みやじま (掃海艇・2代)

みやじま(ローマ字:JS Miyajima, MSC-690)は、海上自衛隊の掃海艇。すがしま型掃海艇の10番艇。艇名は宮島に由来する。はつしま型掃海艇「みやじま」に次いで日本の艦艇としては2代目である。

みやじま
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場(現:USC京浜事業所鶴見工場)
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇(中型掃海艇)
級名 すがしま型
母港 呉
所属 掃海隊群第3掃海隊
艦歴
発注 2001年
起工 2002年5月28日
進水 2003年10月10日
就役 2005年2月9日
要目
排水量 基準 510トン
満載 590トン
長さ 54.0m
幅 9.4m
深さ 4.2m
吃水 3.0m
機関 CODOE方式
主機 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル × 2基
電動機 × 2基
出力 1,800PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 14ノット
乗員 45人
兵装 JM61-M 20mm多銃身機銃 × 1門
搭載艇 4.9m型複合作業艇 × 1隻
ジェミニ・ディンギー処分艇 × 1隻
C4ISTAR NAUTIS-M 情報処理装置
レーダー OPS-39-Y 対水上捜索用
ソナー TYPE-2093 可変深度式
その他 PAP-104 Mk.5機雷処分具 × 2機
53式普通掃海具(O型)改6

本記事は、本艇の艦暦について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはすがしま型掃海艇を参照されたい。

艦歴

「みやじま」は、平成13年度計画掃海艇390号艇として、USC京浜事業所鶴見工場で2002年5月28日に起工され、2003年10月10日に進水、2005年2月9日に就役し、掃海隊群第1掃海隊(呉)に編入された。

2009年10月29日午後11時56分頃、伊予市豊田港沖の伊予灘で錨泊中、伊予市上灘漁協所属の底引き網漁船長栄丸(4.99T)に衝突された。本艇は艇首を損傷した。

2011年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の災害派遣に参加。発災時にはシンガポールで実施予定の合同訓練に参加するため沖縄の勝連に停泊中で、緊急出港して被災地に向かった。3月30日午前9時50分、艦載艇で津の宮地区に缶詰284個、乾電池444個、消毒薬20個を輸送した。午後1時40分、艦載艇で波伝谷地区に灯油72リットル、缶詰432個、乾電池70個、その他日用品を輸送した。

同年7月14日から7月26日、平成23年度機雷戦訓練及び掃海特別訓練に参加。

2014年6月20日から6月29日、硫黄島周辺海域で平成26年度実機雷処分訓練に参加。

同年11月20日から11月30日、日向灘掃海特別訓練に参加。

2015年2月1日から2月10日、伊勢湾で平成26年度機雷戦訓練に参加。

同年7月18日から7月30日、陸奥湾で平成27年度機雷戦訓練及び掃海特別訓練に参加。

2016年7月1日、掃海隊群の改編により、同日付で新編された第3掃海隊(呉)に編成替え。

同年11月20日から11月30日、日向灘でアメリカ海軍との機雷戦訓練及び掃海特別訓練に参加。

2018年7月18日から7月30日、陸奥湾にて機雷戦訓練及び日米印共同掃海特別訓練を実施する[1]。

2023年11月29日、屋久島沖米軍オスプレイ墜落事故に伴い自主派遣。墜落から約2時間55分後の17時33分に呉を出港[2]。翌11月30日の19時45分に現着[3]し、以後、同じく自主派遣された艦艇や自衛隊部隊、海上保安庁などと共に12月4日まで捜索救難活動に従事。機体の一部などを発見揚収するなどした[4]。

脚注

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)
  • 『世界の艦船 増刊 東日本大震災 海上自衛隊災害派遣の記録』 (海人社、2011年)

関連項目

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