セルジオ・コルブッチ

セルジオ・コルブッチ(Sergio Corbucci, 1927年12月6日 - 1990年12月1日)は、イタリアの映画監督。マカロニ・ウェスタンがよく知られている。

セルジオ・コルブッチ
Sergio Corbucci
生年月日 (1927-12-06) 1927年12月6日
没年月日 (1990-12-01) 1990年12月1日(62歳没)
出生地 イタリアの旗 イタリアローマ
国籍 イタリアの旗 イタリア
職業 映画監督
ジャンル マカロニ・ウェスタン
アクション、コメディ
主な作品
『さすらいのガンマン』
『続・荒野の用心棒』
『リンゴ・キッド』
『黄金の棺』
『殺しが静かにやって来る』
『豹/ジャガー』
『スペシャリスト』
『ガンマン大連合』
『進撃0号作戦』
『ザ・サムライ 荒野の珍道中』

コルブッチの作品は、ほとんどが暴力的で、なおかつ知的なアクション映画で、その一部は左翼的な社会批評を背景に含むものもある。実際にコルブッチは共産主義者であった。また作品の中の美術は多くがシュルレアリスティックかつ黙示録的で、ブラック・ユーモアのセンスもコルブッチの特徴の1つである。

弟は映画監督・脚本家のブルーノ・コルブッチ。

経歴

コルブッチは、低予算の「ソード&サンダル」映画の監督からそのキャリアをスタートさせた。コルブッチの最初のヒット作は、フランコ・ネロ主演のカルト・マカロニ・ウェスタン『続・荒野の用心棒』(1966年)で、ネロはその後もコルブッチ映画で主演を務めた。以降、コルブッチはセルジオ・レオーネに次ぐマカロニ・ウェスタンの人気監督となり、多くの映画を量産した。その中でも特筆すべきは、唖のヒーローと精神病質の敵が登場するダークでぞっとする『殺しが静かにやって来る』(1969年)で、その過度の暴力描写のために数カ国で上映禁止処分を受けた。1970年代に入ってからはそのマカロニウェスタン作品はコメディ色が濃くなった。トーマス・ミリアン、ジュリアーノ・ジェンマ、イーライ・ウォラックで撮った『ザ・サムライ 荒野の珍道中』などはその最たるものである。ここではミリアンに日本人(日米混血という設定)をやらせており、ジュリアーノ・ジェンマばかりか、イーライ・ウォラックにまで女装させている。マカロニウェスタン以降、1970年代と1980年代のコルブッチ映画のほとんどはコメディで、その多くはアドリアーノ・チェレンターノ主演作だったが、マカロニウェスタンのスター、テレンス・ヒル、バッド・スペンサーなども使っている。

当時の批評家たちがコルブッチの作品を取り上げることは滅多になく、コルブッチをエクスプロイテーション映画の監督と決めつけていた。しかし、現在では、コルブッチはカルト的な評価を得ている。

主な監督作品

脚注

    外部リンク

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