アカデミー長編アニメ映画賞

アカデミー長編アニメ賞(アカデミーちょうへんアニメしょう、Academy Award for Best Animated Feature)は、アカデミー賞の部門の一つで、その年アメリカで上映されたもっとも優れた長編アニメーション映画に与えられる。2001年から始まった。

アカデミー賞長編アニメ賞
Academy Award for Best Animated Feature
国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主催映画芸術科学アカデミー
最新受賞者『君たちはどう生きるか』(2023年)
公式サイトhttps://www.oscars.org

ノミネート条件

長編アニメ賞については、通常のアカデミー賞のノミネート条件に加え、

  • 上映時間が最低40分間以上であること(第82回以前は70分以上[1])
  • 主要キャラクターがアニメーションで描かれていること
  • 上映時間の75%以上をアニメーションが占めること

の3条件を満たすことが要件とされている[2]。

そのため、『LEGO ムービー』のように高い評価を受けながら実写パートが多かったため、ノミネートに至らなかった作品も存在する。

2013年度(第86回)からのルール変更で、選考作品はノミネートされる受賞対象者を最大2名指定して、その内の1人は必ずプロデューサーとし、残るもう1人は従来通り、監督もしくは主要クリエイターが候補となる。共同監督などで、候補になる監督やクリエイターが2名いる場合は、プロデューサーが3人目の受賞対象となる[3]。

ノミネート作品の選出

2017年4月に発表されたルール改正で長編アニメも作品賞と同様、ノミネート作品を決める段階から全てのアカデミー会員が投票で選べるようになった。

それまでノミネート作品は、短編映画&長編アニメ部門に属するアカデミー会員が中心になって選び、全てのアカデミー会員が投票に参加するのは受賞作のみだった。[4][注 1]。

受賞とノミネート一覧

2000年代

年 作品名 製作会社 受賞者・ノミネート者
2001年
(第74回)
シュレックドリームワークス・アニメーション、パシフィック・データ・イメージズアーロン・ワーナー
ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!ニコロデオン・ムービーズ、Oエンターテインメント、DNAプロダクションズスティーヴ・オーデカーク、ジョン・A・デイヴィス
モンスターズ・インクウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオピート・ドクター、ジョン・ラセター
2002年
(第75回)
千と千尋の神隠し[注 2]スタジオジブリ宮崎駿
アイス・エイジブルースカイ・スタジオ、20世紀フォックス・アニメーションクリス・ウェッジ
リロ・アンド・スティッチウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションクリス・サンダース
スピリットドリームワークス・アニメーションジェフリー・カッツェンバーグ
トレジャー・プラネットウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションロン・クレメンツ
2003年
(第76回)
ファインディング・ニモウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオアンドリュー・スタントン
ブラザー・ベアウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションアーロン・ブライズ、ロバート・ウォーカー
ベルヴィル・ランデブーレ・ザルマトゥール、チャンピオン、ヴィヴィ・フィルム、フランス3・シネマ、RGPフランス、BBCブリストル、BBCワールドワイドシルヴァン・ショメ
2004年
(第77回)
Mr.インクレディブルウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオブラッド・バード
シャーク・テイルドリームワークス・アニメーションビル・ダマスキ
シュレック2ドリームワークス・アニメーション、パシフィック・データ・イメージズアンドリュー・アダムソン
2005年
(第78回)
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!アードマン・アニメーションズ、ドリームワークス・アニメーションニック・パーク、スティーヴ・ボックス
ティム・バートンのコープスブライドティム・バートン・プロダクションズ、ライカ、パタレックスII・プロダクションズマイク・ジョンソン、ティム・バートン
ハウルの動く城スタジオジブリ宮崎駿
2006年
(第79回)
ハッピー フィートヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、アニマル・ロジック、ケネディ・ミラー・プロダクションズ、キングダム・フィーチャー・プロダクションズ ジョージ・ミラー
カーズウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオジョン・ラセター
モンスター・ハウスコロンビア ピクチャーズ、レラティビティ・メディア、イメージムーバーズ、アンブリン・エンターテインメントギル・キーナン
2007年
(第80回)
レミーのおいしいレストランウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオブラッド・バード
ペルセポリスセルロイド・ドリームズ、フランス国立映画映像センター、フランス3・シネマ、ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー、イル=ド=フランス地域圏マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー
サーフズ・アップソニー・ピクチャーズ・アニメーション、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスアッシュ・ブラノン、クリス・バック
2008年
(第81回)
ウォーリーウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオアンドリュー・スタントン
ボルトウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオクリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード
カンフー・パンダドリームワークス・アニメーションジョン・スティーブンソン、マーク・オズボーン
2009年
(第82回)
カールじいさんの空飛ぶ家ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオピート・ドクター
コララインとボタンの魔女 3Dライカ、パンデモニウム・フィルムズヘンリー・セリック
ファンタスティック Mr.FOXインディアン・ペイントブラシ、リージェンシー・エンタープライズ、アメリカン・エピリカル・ピクチャーズウェス・アンダーソン
プリンセスと魔法のキスウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
ブレンダンとケルズの秘密レ・ザルマトゥール、ヴィヴィ・フィルム、カートゥーン・サルーン、フランス3・シネマトム・ムーア

