ウィルソン・ベテミー

ウィルソン・ベテミー(Wilson Betemit, 1981年11月2日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元プロ野球選手(内野手)。右投両打。

ウィルソン・ベテミー
Wilson Betemit
ボルチモア・オリオールズ時代
(2012年4月24日)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 (1981-11-02) 1981年11月2日(42歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 三塁手
プロ入り 1996年
初出場 2001年9月18日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
プレミア12 2015年

姓の発音はBay-tah-meeであり最後の“t”を発音しないため、日本語表記は「ベテミー」が原音に忠実であるが[1]、「ベテミット」と表記されることも多い[2]。生年月日は資料によっては1980年7月28日となっているものもあれば、1981年11月2日となっているものもある[2]。

経歴

ブレーブス時代

1996年7月28日にアトランタ・ブレーブスと契約。

2001年9月18日にメジャーデビュー。

ドジャース時代

2006年7月28日ロサンゼルス・ドジャースへトレードで移籍した。移籍後は、先発出場した試合に14連勝した。結局、ドジャースでは打率.241と低調だったものの、55試合の出場で9本塁打を放った。そして、シーズントータルでも18本塁打を放ち、持ち前のパワーを存分に発揮。しかし、その一方で両打ちながら対左腕の打率は1割台と苦しんだ。また、プレーオフでは3試合(先発は2試合)に出場し、出塁率6割とテーブルセッター役として活躍した。

ヤンキース時代

2007年7月31日にスコット・プロクターとのトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍。ヤンキース移籍後は、主に一塁手として二塁手・三塁手・遊撃手・左翼手もこなしながら37試合に出場。ちなみに、一塁手と左翼手として守備に就くのは、メジャー昇格後初であった。移籍後も打率.227・4本塁打・24打点と低調だったものの、8月半ばのミゲル・カイロの解雇、9月初頭のアンディ・フィリップスの右手首骨折など、内野の控えが不足したこともあり、チーム唯一の内野のユーティリティープレイヤーとして存在感を示した。

ホワイトソックス時代

シカゴ・ホワイトソックス時代
(2009年3月1日)

2008年11月13日に、ニック・スウィッシャー、カネコア・テシェイラとのトレードで、ジョニー・ヌニェス、ジェフ・マルケスと共に、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。[3]

2009年10月5日にFAとなった。

ロイヤルズ時代

カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2010年5月25日)

2010年はカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結ぶ。メジャーでは両リーグの三塁手中ワーストのDRS-13と守備ではふるわなかったが、打撃では3年ぶりの2桁本塁打と自己ベストのOPS.889を記録。

タイガース時代

デトロイト・タイガース時代
(2011年8月12日)

2011年7月20日に出場機会を求め、アントニオ・クルーズ、フリオ・ロドリゲスとのトレードでデトロイト・タイガースに移籍。シーズンオフの10月30日にFAとなる。

オリオールズ時代

2012年1月23日、ボルチモア・オリオールズと2年契約(3年目はオプション)で合意[4]。

2013年は右膝靭帯の故障により故障者リスト入りし、8月27日に復帰。9月16日にDFAとなり、9月24日に放出された。

レイズ傘下時代

2014年2月6日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[5]。

2015年2月2日に禁止薬物の使用でMLB機構から50試合の出場停止処分を受けた。11月には第1回WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場。

キャトルメン時代

2016年4月12日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約。5月10日に放出された。

引退後

2019年シーズンからドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズの打撃コーチに就任した。

選手としての特徴

ポジションは主に三塁手で、他に遊撃手、二塁手、一塁手、左翼手、右翼手としてのプレー経験がある。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2001 ATL 8531000000100020030.000.400.000.400
2004 22524728000830101400160.170.231.170.401
2005 115274246367512441072013422240555.305.359.435.794
2006 8821919930561609992921101930574.281.344.497.841
LAD 551931741942709762410021730457.241.306.437.743
'06計 143412373499823018175533112366010211.263.326.469.795
2007 8419215622368010742600033201491.231.359.474.833
NYY 379284111940435240020600331.226.278.417.695
'07計 1212842403355120141095000233801822.229.333.454.787
2008 871981892450130681250111601567.265.289.429.718
2009 CWS 205045295001430000500132.200.280.311.591
2010 KC 843152763682200131414300023621743.297.378.511.889
2011 5722620329571513832731032060586.281.341.409.750
DET 401331201135735631910021100471.292.346.525.871
'11計 973593234092224814646410531601057.285.343.452.795
2012 BAL 10237634141891901214440010331011038.261.322.422.744
2013 610100000000000000031.000.000.000.000
MLB:11年 805233520932645581268759252839881921118461246.267.332.442.774

年度別守備成績

年
度
球
団
一塁(1B)二塁(2B)三塁(3B)遊撃(SS)左翼(LF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2001 ATL ---10000------
2004 --726021.00011123035.933--
2005 -113001.00063269466.952252440110.985--
2006 -102620071.0003084039.941182033510.914--
LAD --49248349.964---
'06計 -102620071.0007932123718.957182033510.914--
2007 -110011.00053206046.952201001.000-10000----
NYY 14674091.000237011.0001411423.88289912.947110001.000-
'07計 14674091.000347021.00067217469.9411091012.950110001.00010000----
2008 3619113123.99534812.9232142134.893141019051.000--
2009 CWS 741716.980-60440.500---
2010 KC 533011.97121410.83353307589.929-230001.000-
2011 3232001.000122011.00047249956.961---
DET --40254966.925---
'11計 3232001.000122011.00087491481112.947---
2012 BAL 151236110.992-7541115139.923-58010.889-
2013 110001.000-----
MLB 8147932449.992203844212.9764582056605869.93779751321032.954812010.92310000----

記録

MiLB

背番号

  • 30(2001年)
  • 24(2004年 - 2006年途中、2011年 - 同年途中、2012年 - 2013年)
  • 10(2006年 - 2007年途中)
  • 14(2007年途中 - 2008年)
  • 15(2009年)
  • 46(2010年)
  • 20(2011年途中 - 同年終了)

脚注

  1. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、68頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
  2. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』廣済堂出版、2011年、177頁頁。ISBN 978-4-331-51518-1。
  3. Yankees acquire 1B/OF Nick Swisher and Kanekoa Texeira from the Chicago White Sox in exchange for INF Wilson Betemit and two Minor League pitchers
  4. Polishuk, Mark(2012-01-23). Orioles Agree To Terms With Wilson Betemit. MLBTradeRumors.com(英語). 2012年1月24日閲覧
  5. Bill Chastain (2014年1月31日). “Rays agree to Minor League deal with Betemit”. MLB.com. 2014年2月1日閲覧。

関連項目

外部リンク

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