エチレンイミン
エチレンイミン (ethyleneimine) とは含窒素有機化合物の一種で、炭素2個と窒素1個からなる三員環構造を持つ脂肪族アミン。エチレンイミンの構造を持つ一連の化合物群をアジリジン、アジリジン類と呼ぶが、その母化合物にあたる。アジリジンはエチレンイミンのIUPAC系統名でもある。アンモニア臭を示す無色の液体。
製造
エタノールアミンと硫酸から硫酸エステルを作り、塩基と作用させて分子内環化生成物であるエチレンイミンを得る[1]。
- H2NCH2CH2OH + H2SO4 → H2NCH2CH2OSO3H → ethyleneimine
反応
三員環の立体的ひずみのために反応性は高い。求核剤を作用させると容易に開環し、アミノエチル化した生成物を与える。
- Nu + ethyleneimine → Nu-CH2CH2NH2 (Nu は求核剤)
参考文献
- 園田、亀岡『有機工業化学』第2版、1993年、化学同人
- 岩波理化学辞典「エチレンイミン」
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