2010年代

年 作品名 製作会社 受賞者・ノミネート者
2010年
(第83回)
トイ・ストーリー3ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオリー・アンクリッチ
ヒックとドラゴンドリームワークス・アニメーションクリス・サンダース、ディーン・デュボア
イリュージョニストパテ、ジャンゴ・フィルムズ、アライド・フィルムメイカーズシルヴァン・ショメ
2011年
(第84回)
ランゴニコロデオン・ムービーズ、ブラインド・ウィンク・プロダクションズ、GKフィルムズゴア・ヴァービンスキー
パリ猫ディノの夜デジット・アニマ、フォルマージュ、フランス3・シネマ、エマージュ・アニメーション・スタジオアラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
チコとリタフェルナンド・トルエバ・プロダクションズ・シネマトグラフィカズ、エスタジオ・マリスカル、マジック・ライト・ピクチャーズフェルナンド・トルエバ、ハビエル・マリスカル
カンフー・パンダ2ドリームワークス・アニメーションジェニファー・ユー・ネルソン
長ぐつをはいたネコドリームワークス・アニメーションクリス・ミラー
2012年
(第85回)
メリダとおそろしの森ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオマーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
フランケンウィニーウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ティム・バートン・プロダクションズティム・バートン
パラノーマン ブライス・ホローの謎ライカサム・フェル、クリス・バトラー
ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツアードマン・アニメーションズ、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションピーター・ロード
シュガー・ラッシュウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオリッチ・ムーア
2013年
(第86回)[6]
アナと雪の女王ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオクリス・バック、ジェニファー・リー、ピーター・デル・ヴェッチョ
クルードさんちのはじめての冒険ドリームワークス・アニメーションクリス・サンダース、カーク・デミッコ、クリスティン・ベルソン
怪盗グルーのミニオン危機一発イルミネーション・エンターテインメントクリス・ルノー、ピエール・コフィン、クリス・メレダンドリ
くまのアーネストおじさんとセレスティーヌラ・パルティ・プロダクションズ、レ・ザルマトゥール、メルシーヌ・プロダクションズバンジャマン・レネール、ディディエ・ブリュネール
風立ちぬスタジオジブリ宮崎駿、鈴木敏夫
2014年
(第87回)[7]
ベイマックスウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオドン・ホール、クリス・ウィリアムズ、ロイ・コンリ
ボックストロールライカアンソニー・スタッチ、グラハム・アナベル、トラヴィス・ナイト
ヒックとドラゴン2ドリームワークス・アニメーションディーン・デュボア、ボニー・アーノルド
ソング・オブ・ザ・シー 海のうたカートゥーン・サルーン、メルシーヌ・プロダクションズ、ビッグ・ファーム、スーパー・プロダクションズ、ノエルム・スタジオトム・ムーア、ポール・ヤング
かぐや姫の物語スタジオジブリ高畑勲、西村義明
2015年
(第88回)[8]
インサイド・ヘッドウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオピート・ドクター、ジョナス・リヴェラ
アノマリサ[注 3]パラマウント・アニメーション、スターバーンズ・インダストリーズチャーリー・カウフマン、デューク・ジョンソン、ローザ・トラン
父を探してフィルム・デ・パペルアレ・アブレウ
