サラズム
サラズム (ラテン文字: Sarazm, タジク語: Саразм) はタジキスタン北西部の古代都市である。サラズムはソグド州のパンジャケント地区に位置する[1]。
サラズム Саразм | |
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都市 | |
![]() サラズム タジキスタン国内の位置 | |
| 北緯39度31分 東経67度34分 | |
| 国 |
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| 州 | ソグド州 |
| 地区 | パンジャケント地区 |
| 等時帯 | UTC+5 (タジキスタン標準時) |
サラズムの原始都市はソグド州とウズベキスタンとの国境付近、ザラフシャン渓谷内に位置する街ドゥルマンの付近に位置する。
概要
サラズムの位置はザラフシャン渓谷の初期のステップの存在を示している。約5000年前、サラズムは中央アジアにおける金属製品生産の中心地となり、周辺地域に輸出を行っていた[2]。インド・イラン語派の民族が侵入した紀元前2000年頃に都市としての役割を終えたと考えられている[3]。
その後、サラズムは付近にあるトルコ石の産出地から集積を行う鉱山地域として復活したと考えられている[4]。紀元前1500年以前に建設されたサラズムは周辺地域の農業、銅生産の中心地として重要な役割を果たしていた[4]。
サラズムは1976年、地元の農家アシュラリ・タイロノフが考古遺跡の付近から突き出ている銅の短剣を見つけたことで発見された[5]。アブドゥロ・イサコフ (Abdullo Isakov) により発掘調査が行われ、フランスの考古学者による調査隊が1977年に調査を行った。
世界遺産
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![]() | |||
| 英名 | Proto-urban Site of Sarazm | ||
| 仏名 | Sarazm | ||
| 面積 | 16 ha (緩衝地域 142 ha) | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 文化区分 | 遺跡 | ||
| 登録基準 | (2), (3) | ||
| 登録年 | 2010年 | ||
| 公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
| 使用方法・表示 | |||
2010年7月、サラズムの原始都市は「紀元前4000年~3000年の中央アジアにおける、集落発展の証拠となる考古遺跡」として世界遺産のリスト入りを果たした[6]。これはタジキスタン初の世界遺産となった。
脚注
- “List of Jamoats”. UN Coordination, Tajikistan. 2013年4月19日閲覧。
- Elena E. Kuz'mina. “The Origin of the Indo-Iranians”. googlebooks. 2013年4月19日閲覧。
- DAVID W. ANTHONY. “THE HORSE THE WHEEL AND LANGUAGE - How Bronze-age Riders from the eurasian steppes shaped the modern world”. googlebooks. 2013年4月19日閲覧。
- Anthony, D.W. (2008) p 419
- Central Asian river | PRI's The World
- http://whc.unesco.org/en/list/1141/
- 世界遺産アカデミー監修 (2012)『すべてがわかる世界遺産大事典・上』マイナビ
- 日本ユネスコ協会連盟監修 (2013)『世界遺産年報2013』朝日新聞出版
- 古田陽久・古田真美監修『世界遺産データ・ブック2015年版』シンクタンクせとうち、p.72
外部リンク
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