カターニア=フォンターナロッサ空港

カターニア=フォンターナロッサ空港(カターニア=フォンターナロッサくうこう、英:Catania–Fontanarossa Airport、伊:Aeroporto di Catania-Fontanarossa)は、イタリア共和国シチリア島内で2番目に大きい都市であるカターニア県カターニアに位置する国際空港である。カターニア出身の作曲家の名を取りヴィンチェンツォ・ベッリーニ空港 (英:Vincenzo Bellini Airport、伊:Aeroporto Vincenzo Bellini) とも呼ばれる。

 カターニア=フォンターナロッサ空港
 Aeroporto di Catania-Fontanarossa
Catania–Fontanarossa Airport
IATA: CTA - ICAO: LICC
概要
国・地域 イタリアの旗 イタリア
所在地 カターニア県カターニア
種類 公共
運営者 SAC
標高 12 m (39 ft)
座標 北緯37度28分00秒 東経15度03分50秒
公式サイト aeroporto.catania.it
地図
CTA/LICCの位置(イタリア内)
CTA/LICC
CTA/LICC
滑走路
方向 長さ (m) 表面
08/26 2,560m アスファルト
統計(2018年)
旅客数 9,933,318人 増加 +8.9%
発着回数 73,494回 増加 +7.8%
ソース:航空路誌および欧州航空航法安全機構[1]
Assaeroportiの統計[2]
リスト
空港の一覧

カターニア=フォンターナロッサ空港はシチリア島内で最も利用客の多い空港であり、2018年には9,933,318人が利用しイタリア国内でも5番目に利用客の多い空港となっている[2]。アリタリア-イタリア航空やルフトハンザドイツ航空、KLMオランダ航空などの大手航空会社がローマ、ミュンヘン、アムステルダム、ベルリンなどのヨーロッパの主要都市への路線を運航する一方、イージージェットやライアンエアーなどの格安航空会社はレジャー地への路線を運航している。中でもカターニア/フォンターナロッサ - ローマ/フィウミチーノ線は2016年の旅客数が1,998,352人に達し、イタリア発着路線で1番、ヨーロッパ内発着路線では4番目に旅客数の多い路線となっている[3]。

歴史

初期史

カターニア空港の歴史は1924年まで遡る。その後第二次世界大戦中はハスキー作戦の最中に連合国が空港を占拠しアメリカ陸軍航空軍の基地として使用されるようになった。第12空軍は空港を戦闘飛行場として使用し、1943年8月27日から11月19日まではB-25 ミッチェルを運用していた第340爆撃隊が配置された。更に1943年9月29日から1944年6月29日までは第51空母航空団が空港を使用しており、その後いくつかの輸送隊が空港を使用した後に空港は民間当局に引き渡された[4]。

1940年代後半までには空港のスペースが著しく不足していることが明らかになり移転が必要であると考えられ、1950年に以前より大きく設備の改良された新しいカターニア空港が開港した。

2000年以降

2018年、急速な利用客の増加に対処するため、新しいターミナルが2つ(Bターミナル、Cターミナル)建設された。Cターミナルはもっぱらイージージェットによって使用されている。