映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜アードマン・アニメーションズマーク・バトン、リチャード・スターザック
思い出のマーニースタジオジブリ米林宏昌、西村義明
2016年
(第89回)[9]
ズートピアウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオバイロン・ハワード、リッチ・ムーア、クラーク・スペンサー
KUBO/クボ 二本の弦の秘密ライカトラヴィス・ナイト、アリアン・サットナー
モアナと伝説の海ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオジョン・マスカー、ロン・クレメンツ、オスナット・シューラー
ぼくの名前はズッキーニリタ・プロダクションズ、ブルー・スピリット・プロダクションズ、ゲベカ・フィルムズ、KNMクロード・バラス、マックス・カーリ
レッドタートル ある島の物語スタジオジブリ、ワイルドバンチ、プリマ・リネア・プロダクションズ、ホワイ・ノット・プロダクションズ、アルテ・フランス・シネマ、CN4プロダクションズ、ベルヴィジョンマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット、鈴木敏夫
2017年
(第90回)[10]
リメンバー・ミーウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオリー・アンクリッチ、ダーラ・K・アンダーソン
ボス・ベイビードリームワークス・アニメーショントム・マクグラス、ラムジー・アン・ナイトー
生きのびるためにカートゥーン・サルーン、エアークラフト・ピクチャーズ、グルー・スタジオ、ジョリー・パス、メルシーヌ・プロダクションズノラ・トゥーミー、アンソニー・レオ
フェルディナンドブルースカイ・スタジオ、20世紀フォックス・アニメーション、デイヴィス・エンターテイメントカルロス・サルダーニャ、ロリ・フォルテ
ゴッホ 最期の手紙ブレイクスルー・プロダクションズ、トレードマーク・フィルムズドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン、イヴァン・マクタガード
2018年
(第91回)
スパイダーマン:スパイダーバースコロンビア ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ・アニメーション、マーベル・エンターテインメント、アラッド・プロダクションズ、ロード・ミラー・プロダクションズ、パスカル・ピクチャーズボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー
インクレディブル・ファミリーウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオブラッド・バード、ジョン・ウォーカー、ニコル・パラディス・グリンドル
犬ヶ島スタジオ・バーベルスベルクインディアン・ペイントブラシ、アメリカン・エピリカル・ピクチャーズウェス・アンダーソン、スコット・ルーディン、スティーヴン・M・レイルズ、ジェレミー・ドーソン
未来のミライスタジオ地図細田守、齋藤優一郎
シュガー・ラッシュ:オンラインウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオリッチ・ムーア、フィル・ジョンストン、クラーク・スペンサー
2019年
(第92回)
トイ・ストーリー4ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオジョシュ・クーリー、マーク・ニールセン、ジョナス・リヴェラ
ヒックとドラゴン 聖地への冒険ドリームワークス・アニメーションディーン・デュボア、ブラッド・ルイス、ジボニー・アーノルド
失くした体シーラム・アニメーションジェレミー・クラパン、マルク・デュ・ポンタヴィス
クロースネットフリックス・アニメーション、セルジオ・パブロス・アニメーション・スタジオ、アトレスメディア・シネセルジオ・パブロス、ジンコ・ゴトー、マリサ・ロマン
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒ライカクリス・バトラー、アリアン・サットナー、トラヴィス・ナイト

