おおぐま座運動星団
おおぐま座運動星団[1][2][3](おおぐまざうんどうせいだん、Ursa Major Moving Group)は、地球の最も近くにある運動星団である。主な星は、約80光年の距離にある。明るい星が多く、北斗七星の7つの星のうち、おおぐま座α星とおおぐま座η星を除く5つの星が含まれる。
発見と構成
おおぐま座運動星団は、1869年にリチャード・アンソニー・プロクターが、おおぐま座α星とおおぐま座η星を除く北斗七星を構成する5つの星が、いて座の同じ方向に向かって固有運動をしていることに気づいた。
おおぐま座運動星団のすべての恒星は、銀河系においてほぼ同じ位置にあり、ほぼ同じ方向に、ほぼ同じ速度で動いている。含有する金属の構成もほぼ同じで、ほぼ同じ年齢と考えられている。構成する星の年齢から、おおぐま座運動星団は約5億年前に同じ分子雲で形成され、かつては散開星団であったと考えられている。その後、各恒星は散らばり、18~30光年の範囲に広がっている。地球から最も近くにある星団として知られている。
構成メンバー
出典
- “おおぐま座運動星団”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2018年4月11日). 2019年10月18日閲覧。
- ロバート・バーナム Jr. 著、斉田博 訳『星百科大事典』(改訂版)地人書館、1988年1月、386頁。ISBN 978-4805202661。
- 渡部潤一 (2006年3月25日). “北斗七星”. DSPACE/コラム:星空の散歩道. 三菱電機. 2015年8月13日閲覧。
- King, Jeremy R. et al. (2003). “Stellar Kinematic Groups. II. A Reexamination of the Membership, Activity, and Age of the Ursa Major Group”. The Astronomical Journal 125 (4): 1980-2017. Bibcode: 2003AJ....125.1980K. doi:10.1086/368241. ISSN 00046256.
関連項目
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