カンタン郡
カンタン郡(カンタンぐん)はタイ南部・トラン県の郡(アムプー)である。
| カンタン郡 | |
|---|---|
![]() カンタン郡の位置 | |
| 情報 | |
| タイ語名 | อำเภอกันตัง |
| 県 | トラン県 |
| 地理番号 | 9202 |
| 郵便番号 | 92110 |
| 統計 | |
| 面積 | 612.7 km2 |
| 人口 | 83,013 人 (2005年) |
| 人口密度 | 135.5 人/km2 |
| 行政 | |
名称
カンタンとはマレー語の kantan に由来する言葉で、ショウガ科のゲットウ (Alphinia speciosa) のことである。日本語には同じマレー語由来でカンタンと称する植物 (Phaeomeria speciosa) があるがこれはタイ語で ต้นกะลา となるため郡名とは関係ない[1]。
歴史
古くはトランの中心地域であり、現在のタムボン・クワンターニーに小さな港があった。アユタヤ王朝時代から港として知られており、16世紀前半の冒険家トメ・ピレスはその著書『東方諸国記』において「ペグー側でマラカに向かう途中にあるシアンの諸港」のなかにテラン (Terrãm) があると述べている[2]。
1893年、時の国主プラヤー・ラッサダー大規模な船の航行が可能なタムボン・カンタンにトラン中心を移すが、頻繁に洪水を起こすため1916年、時のモントン・プーケットの省長プラヤー・ウィチッタウォンウッティクライ(モムラーチャウォン=スタット・スッティスタット)はトランの中心部を現在のトランに移動し、旧トランはカンタンとなった。しかしながら市の支柱であるラックムアンは現在でもタムボン・クワンターニーにある。
地理
郡はトラン川の形成した平地にあり、トラン川の河口がある。市の西側にはまた南東には山がある。西の海岸にはヨンリン・ビーチと呼ばれるビーチがありその北にはハート・チャオマイ国立公園がある。海上にはタリボン島、ムック島、クラダーン島がある。
国鉄トラン支線の最終地である。また国道403号線が北に延びており、トラン方面とつながっている。
経済
コメ、果樹園などの農業のほか、牧畜が盛んである。漁業なども盛ん。また、郡内には工場もあり工場労働者もいる。
行政区分
郡は14のタムボンに分かれ、さらにその下位に83の村がある。自治体(テーサバーン)が一つあり以下のようになっている。
- テーサバーンムアン・カンタン・・・タムボン・カンタン全体
また、郡内には13のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
|
![]() |