2020年代

年 作品名 製作会社 受賞者・ノミネート者
2020年
(第93回)
ソウルフル・ワールドウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオピート・ドクター、ダナ・カーレイ
2分の1の魔法ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオダン・スカンロン、コリ・レイ
フェイフェイと月の冒険ネットフリックス・アニメーション、パール・スタジオ、電通インターナショナル、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス、グレン・キーン・プロダクションズグレン・キーン、ジェニー・リム、ペイリン・チョウ
映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!アードマン・アニメーションズ、クリエイティブ・ヨーロッパ・メディア、アントン・キャピタル・エンターテインメントリチャード・フェラン、ウィル・ベッチャー、ポール・キューリー
ウルフウォーカーカートゥーン・サルーン、メルシーヌトム・ムーア、ロス・スチュワート、ポール・ヤング、ステファン・ローランツ
2021年
(第94回)
ミラベルと魔法だらけの家ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオジャレド・ブッシュ、バイロン・ハワード、イヴェット・メリノ、クラーク・スペンサー
FLEE フリーヴァイス・スタジオ、リズ・アーメッド・フィルムズ、RYOTフィルムズ、ファイナル・カット・フォー・リール、サン・クリエイチャー・スタジオ、アルテ、デンマーク映画協会、スウェーデン映画協会、SVT、ノルウェー映画協会、クリエイティブ・ヨーロッパ、ムービースター・プラス、フランス国立映画映像センター、フリット・オルド財団ジョナス・ポエール・ラスムーセン、モニカ・ヘルストレーム、シーネ・ビュレ・ソーレンセン、シャルロット・ドゥ・ラ・グルネリ
あの夏のルカウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオエンリコ・カサローサ、アンドレア・ワーレン
ミッチェル家とマシンの反乱コロンビア ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ・アニメーション、ロード・ミラー・プロダクションズ、ワン・クール・フィルムズマイク・リアンダ、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、カート・アルブレヒト
ラーヤと龍の王国ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ、オスナット・シューラー、ピーター・デル・ヴェッチョ
2022年
(第95回)
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ[11]ネットフリックス・アニメーション、ダブル・デア・ユー!、シャドウマシーン、ジム・ヘンソン・カンパニー、タレール・デル・チューチョギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン、ゲイリー・アンガー、アレクサンダー・バルクリー
マルセル 靴をはいた小さな貝シネリーチ、ユー・ウォント・アイ・ショッドLLC.、ヒューマン・ウーマンInc.、サンビームTV&フィルムズ、チヨド・ブラザーズ・プロダクションズディーン・フライシャー・キャンプ、エリザベス・ホルム、アンドリュー・ゴールドマン、キャロライン・カプラン、ポール・メゼイ
長ぐつをはいたネコと9つの命ドリームワークス・アニメーションジョエル・クローフォード、マーク・スウィフト
ジェイコブと海の怪物ネットフリックス・アニメーションクリス・ウィリアムズ、ジェド・シュランガー
私ときどきレッサーパンダウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオドミー・シー、リンジー・コリンズ
2023年
(第96回)
君たちはどう生きるかスタジオジブリ 宮崎駿、鈴木敏夫
マイ・エレメントウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオピーター・ソーン、デニス・リーム
ニモーナアンナプルナ・ピクチャーズニック・ブルーノ、トロイ・クイーン、カレン・ライアン、ジュリー・ザッカリー
ロボット・ドリームズアルカディア・モーション・ピクチャーズ、ヌードルズ・プロダクション、レ・フィルム・デュ・ウォルソ、RTVE、ムービースター・プラスパブロ・ベルヘル、イボン・コルメンツァーナ、イグナシ・エスタペ、サンドラ・タピア・ディアス
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースコロンビア ピクチャーズ、マーベル・エンターテインメント、ソニー・ピクチャーズ・アニメーション、パスカル・ピクチャーズ、ロード・ミラー・プロダクションズ、アラッド・プロダクションズケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル

日本からの出品とその結果

2018年に『未来のミライ』がノミネートされるまでは、本選まで進んだ日本作品はいずれもスタジオジブリの作品のみであった。作品がノミネートするためには米国での劇場公開が前提とされるが、ノミネートを急ぐあまり米国内で十分な興行を得ることのないまま出品されるケースも多く(2006年『パプリカ』、2008年『スカイ・クロラ』など)、その手法は一部で疑問視されている[12]。

