エフサン・ハジサフィ

エフサン・ハジサフィ(ペルシア語: احسان حاج‌صفی‎、1990年2月25日 - )は、イランのサッカー選手。イラン代表。ポジションはMFもしくはDF。ユーティリティープレーヤーであり、左のミッドフィールダー、ウィンガーから守備的ミッドフィールダー、左サイドバックまでを熟す事の出来る選手である[1][2]。

エフサン・ハジサフィ
イラン代表でのハジサフィ(2018年)
名前
本名 エフサン・ハジサフィ
ラテン文字 Ehsan Hajsafi
ペルシア語 احسان حاجصفی‎
基本情報
国籍 イランの旗 イラン
生年月日 (1990-02-25) 1990年2月25日(34歳)
出身地 カーシャーン
身長 176cm
体重 74kg
選手情報
在籍チーム ギリシャの旗 AEKアテネFC
ポジション MF(LMF)/DF(LB)
背番号 26
ユース
2000-2006 イランの旗 ゾブ・アハン
2006 イランの旗 セパハン
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2006-2015 イランの旗 セパハン 204 (28)
2011-2012 →イランの旗 トラークトゥール(loan) 45 (9)
2015-2016 ドイツの旗 FSVフランクフルト 27 (2)
2016-2017 イランの旗 セパハン 29 (6)
2017 ギリシャの旗 パニオニオス 14 (1)
2018 ギリシャの旗 オリンピアコス 6 (1)
2018-2021 イランの旗 トラークトゥール・サーズィーFC 69 (7)
2021 イランの旗 セパハン 13 (1)
2021- ギリシャの旗 AEKアテネ 5 (0)
代表歴2
2005-2006  イラン U-17 6 (2)
2007-2008  イラン U-20 8 (2)
2007-2011  イラン U-23 12 (1)
2008-  イラン 133 (7)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年10月3日現在。
2. 2023年10月18日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

2009年にはGoal.comのアジア最優秀若手選手に選出された[3]。

クラブ歴

2000年から2006年にかけてゾブ・アハン・エスファハーンFCの下部組織に在籍、2006年にフーラッド・モバラケ・セパハンFCに加入した。同年にルカ・ボナチッチ監督に見出されトップチームに昇格[4]。トップチームに昇格した翌年にはAFCチャンピオンズリーグ2007で準優勝を果たし、優勝を果たした浦和レッドダイヤモンズがFIFAクラブワールドカップ2007の開催国であったため、同大会に出場する事が出来た。2006-07シーズンには得点が無かったものの、翌2007-08シーズンには6得点をあげた。2007-08シーズンの最終戦となったペルセポリスFC戦でも得点を挙げてタイトル獲得に貢献したかに思われたが、その後決勝弾を浴びて優勝は果たせなかった。2008-09シーズン以降もミッドフィールダーとして活躍し、2009-10シーズンには左サイドバックのポジションでも起用された。このシーズンに優勝を果たしたセパハンは彼と2年間の契約を延長した[5]。

2011年6月には1年半の契約でトラークトゥール・サーズィーFCにレンタル移籍し、アミル・ガレノイー監督に再開した[6]。トラークトゥールはこのシーズンを歴代最高の2位で終えた。2012年12月に契約が終了しセパハンに復帰した。

セパハンに復帰した時にはズラトコ・クラニチャール監督が指揮を執っていた。シーズン後には2年の契約を延長し、2014年8月には契約が満了し、フットボールリーグ・チャンピオンシップに所属するフラムFCが彼と契約する間近まで行ったものの、労働許可証の問題から移籍は実現しなかった[7]。

2015年8月30日には、2. ブンデスリーガのFSVフランクフルトと2年契約を結んだ[8]。9月13日のアイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦で途中出場しドイツデビュー[9]。一週間後の20日のMSVデュースブルク戦では左サイドバックとして出場し1-0の勝利に貢献した[10]。その後、ハジサフィはセットプレーのキッカーになった。2016年3月2日のMSVデュースブルク戦で初得点し3-3の引分に試合を持ち込んだ[11]。3月13日には45mほどを走ってSCフライブルクから得点を奪った[12]。しかし、クラブは3. リーガに降格、それによって彼の契約は解除され、自由契約となった。

