ドゥクス
概要
ドゥクスは元々、主に1つ以上の軍団を指揮する指揮官を指し、しばしばコンスル、総督ないし他に元老院よりインペリウムを授けられた者を意味した。また属州においては、ドゥクスはその地域で最も高位の公職にある者を意味していた。
しかしながらドミナートゥス制になるとこの用語の意味合いが変わっていき、新たに「ドゥクス」と呼ばれる公職が作られた。この「ドゥクス」は属州における地方の最高位の指揮官となり、しばしば従来の意味のもとである行政官とは別の動きをした。また、帝国がテトラルキアの過程で分割されると帝国の統治単位が属州からディオケセス(のちに司教区という意味になる行政単位)となり、この行政官(ウィカリウス)を軍事面で支援した。
脚注
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