以下に日本からの出品作品(共同制作、合作含む)を記す。なお、2017年(第90回)までは他部門同様ショートリストが作成されていたが、2018年以降は応募要件を満たした作品全てをリストにして発表し、そこから一気にノミネーションまで絞る方法がとられている[13]。

2017年までは特記ない限りショートリスト入り(ノミネート落ち)、2018年以降は応募受理リスト入り(ノミネート落ち)。

ショートリスト(2000年代)

年 作品名 制作会社 監督
2001年
(第74回)
ファイナルファンタジー スクウェア・ピクチャーズ 坂口博信
2002年
(第75回)
千と千尋の神隠し 受賞[注 2] スタジオジブリ 宮崎駿
2003年
(第76回)
東京ゴッドファーザーズ マッドハウス 今敏
劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス OLM 湯山邦彦
千年女優 マッドハウス 今敏
2004年
(第77回)
イノセンス Production I.G 押井守
2005年
(第78回)
スチームボーイ サンライズ 大友克洋
ハウルの動く城 本選ノミネート スタジオジブリ 宮崎駿
2006年
(第79回)
パプリカ マッドハウス 今敏
2007年
(第80回)
鉄コン筋クリート STUDIO 4℃ マイケル・アリアス
2008年
(第81回)
ストレンヂア 無皇刃譚 ボンズ 安藤真裕
スカイ・クロラ The Sky Crawlers Production I.G、ポリゴン・ピクチュアズ 押井守
2009年
(第82回)
崖の上のポニョ スタジオジブリ 宮崎駿

ショートリスト(2010年代)

年 作品名 制作会社 監督
2010年
(第83回)
サマーウォーズ マッドハウス 細田守
2011年
(第84回)
(日本作品なし)
2012年
(第85回)
コクリコ坂から スタジオジブリ 宮崎吾朗
神秘の法 幸福の科学出版 今掛勇
2013年
(第86回)
ももへの手紙 Production I.G 沖浦啓之
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 シャフト 新房昭之、宮本幸裕
風立ちぬ 本選ノミネート スタジオジブリ 宮崎駿
2014年
(第87回)
かぐや姫の物語 本選ノミネート スタジオジブリ 高畑勲
ジョバンニの島 Production I.G 西久保瑞穂
2015年
(第88回)
思い出のマーニー 本選ノミネート スタジオジブリ 米林宏昌
バケモノの子 スタジオ地図 細田守
UFO学園の秘密 HS PICTURES STUDIO 今掛勇
2016年
(第89回)
KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV ヴィジュアルワークス 野末武志
百日紅 〜Miss HOKUSAI〜 Production I.G 原恵一
レッドタートル ある島の物語 本選ノミネート スタジオジブリ、ワイルドバンチ マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
君の名は。 コミックス・ウェーブ・フィルム 新海誠
2017年
(第90回)
この世界の片隅に MAPPA 片渕須直
メアリと魔女の花 スタジオポノック 米林宏昌
ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜 シグナル・エムディ 神山健治
映画 聲の形 京都アニメーション 山田尚子
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- A-1 Pictures 伊藤智彦

出品(2010年代)

年 作品名 制作会社 監督
2018年
(第91回)
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? シャフト 新房昭之、武内宣之
宇宙の法—黎明編— HS PICTURES STUDIO 今掛勇
リズと青い鳥 京都アニメーション 山田尚子
夜明け告げるルーのうた サイエンスSARU 湯浅政明
ムタフカズ -MUTAFUKAZ- STUDIO 4℃ ギョーム・“RUN”・ルナール、西見祥示郎
さよならの朝に約束の花をかざろう P.A.WORKS 岡田麿里
未来のミライ 本選ノミネート スタジオ地図 細田守
夜は短し歩けよ乙女 サイエンスSARU 湯浅政明
2019年
(第92回)
海獣の子供 STUDIO 4℃ 渡辺歩
若おかみは小学生! DLE、マッドハウス 高坂希太郎
プロメア TRIGGER 今石洋之
天気の子 コミックス・ウェーブ・フィルム 新海誠

