テルアトラス山脈

テルアトラス山脈英語: Tell Atlasアラビア語: الاطلس التليal-ʾaṭlas al-tlī〉)とは、アトラス山脈の一部であり、長さは1500km(932マイル)を超える。主にアルジェリア北部に広がり、モロッコ北東部とチュニジア北西部まで続く。

テルアトラス山脈
الاطلس التلي'  (アラビア語)
テルアトラスに属するジュルジュラ山脈南部の斜面の眺め
最高地点
山頂ララ・ケディジャ
標高2,308 m (7,572 ft)
座標北緯36度0分0秒 東経2度0分0秒[1]
規模
全長1,500 km (930 mi) E/W
115 km (71 mi) N/S
地形
テルアトラス山脈の位置(アルジェリア内)
テルアトラス山脈
テルアトラス山脈
アルジェリアの旗 アルジェリア
モロッコの旗 モロッコ
チュニジアの旗 チュニジア
所属山脈アトラス山脈
地質
造山運動アルプス造山運動
岩石の年代中新世
岩石の種類結晶 変成岩
登山
初登頂不明
最容易
ルート
プロジェクト 山
アトラス山脈全体の図。北部の真ん中がテルアトラス。

この山脈の範囲の平均標高は約1500m(4900フィート)で、地中海サハラ砂漠の間の自然の障壁を形成している。この範囲の中で一番標高が高いのはジュルジュラ山脈ララ・ケディジャで標高2308m(7572フィート)である。

また、アルジェリアの首都アルジェ等のいくつかの都市はテルアトラスの麓に存在する。

地理

テルアトラスは地中海に沿うようにテルアトラスの南にあるサハラアトラス山脈ハウツ高原平行な形に出来ており、東へ行くにつれ徐々に幅は接近し、最終的にサハラアトラスと合流する。西は、モワヤンアトラス山脈とモロッコのリーフ地方の山地に突き当たり合流する。前述したサハラアトラスとテルアトラスの隙間にはチェリフ川などの幾つもの川や渓谷が存在する。

テルアトラスの南には、オーツ高原(標高1000m)があり、雨季に水が溜まる平坦な地形があり、乾燥すると塩田になる大きな浅い塩湖を形成する。農業には、より水をやりやすい高原地域の草の上で羊や山羊を放牧して飼ったり、いくつかの農業が含まれており乾燥地の大麦もそこで栽培されている[2]

テルアトラスの範囲を源流とする代表的な川はチェルフ川、メジェルダ川セイブーズ川などがある。

気候と植生

テルアトラスは典型的な地中海性気候で、は乾燥して暖かく、は穏やかで雨が降り、頂上には雪が降る。

その結果、テルアトラスの北斜面には、固有の植物アビエスヌミディカアトラスシダマツコルクガシが生息している。夏には、暑くて乾燥した風、シロッコがサハラ砂漠からテルアトラスを越えて北に吹き、アフリカの北海岸に沿ってほこりっぽい乾燥した状態を引き起こす。

乾燥した気候にもかかわらず、大麦小麦などの農業はテルアトラス地域で行われている。

また動物についてはテルアトラス内にあるチッファで絶滅危惧種の霊長類であるバーバリーマカクマカカシルバヌスの数少ない生息地の5つの内の1つとなっている。

脚注

関連項目

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