Γ-ジャスモラクトン
γ-ジャスモラクトン(ガンマ-ジャスモラクトン)はラクトンの一種である。ジャスミンの精油の主要な香気成分として1978年に発見され、その後ペパーミント油からも発見された。ジャスミンラクトンがδ-ジャスモラクトンとも呼ばれることがあるため、本物質は先頭にγを付けて区別する必要がある[2]。
| γ-ジャスモラクトン γ-Jasmo lactone | |
|---|---|
7-decen-1,4-lactone | |
別称 7-デセノラクトン γ-3-ヘキセニルブチロラクトン | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 67114-38-9 |
| 特性 | |
| 化学式 | C10H16O2 |
| モル質量 | 168.23 g mol−1 |
| 外観 | 無色の液体 |
| 沸点 |
127-129 °C, 271 K, -73 °F [2](0.53kPa) |
| 水への溶解度 | 不溶 |
| 溶媒への溶解度 | アルコール、油類に可溶[2]。 |
| 関連する物質 | |
| 関連する異性体 | C10H16O2を参照 |
| 関連物質 | ジャスミンラクトン |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
構造
側鎖に二重結合、環内に1個の不斉炭素原子があることから幾何異性体と光学異性体が考えられる。天然に存在するのはcis-(+)(S)-体であるが、(-)(R)-体は50倍ほど香気が強い。工業的にはcis-3-ヘキセノールを原料に作られる[2]。
脚注
- γ-ジャスモラクトン(J-GLOBAL)
- (合成香料編集委員会 2016, pp. 462–463)
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.