出品(2020年代)

年 作品名 制作会社 監督
2020年
(第93回)
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ufotable 外崎春雄
ルパン三世 THE FIRST トムス・エンタテインメント、マーザ・アニメーションプラネット 山崎貴
音楽 岩井澤健治
アーヤと魔女 スタジオジブリ 宮崎吾朗
きみと、波にのれたら サイエンスSARU 湯浅政明
泣きたい私は猫をかぶる スタジオコロリド 佐藤順一、柴山智隆
2021年
(第94回)
竜とそばかすの姫 スタジオ地図 細田守
漁港の肉子ちゃん STUDIO 4℃ 渡辺歩
ジョゼと虎と魚たち ボンズ タムラコータロー
宇宙の法-エローヒム編- HS PICTURES STUDIO 今掛勇
映画大好きポンポさん CLAP 平尾隆之
えんとつ町のプペル STUDIO 4℃ 廣田裕介
2022年
(第95回)
雨を告げる漂流団地 スタジオコロリド 石田祐康
グッバイ、ドン・グリーズ! マッドハウス いしづかあつこ
犬王 サイエンスSARU 湯浅政明
2023年
(第96回)
BLUE GIANT NUT 立川譲
君たちはどう生きるか 受賞 スタジオジブリ 宮﨑駿
THE FIRST SLAM DUNK 東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ 井上雄彦
かがみの孤城 A-1 Pictures 原恵一
すずめの戸締まり コミックス・ウェーブ・フィルム 新海誠

なお、本賞設立以前にアカデミー外国語映画賞に日本のアニメーション作品が出品されたことがあるが、いずれもノミネートには至らなかった。第67回に出品された『平成狸合戦ぽんぽこ』(高畑勲)と、第70回に出品された『もののけ姫』(宮崎駿)である。第92回には本部門と重複する形で『天気の子』(新海誠)が出品されている。詳細はアカデミー外国語映画賞日本代表作品の一覧を参照。

記録

複数回受賞・ノミネート者

複数回受賞・ノミネートしたスタジオ

制作会社 受賞回数 ノミネート回数 ノミネート作品
(太字は受賞作品)
ピクサー・アニメーション・スタジオ 11 18 『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』、『カーズ』、『レミーのおいしいレストラン』、『WALL-E/ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』、『メリダとおそろしの森』、『インサイド・ヘッド』、『リメンバー・ミー』、『インクレディブル・ファミリー』、『トイ・ストーリー4』、『2分の1の魔法』、『ソウルフル・ワールド』、『あの夏のルカ』、『私ときどきレッサーパンダ』、『マイ・エレメント』
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ 4 13 『リロ・アンド・スティッチ』、『トレジャー・プラネット』、『ブラザー・ベア』、『ボルト』、『プリンセスと魔法のキス』、『シュガー・ラッシュ』、『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『ズートピア』、『モアナと伝説の海』、『シュガー・ラッシュ:オンライン』、『ラーヤと龍の王国』、『ミラベルと魔法だらけの家』
ドリームワークス・アニメーション 2 14 『シュレック』、『スピリット』、『シュレック2』、『シャーク・テイル』、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』[注 4]、『カンフー・パンダ』、『ヒックとドラゴン』、『カンフー・パンダ2』、『長ぐつをはいたネコ』、『クルードさんちのはじめての冒険』、『ヒックとドラゴン2』、『ボス・ベイビー』、『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』、『長ぐつをはいたネコと9つの命』
スタジオジブリ 7 『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』、『思い出のマーニー』、『レッドタートル ある島の物語』、『君たちはどう生きるか』
ネットフリックス・アニメーション 1 5 『クロース』、『フェイフェイと月の冒険』、『ミッチェル家とマシンの反乱』[注 5]、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』、『ジェイコブと海の怪物』
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション 『サーフズ・アップ』、『ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ』[注 6]、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『ミッチェル家とマシンの反乱』[注 5]、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
アードマン・アニメーションズ 4 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』[注 4]、『ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ』[注 6]、『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』、『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
ニコロデオン・ムービーズ 2 『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』、『ランゴ』
ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、アニマル・ロジック 1 『ハッピーフィート』
ライカ 0 6 『ティム・バートンのコープスブライド』[注 7]、『コララインとボタンの魔女』、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』、『ボックストロール』、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』
カートゥーン・サルーン 4 『ブレンダンとケルズの秘密』[注 8]、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』、『生きのびるために』、『ウルフウォーカー』
レ・ザルマトゥール 3 『ベルヴィル・ランデブー』、『ブレンダンとケルズの秘密』[注 8]、『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』
ブルースカイ・スタジオ 2 『アイス・エイジ』、『フェルディナンド』
ティム・バートン・プロダクションズ 『ティム・バートンのコープスブライド』[注 7]、『フランケンウィニー』
アメリカン・エピリカル・ピクチャーズ 『ファンタスティック Mr.FOX』、『犬ヶ島』