2016-17シーズンよりセパハンに復帰した。

2017年8月10日、ギリシャのパニオニオスFCに移籍した。

2018年9月2日、トラークトゥール・サーズィーFCに3年契約で復帰した。

2021年8月3日、AEKアテネFCに移籍した。

代表歴

2014年5月26日、アンゴラ代表戦で主将を務めるハジサフィ

U-17代表でAFCユース選手権2006に出場した。その後、U-20代表、U-23代表を経験した。

2008年5月25日のザンビア代表との親善試合でA代表初出場。このアザディ・スタジアムでの一戦では2アシストを決め、3-2の勝利に大きく貢献した。その後6月2日の2010 FIFAワールドカップ・アジア3次予選のアラブ首長国連邦代表戦にも出場した。アウェーでのもう一戦にも途中出場し、イランの勝利の一助となった。代表初得点となったのは西アジアサッカー選手権2008のカタール代表戦で、この試合でイランはカタールを6-1で破った。その後、AFCアジアカップ2011予選、AFCアジアカップ2011にも出場したが、韓国代表に敗れてベスト16で姿を消した。2014年3月には57キャップ目となったクウェート代表戦で初めて主将となった。

6月1日にはカルロス・ケイロス監督から2014 FIFAワールドカップのメンバーに選出された[13]。初戦のナイジェリア代表戦ではフル出場し0-0の引分に終わった。次戦のアルゼンチン代表戦では88分間プレーしたものの彼が交替して退いた後にリオネル・メッシに決勝弾を浴びて敗北した。その後のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦にも63分間出場したものの、イランはグループステージ敗退となった。

2014年12月30日にはAFCアジアカップ2015のメンバーに選出された[14]。2015年1月11日に行われたバーレーン代表戦との開幕戦で開幕弾を打ちこんだ。

個人成績

2016年11月16日現在[15]

クラブ

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点 出場得点
イラン リーグ戦 オープン杯 期間通算
2006-07セパハン28プロ801090
2007-0832631357
2008-0929612308
2009-1032510335
2010-1128230312
2011-12トラークトゥール2832510335
2012-1316230192
セパハン2816230192
2013-1429210302
2014-1525210262
2015-16530053
ドイツ リーグ戦 DFBポカール 期間通算
2015-16FSVフランクフルト32.ブンデス26210272
イラン リーグ戦 オープン杯 期間通算
2016-17セパハン28プロ721082
通算イランプロ 2563916327242
ドイツ2.ブンデス 26210272
総通算 2824117329944

アシスト数

シーズンクラブアシスト
2007-08セパハン6
2008-094
2009-1013
2010-113
2011-12トラークトゥール11
2012-133
セパハン1
2013-146
2014-152
2015-162
2016-171

代表

イラン代表
年出場得点
200891
2009101
2010100
2011110
2012110
201350
2014101
2015101
201662
201780
2018110
201990
202020
202140
計1166

代表での得点一覧[16]

#日附場所対戦相手得点結果大会
1.2008年8月11日イランの旗 テヘラン・タクティー・スタジアム カタール4–16–1西アジアサッカー選手権2008
2.2009年12月28日カタールの旗 ドーハ・カタールSCスタジアム カタール2–22–3第9回カタール国際親善トーナメント
3.2014年6月8日ブラジルの旗 サンパウロ・CTホアキム・グラーヴァ トリニダード・トバゴ1–02–0親善試合
4.2015年1月11日オーストラリアの旗 メルボルン・メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム バーレーン1–02–0AFCアジアカップ2015
5.2016年3月24日イランの旗 テヘラン・アザディ・スタジアム インド1–04–02018 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
6.3–0

タイトル

クラブ

セパハン
準優勝: 2007-08
準優勝: 2007
トラークトゥール・ザーズィー
  • アラビアン・ガルフ・プロリーグ:
準優勝: 2011-12
  • ハズフィー・カップ: 2019-20

代表

個人

  • イランサッカー協会最優秀若手選手賞: 2007-08
  • フットボール・イラン・ニュース&イベンツ最優秀若手選手賞: 2007-08
  • AFCアジアカップ2015マン・オブ・ザ・マッチ: グループCイラン対バーレーン戦

参考文献

外部リンク

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