スリー、ボス・サン、Virtual-storage Operating System 3)は、日立製作所が製造・販売しているメインフレーム用オペレーティングシステムのこと。
歴史
VOS3の機能拡張プロダクト
VOS3の機能拡張プロダクト群と主な特徴を以下に挙げる。
VOS3/SP21
VOS3/SP21(VOS3/System Product 21)はVOS3/SP(VOS3/System Product)系のオペレーティングシステムをIBM産業スパイ事件後に新たにコーディングし直したものである。
新たにM-240H、M-260H、M-280Hをサポートする。拡張機能は以下の通り。
VOS3/ES1
VOS3/ES1(VOS3/Extend System product 1)はIBM MVS/XAに対抗しM/EXモードで動作し、31ビットアドレッシングおよび拡張チャネルシステム(ECS)をサポートしたもの。1985年(昭和60年)3月出荷。
新たにM-68X、M-660H、M-640シリーズをサポートする。拡張機能は以下の通り。
- 31ビットアドレッシングサポート
ECSは1986年(昭和60年)1月出荷のバージョンからサポートされた。
- VOS3/ES1 ECSサポート
VOS3/AS
VOS3/AS(VOS3/Advanced System product)はIBM MVS/ESAに対抗しM/ASAモードで動作し、仮想拡張記憶機構を使用し47ビットアドレッシング(16テラバイト)をサポートした。
新たにM-880、M-860シリーズをサポートする。拡張記憶は以下の通り
- ACONARCチャネルサポート
- PRMA(Processor Resource Management Assist) プロセッサ資源分割管理機構支援
VOS3/FS
VOS3/FS(VOS3/Forefront System Product)は、MP5800、MP5600、MP6000シリーズをサポートしたもの。
VOS3/LS
VOS3/LS(VOS3/Leading System Product)はIBM z/OS連携システム。64ビットアドレッシングをサポートする。 新たにAP8000シリーズをサポートする。2002年4月出荷開始。
- 64ビットアドレッシングサポート
VOS3/US
VOS3/US(Virtual-storage Operating System 3/Unific System Product)システムはVOS3/LSの後継となるOSである。2008年2月に発表され、2008年7月に出荷開始。 新しいハードウェアとしてAP8800シリーズに対応した。 BladeSymphonyとの連携に必要な製品が今までは別売製品として出されていたのが「VOS3/US標準パッケージ」として提供されている。