チアノーゼ
チアノーゼ(ドイツ語: Zyanose、英語: cyanosis)とは、皮膚や粘膜が青紫色である状態を言う。一般に、血液中の酸素濃度が低下した際に、爪床や口唇周囲に表れやすい。医学的には毛細血管血液中の脱酸素化ヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)が5 (g/dL)以上で出現する状態を指す。よって、貧血患者の場合は、ヘモグロビンの絶対量が少ないために還元ヘモグロビンの量が5g/dL以上になりにくく、チアノーゼも発生し難い。
概要

低酸素によりチアノーゼが現れた手。

急性血栓症による血管閉塞のため、閉塞した先に血液が供給されずチアノーゼが現れた右足。
チアノーゼは、中心性チアノーゼと末梢性チアノーゼに分類できる。
中心性チアノーゼは、何らかの病態が原因として存在し、そのせいで動脈血の酸素濃度が低いために、全身でチアノーゼが出ている状態である。中心性チアノーゼが現れた際は、基本的に何らかの処置を必要とする。
これに対して末梢性チアノーゼは、基本的にチアノーゼが現れた部位のみに、血流の減少か、血行不良が起きたためで、局所的なチアノーゼが出た状態である。したがって末梢性チアノーゼが起きた部位は、身体の他の部位よりも温度が低下する。ただ、末梢性チアノーゼが起きていても、基本的に動脈血の酸素濃度は正常である。寒冷刺激に曝された場合や、水泳を行った際などに、四肢の末端や口唇などで起きたチアノーゼは、身体を温めることで回復する。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.