スコット郡 (テネシー州)

スコット郡(英: Scott County)は、アメリカ合衆国テネシー州の北部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は22,228人であり、2000年の21,127人から5.2%増加した[1]。郡庁所在地はハンツビル町(人口1,248人[2])であり、同郡で人口最大の町はオナイダ町(人口3,752人[3])である。スコット郡は1849年にアンダーソン郡、キャンベル郡、フェントレス郡、モーガン郡のそれぞれ一部を合わせて設立された。郡名はウィンフィールド・スコット将軍に因んで名付けられた[4]。南北戦争中にアメリカ連合国から脱退し、「スコット自由独立州」を結成したことで知られている。

テネシー州スコット郡
ハンツビル町にあるスコット郡庁舎
スコット郡の位置を示したテネシー州の地図
郡のテネシー州内の位置
テネシー州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1849年
郡庁所在地 ハンツビル
最大の都市 オナイダ
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,381 km2 (533 mi2)
1,378 km2 (532 mi2)
3 km2 (1 mi2), .21%
人口
 - (2000年)
 - 密度

22,228人
15人/km2 (40人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4

歴史

スコット郡は、1849年にアンダーソン郡、キャンベル郡、フェントレス郡、モーガン郡のそれぞれ一部を合わせて設立された。郡名は米墨戦争の英雄であるアメリカ陸軍のウィンフィールド・スコット将軍に因んで名付けられた[5]。

脱退

南北戦争中、スコット郡は強力な北部支持派であり、住民投票では合衆国からの脱退に反対した。テネシー州全体では他のどの郡よりも反対の率が高かった[5]。このような感情のもとに、1861年6月4日、テネシー州選出アメリカ合衆国上院議員アンドリュー・ジョンソンによるハンツビルでの演説が生まれた[6][5]。1861年、郡政委員会は公式にテネシー州からの脱退決議(従ってアメリカ連合国から脱退)を採択し、反奴隷制度の北部寄り飛び地として「スコット自由独立州」、短縮して「スコット州」を結成した[5][7]。

この州設立宣言は、100年以上経った1986年に、スコット郡によって撤廃された[8]。

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は533平方マイル (1,381 km2)であり、このうち陸地532平方マイル (1,378 km2)、水域は1平方マイル (2.6 km2)で水域率は0.21%である[9]。

スコット郡はカンバーランド高原に属し、ビッグサウスフォーク国立河川レクリエーション地域の大半が含まれている。

隣接する郡

国立保護地域

  • ビッグサウスフォーク国立河川レクリエーション地域(部分)

人口動態

人口ピラミッド[10]

以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 21,127人
  • 世帯数: 8,203 世帯
  • 家族数: 6,012 家族
  • 人口密度: 15人/km2(40人/mi2)
  • 住居数: 8,909軒
  • 住居密度: 6軒/km2(17軒/mi2)

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 26.1%
  • 18-24歳: 10.3%
  • 25-44歳: 28.7%
  • 45-64歳: 23.6%
  • 65歳以上: 11.3%
  • 年齢の中央値: 35歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 97.4
    • 18歳以上: 94.0

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 35.7%
  • 結婚・同居している夫婦: 57.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 11.8%
  • 非家族世帯: 26.7%
  • 単身世帯: 24.3%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 9.5%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.55人
    • 家族: 3.02人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 24,093米ドル
    • 家族: 28,595米ドル
    • 性別
      • 男性: 24,721米ドル
      • 女性: 19,451米ドル
  • 人口1人あたり収入: 12,927米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 20.2%
    • 対家族数: 17.6%
    • 18歳未満: 24.1%
    • 65歳以上: 17.1%

都市と町

都市

  • ハンツビル - 郡庁所在地
  • オナイダ
  • ウィンフィールド
  • ウィノナ

未編入の町

  • フェアビュー
  • グレンマリー
  • ヘレンウッド
  • アイシャム
  • ノーマ
  • ロビンス
  • ラグビー
  • スモーキージャンクション
  • ペイントロック

教育

郡内の公共教育は2つの教育学区が管轄している。

  • スコット郡教育学区[11]は、小学校5校、中学校1校、高校1校がある
  • オナイダ特別教育学区[12]は、小学校、中学校、高校各1校がある

私立学校としては、ランドマーク・クリスチャン学校がある。

公衆安全

郡の公衆安全のためにスコット郡保安官部、オナイダとウィンフィールドの警察署、24時間の救急サービス駐屯所2か所、自警救急団、9つの消防団詰め所が郡内に置かれている。

メディア

郡内の新聞は「ジ・インデペンデント・ヘラルド」[13]がある。ラジオはFM局1局があり、テレビは2つの局が放送を流している。

脚注

  1. Quickfacts.census.gov - Scott County - accessed 2011-12-06.
  2. American FactFinder - Huntsville, Tennessee - accessed 2011-12-06.
  3. American FactFinder - Oneida, Tennessee - accessed 2011-12-06.
  4. Scott County, Tennessee Historical Society
  5. Margaret D. Binnicker, Scott County, Tennessee Encyclopedia of History and Culture, accessed April 17, 2011
  6. Astor, Aaron (2011-06-11), “The Switzerland of America”, Opinionator: Exclusive On-Line Commentary From The Times (New York Times), http://opinionator.blogs.nytimes.com/2011/06/07/the-switzerland-of-america/ 2011年12月21日閲覧。
  7. Upper South and Border States' secession
  8. “アーカイブされたコピー”. 2003年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年2月6日閲覧。
  9. “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  10. Based on 2000 United States Census data
  11. (Website)
  12. (Website)
  13. Independent Herald

外部リンク

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