就航路線

カターニア=フォンターナロッサ空港のエプロン。奥に見えるのはエトナ火山
航空会社就航地
ギリシャの旗 エーゲ航空 (AEE) 季節運航:アテネ
アイルランドの旗 エアリンガス (EIN) 季節運航:ダブリン
モロッコの旗 エア・アラビア・モロッコ (MAC) カサブランカ
フランスの旗 エールフランス (AFR) パリ/シャルル・ド・ゴール
マルタの旗 マルタ航空 (AMC) ロンドン/サウスエンド、マルタ、ウィーン
ラトビアの旗 エア・バルティック (BTI) 季節運航:リガ
イタリアの旗 アリタリア-イタリア航空 (AZA) ボローニャ、ミラノ/リナーテ、ローマ/フィウミチーノ、ヴェネツィア
季節運航:モスクワ/シェレメーチエヴォ、サンクトペテルブルク、トリノ、ヴェローナ
オーストリアの旗 オーストリア航空 (AUA) 季節運航:ウィーン
セルビアの旗 アバイオレット (ASL) 季節運航・チャーター便:ベオグラード[5]
ルーマニアの旗 ブルー・エア (BMS) ブカレスト、トリノ
季節運航:バカウ
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズ (BAW) 季節運航:ロンドン/ガトウィック
ベルギーの旗 ブリュッセル航空 (BEL) 季節運航:ブリュッセル
ドイツの旗 コンドル航空 (CFG) 季節運航:デュッセルドルフ
オランダの旗 コレンドン・オランダ航空 (CND) 季節運航:マーストリヒト/アーヘン
デンマークの旗 ダニッシュ・エア・トランスポート (DTR) ランペドゥーザ
季節運航:オルビア、パンテッレリーア
イギリスの旗 イージージェット (EZY) ベルリン/テーゲル、ブリストル、ロンドン/ガトウィック、ロンドン/ルートン、マンチェスター、ミラノ/マルペンサ、ナポリ、パリ/シャルル・ド・ゴール、ヴェネツィア
季節運航:アムステルダム、ベルリン/シェーネフェルト、ボルドー、リヨン、ナント、ニース、トゥールーズ
スイスの旗 イージージェット・スイス (EZS) バーゼル/ミュールーズ、ジュネーヴ
スイスの旗 エーデルワイス航空 (EDW) 季節運航:チューリッヒ
ドイツの旗 ユーロウイングス (EWG) デュッセルドルフ
季節運航:ケルン/ボン、ハンブルク、ハノーファー、ミュンヘン、シュトゥットガルト
フィンランドの旗 フィンエアー (FIN) 季節運航:ヘルシンキ
アラブ首長国連邦の旗 フライドバイ (FDB) ドバイ国際
スイスの旗 ヘルヴェティック・エアウェイズ (OAW) 季節運航:ベルン
スペインの旗 イベリア航空 (IBE) 季節運航:マドリード
オランダの旗 KLMオランダ航空 (KLM) アムステルダム
ポーランドの旗 LOTポーランド航空 (LOT) 季節運航・チャーター便:カトヴィツェ[6]
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 (DLH) フランクフルト、ミュンヘン
ルクセンブルクの旗 ルクスエア (LGL) 季節運航:ルクセンブルク
イタリアの旗 ネオス (NOS) 季節運航:ベルガモ、ミラノ/マルペンサ、テネリフェ/スール、ヴェローナ
ノルウェーの旗 ノルウェー・エアシャトル (NAX) 季節運航:コペンハーゲン、ロンドン/ガトウィック、マドリード、オスロ/ガーデモエン、ストックホルム/アーランダ
ロシアの旗 ポベーダ航空 (PBD) モスクワ/ヴヌーコヴォ
アイルランドの旗 ライアンエアー (RYR) アテネ、ベルガモ、ベルリン/シェーネフェルト、ボローニャ、ブリュッセル (2019年10月27日運航開始[7])、アイントホーフェン、フランクフルト[8]、カトヴィツェ (2019年11月1日運航開始[9])、クラクフ、マドリード、マルタ、マラケシュ、ミラノ/マルペンサ、ペルージャ、ピサ、ローマ/フィウミチーノ、セビリア、トレヴィーゾ、トリエステ、トリノ
季節運航:カリャリ[10]、マルセイユ
ロシアの旗 S7航空 (SBI) モスクワ/ドモジェドヴォ
スカンジナビア航空 (SAS) 季節運航:コペンハーゲン、ストックホルム/アーランダ
ウクライナの旗 スカイアップ航空 (SQP) 季節運航:キエフ/ボルィースピリ
チェコの旗 スマートウィングズ (TVS) 季節運航:プラハ
スロバキアの旗 スマートウィングズ・スロバキア (TVQ) 季節運航:ブラチスラヴァ
スイスの旗 スイス インターナショナル エアラインズ (SWR) 季節運航:ジュネーヴ、チューリッヒ
オランダの旗 トランサヴィア (TRA) 季節運航:アムステルダム
フランスの旗 トランサヴィア・フランス (TVF) ナント
季節運航:リヨン、パリ/オルリー
イギリスの旗 TUIエアウェイズ (TOM) 季節運航:バーミンガム、ブリストル、ロンドン/ガトウィック、マンチェスター
ベルギーの旗 TUIフライ・ベルギー (JAF) 季節運航:ブリュッセル
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズ (THY) イスタンブール
ロシアの旗 ウラル航空 (SVR) 季節運航:エカテリンブルク
スペインの旗 ボロテア (VOE) アンコナ、バーリ、ジェノヴァ、ナポリ、ペスカーラ、ヴェネツィア、ヴェローナ
季節運航:カリャリ、 トゥールーズ
スペインの旗 ブエリング航空 (VLG) バルセロナ、フィレンツェ、ローマ/フィウミチーノ
季節運航:バレンシア
ハンガリーの旗 ウィズエアー (WZZ) ブカレスト、ブダペスト、ヤシ、カトヴィツェ、クラクフ、ロンドン/ルートン (2019年9月17日運航開始[11])、ウィーン、ワルシャワ/ショパン
季節運航:ソフィア

拠点空港・焦点空港としている航空会社

旅客便3社が拠点空港としている。

アクセス

車

空港はカターニアとパレルモ、シチリア中心部を結ぶアウトストラーダ A19号線およびシラクサ南部へ向かう欧州自動車道路E45号線付近に位置している。

バス

空港からはカターニア市内中心部やカターニア中央駅へのシャトルバスやその他シチリア島内別地域への定期路線バスに乗車することができる[12]。

関連項目

脚注

  1. “EAD Basic - Error Page”. www.ead.eurocontrol.int. 2018年12月27日閲覧。
  2. Associazione Italiana Gestori Aeroportuali
  3. Eurostat>Transport>Data>Database Search the "avia_par_fr", "avia_par_no" etc datasets (accessed Oct 2017)
  4. Maurer Maurer, ed (1983). Air Force Combat Units of World War II. Maxwell AFB, Alabama: Office of Air Force History. ISBN 0-89201-092-4
  5. http://www.aviolet.rs/Data/Files/Aviolet_charter_schedule_2019_en.pdf
  6. “LOT will make charter flights for Katowice from Rainbow Tours”. 2019年7月24日閲覧。
  7. https://www.aviation24.be/airlines/ryanair/ryanair-launches-7-new-routes-from-belgium-in-winter-2019-2020/
  8. “Ryanair Stellt Winterflugplan 2017/2018 Für Frankfurt Am Main Vor - Ryanair's Corporate Website”. 2018年12月27日閲覧。
  9. “Ryanair in Katowice opens the base at the airport in Pyrzowice and 11 new directions to European cities”. dziennikzachodni.pl (2019年3月15日). 2019年7月24日閲覧。
  10. Ryanair expands Cagliari service in S17 Routesonline. 1 December 2016.
  11. “Welcome to the world of opportunity! - Wizz Air”. wizzair.com. 2018年12月27日閲覧。
  12. Catania Airport Bus Transfers

外部リンク

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