アメーバ経営
概要
企業の人員を特定の項目ごとに6~7人の小集団(アメーバ)に分類する。アメーバごとに「時間当たり採算=(売り上げ-経費)÷労働時間」を算出し、アメーバごとに時間当たり採算の最大化を図る。時間当たり採算の目標値を月次、年次で策定。目標値に到達させるための汎用性のある方法として挙げられている「労働時間短縮」やアメーバごとに適用させた「売り上げ増加策」を実行に移して目標達成を目指す[2]。
利点
- メンバーの数が少なく、成果が数字にすぐに表れるので、当事者意識を引き出しやすい
- 計数管理能力を備えたリーダーを育成しやすい
- アメーバの採算評価指標が統一されているため、アメーバ間の競争を引き出しやすい
欠点
- アメーバが自らの採算にこだわりすぎると、会社全体よりアメーバだけの利益を追求してしまう
- 国家レベルで云うと、「国益」よりも「省益」という「セクショナリズム」に陥りやすい
- 「時間当たり採算」の計算には意外と手間がかかる。特に経費を公正に計算しなければ、適正な採算評価ができない
採用企業
京セラやKDDI、日本航空以外でも、稲盛和夫を信奉するベンチャー経営者を擁する企業での導入が目立つ。京セラ子会社の京セラコミュニケーションシステムが、企業向けにアメーバ経営導入コンサルティングを行っている。
脚注・出典
- 「年商2倍の成長支えたアメーバ経営手法の改善で利益率を向上」『日経情報ストラテジー』2007年7月26日、152頁。
- 武藤, 泰明『持株会社経営の実際』日本経済新聞出版社、2007年10月1日、日経文庫頁。ISBN 978-4-532-11159-5。
- カプコンの「新」アメーバ経営、ゲーム業界でヒット連発の秘密 - 東洋経済 2009年7月30日
参考文献
- 『アメーバ経営 ひとりひとりの社員が主役』日本経済新聞社、2006年、ISBN 978-4532312954。
外部リンク
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