その他

脚注

注釈

  1. アニメーション業界人がノミネート作品を選出する従来のルールに比べ、全アカデミー会員がノミネート作品選出の段階より参加する新ルールにより、アニメーションのことをよく知らない映画業界人にもよく知られている大規模公開の大手スタジオ作品に票が集まる一方で、(日本など海外勢作品も扱う)小規模・独立系の配給作品はノミネートの段階で落とされ、不利になったという見方もされている[5]
  2. 外部リンクに映像
  3. 史上唯一ノミネートされたR指定アニメ作品。
  4. ドリームワークス・アニメーションとアードマン・アニメーションズとの共同制作。
  5. ネットフリックス・アニメーションとソニー・ピクチャーズ・アニメーションとの共同制作。
  6. ソニー・ピクチャーズ・アニメーションとアードマン・アニメーションズとの共同制作。
  7. ライカとティム・バートン・プロダクションズとの共同制作。
  8. カートゥーン・サルーンとレ・ザルマトゥールとの共同制作。

出典

  1. “来年のアカデミー賞、時代の波に乗って特撮を5部門に増設!劇場用アニメも間口が広がる”. シネマトゥデイ (2010年7月15日). 2010年8月8日閲覧。
  2. 80th annual Academy Awards of merit・RULE SEVEN 'SPECIAL RULES FOR THE BEST ANIMATED FEATURE FILM AWARD'
  3. “OSCARS: Animated Feature Rule Change” (英語). Deadline.com (ペンスキー・メディア). (2013年5月20日). https://deadline.com/2013/05/oscars-academy-announces-feature-film-rule-change-504493/ 2024年2月5日閲覧。
  4. “アカデミー賞アニメ部門のルール変更!日本アニメは不利に?”. シネマトゥデイ. (2017年4月10日). https://www.cinematoday.jp/news/N0090884 2018年1月27日閲覧。
  5. “「アカデミー賞長編アニメ、5年ぶり日本勢ノミネートなし…ルール変更の逆風直撃か」”. シネマトゥデイ. (2018年1月23日). https://www.cinematoday.jp/news/N0097796 2018年2月13日閲覧。
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  9. “Animated Feature Film - Oscar Nominees 2017”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2017年1月25日閲覧。
  10. “Animated Feature Film - Oscar Nominees 2018”. 90th Academy Awards. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2018年2月25日閲覧。
  11. “【第95回アカデミー賞】「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」が長編アニメ賞”. 映画.com (2023年3月13日). 2023年3月13日閲覧。
  12. 「スカイ・クロラ」「ストレンヂア」米アカデミー賞ノミネート候補に(2008年11月11日)、アニメ!アニメ!。
  13. 第93回アカデミー賞のノミネーション候補は?国際長編映画部門など9部問のショートリストが発表 - MOVIE WALKER PRESS

外部リンク

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