スティーブン・ドリュー

スティーブン・オリス・ドリュー(Stephen Oris Drew, 1983年3月16日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ラウンズ郡ハヒラ出身の元プロ野球選手(内野手)。右投左打。

スティーブン・ドリュー
Stephen Drew
ボストン・レッドソックス時代
(2013年6月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ラウンズ郡ハヒラ
生年月日 (1983-03-16) 1983年3月16日(41歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手、二塁手
プロ入り 2004年 MLBドラフト1巡目
初出場 2006年7月15日 ミルウォーキー・ブルワーズ戦
最終出場 2017年7月25日 ミルウォーキー・ブルワーズ戦
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

兄が2人おり、8歳上の長兄はセントルイス・カージナルス、ボストン・レッドソックスなどに所属した外野手のJ.D.ドリュー。5歳上の次兄はクリーブランド・インディアンス、モントリオール・エクスポズなどに所属した投手のティム・ドリュー。

経歴

プロ入り前

2001年のMLBドラフト11巡目(全体324位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、契約せずフロリダ州立大学へ進学[1]。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2004年のMLBドラフト1巡目(全体15位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けた。長兄のJ.D.ドリューは、1998年のMLBドラフト1巡目(全体5位)でセントルイス・カージナルスから、次兄のティム・ドリューも1997年のMLBドラフト1巡目(全体28位)でクリーブランド・インディアンスからそれぞれ指名されており、三兄弟でドラフト1巡目入団を果たしている。次兄のが先にプロ入りしているのは、1人だけ高卒のため[2]。

2005年6月4日にダイヤモンドバックスと契約した[1]。

2006年にオールスター・フューチャーズゲームに選出され、7月13日にレギュラー遊撃手のクレイグ・カウンセルが故障者リストに入った後、7月15日にメジャーデビューする。59試合に出場し、3割を上回る打率を記録。シーズン終了後、球団はカウンセルとの契約は更新しなかった。

2007年、ダイヤモンドバックスはドリューをレギュラーの遊撃手とした[3]。

2008年はナ・リーグ遊撃手として初めてシーズン40二塁打・10三塁打・20本塁打を達成[4]。9月1日のカージナルス戦ではサイクル安打を達成。同日、エイドリアン・ベルトレも達成し、1920年9月17日のボビー・ビーチとジョージ・バーンズ以来の、1日に2選手のサイクル安打達成となる[5]。

2012年は足首を痛め故障者リスト入りし、6月27日まで出場出来なかった。

アスレチックス時代

2012年8月20日、ショーン・ジェイミーソンとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[6]。11月3日にFAとなった。

レッドソックス時代

2012年12月26日にボストン・レッドソックスと950万ドルの1年契約を結んだ[7]。

2013年は124試合に出場し、打率.253・13本塁打・67打点・6盗塁だった。オフの10月31日にFAとなり、レッドソックスは1,410万ドルのクオリファイング・オファー(QO)を提示したが拒否した[8]。

2014年のシーズン入りしても所属先が決まらず、結局5月21日にレッドソックスとQO規定額より低い1000万ドルで1年契約を結んだ[9][10]。出場のないまま5月23日にA級グリーンビル・ドライブへ降格した[11]。6月2日にメジャーへ昇格[12]。39試合に出場し、打率.176・4本塁打・11打点・1盗塁だった。

ヤンキース時代

2014年7月31日にダイヤモンドバックス時代に二遊間コンビを組んでいたケリー・ジョンソンとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[13]。レッドソックスとヤンキースがトレードを行ったのは、実に1997年以来だった。ヤンキースでは、遊撃手にはデレク・ジーターがいるため二塁手として起用されていた。オフにFAとなった[14]。

2015年1月16日にインセンティブ付きの1年500万ドルで再契約が発表された[15]。この年も引き続き、二塁手のレギュラーとして131試合に出場。通算100本塁打を達成、自己2位となる17本塁打を放ったが、打率.201に終わる。オフの11月2日にFAとなった[14]。

ナショナルズ時代

2016年1月6日にワシントン・ナショナルズと1年300万ドル+出来高125万ドルで契約を結んだ[16]。シーズンでは70試合に出場して打率.266・8本塁打・21打点の成績を残した。オフの11月3日にFAとなった[14]が、2017年1月26日、ナショナルズと1年350万ドル+出来高120万ドルで契約を結んで再契約した[17]。

2017年は46試合に出場して打率.253・1本塁打・17打点の成績を残した。オフの11月2日にFAとなった[18]。

2018年4月2日に引退を表明した[19]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2006 ARI 59226209276613751082320211440501.316.357.517.874
2007 150619543601292841220160905860531004.238.313.370.683
2008 1526636119117844112130767333741611095.291.333.502.836
2009 135595533711392912122286551574971874.261.320.428.748
2010 15163356583157331215259611052162231087.278.352.458.810
2011 86354321448121551274544113001743.252.317.396.713
2012 401551351726812421201011910351.193.290.311.601
OAK 391721522138505581611021810411.250.326.382.707
'12計 79327287386413171002812033720762.223.309.348.657
2013 BOS 124501442571122981319667600454311249.253.333.443.777
2014 391451311123614431111001420391.176.255.328.583
NYY 46155140721803381500021310360.150.219.271.491
'14計 8530027118441417812611022730751.162.237.299.536
2015 1314283834377161171464402433711717.201.271.381.652
2016 WSH 7016514324381118752101041602313.266.339.524.864
2017 461069592470134170003800212.253.302.358.660
MLB:12年 126849174403565110925863123186252441192244435331392648.252.318.423.741

年度別守備成績

年
度
球
団
遊撃(SS)二塁(2B)三塁(3B)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2006 ARI 5674149535.978--
2007 1472124091798.973--
2008 1511903781485.976--
2009 1321733621170.980--
2010 1472073911086.984--
2011 84119219748.980--
2012 364088325.977--
OAK 3944102517.967--
'12計 7584190842.972--
2013 BOS 124176332882.984--
2014 3966107234.989--
NYY 12131815.345775415.971-
'14計 5179125339.986345775415.-
2015 151234210.958123158267759.984412001.000
2016 WSH 121113041.00021334439.96312519011.000
2017 13112512.973237011.0001177011.000
MLB 10071348262786601.9791802513931484.979271328021.000

背番号

  • 6(2006年 - 2012年途中)
  • 5(2012年途中 - 同年終了)
  • 7(2013年 - 2014年途中)
  • 33(2014年途中 - 同年終了)
  • 14(2015年)
  • 10(2016年 - 2017年)

脚注

  1. “Stephen Drew Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. Sports Reference LLC. 2016年1月7日閲覧。
  2. 大冨真一郎「2006 NATIONAL LEAGUE ROOCKIE SCOUTING REPORT ナショナル・リーグの新人王候補たち」『月刊メジャー・リーグ』2006年5月号、ベースボールマガジン社、2006年、79頁、雑誌 08625-5。
  3. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』廣済堂出版、2007年、441頁。ISBN 978-4-331-51213-5。
  4. 「アリゾナ・ダイヤモンドバックス ウェブが2度目の最多勝獲得も、終盤の失速で連覇の夢は幻に」『メジャー・リーグ記録集計号 ザ・スタッツブック 2008』ベースボールマガジン社、2008年、50頁。雑誌 20449-11/20。
  5. “Cycles Chronologically” (英語). Retrosheet. 2016年1月7日閲覧。
  6. "-backs acquire SS Sean Jamieson in exchange for SS Stephen Drew" (Press release) (英語). MLB.com (Oakland Athletics). 20 August 2012. 2016年1月7日閲覧。
  7. "Red Sox sign shortstop Stephen Drew to one-year contract" (Press release) (英語). MLB.com (Boston Red Sox). 26 December 2013. 2016年1月7日閲覧。
  8. Jason Mastrodonato (2013年11月11日). “Ellsbury, Napoli, Drew all reject qualifying offers” (英語). MLB.com. 2016年1月7日閲覧。
  9. "Red Sox and Shortstop Stephen Drew Agree To a One-Year Contract" (Press release) (英語). MLB.com (Boston Red Sox). 21 May 2014. 2016年1月7日閲覧。
  10. Matt Snyder (2014年5月20日). “Stephen Drew signs with Red Sox” (英語). CBS Sports. CBS Interavtive. 2016年1月7日閲覧。
  11. "Red Sox Option Shortstop Stephen Drew to Single-A Greenville" (Press release) (英語). MLB.com (Boston Red Sox). 23 May 2014. 2016年1月7日閲覧。
  12. "Red Sox recall shortstop Stephen Drew and outfielder Daniel Nava from Triple-A Pawtucket" (Press release) (英語). MLB.com (Boston Red Sox). 2 June 2014. 2016年1月7日閲覧。
  13. "Yankees acquire SS Stephen Drew from Boston" (Press release) (英語). MLB.com (New York Yankees). 31 July 2014. 2016年1月7日閲覧。
  14. MLB公式プロフィール参照。2017年1月27日閲覧。
  15. Andy Martino (2015年1月16日). “Yankees Officially Announce Stephen Drew Signing”. New York Daily News. 2016年1月7日閲覧。
  16. Bill Ladson (2016年1月6日). “Nats, Drew agree to terms on 1-year deal” (英語). MLB.com. 2016年1月7日閲覧。
  17. Jamal Collier (2017年1月26日). “Drew returns to Nationals on 1-year deal” (英語). MLB.com. 2017年1月27日閲覧。
  18. Key free agents for all 30 MLB teams MLB.com (英語) (2017年11月5日) 2017年12月27日閲覧
  19. Jeff Todd (2018年4月2日). “Stephen Drew To Retire” (英語). mlbtraderumors.com. 2018年4月19日閲覧。

関連項目

外部リンク

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