ナガランド人民戦線
ナガランド人民戦線(ながらんど じんみんせんせん、Nagaland People's Front/Naga People's Front: NPF)は、インドの政党。地方政党の1つとして位置づけられ、ナガランド州で活動する。現党首は同州選出のローク・サバー(連邦下院)議員であるネイフィウ・リオ。
| ナガランド人民戦線 Nagaland People's Front | |
|---|---|
![]() 党旗 | |
| 総裁 | ネイフィウ・リオ |
| 成立年月日 | 2002年 |
| 本部所在地 | コヒマ |
| ローク・サバー議席数 |
1 / 545 (0%) |
| ラージヤ・サバー議席数 |
1 / 245 (0%) |
概要
略歴・現状
2003年3月のナガランド州議会選挙を控えた2002年10月に、国民会議派(INC)の州政府閣僚だったネイフィウ・リオらが離脱して結党した。インド人民党(BJP)の支援を得ての離党とされる。ナガランド人民戦線(NPF)はこの選挙に、ナガランド民主党やBJP、ジャナタ・ダル (統一派)、サマター党などと政党連合「ナガランド民主連合」を結成して臨む。ナガランド民主連合はINCを破って州政権を獲得(全60議席中35議席獲得)、州首相にリオが就任した。なお2004年3月にナガランド民主党はNPFに吸収合併された[1]。続く2004年の連邦下院選挙(ナガランド州割当1議席)は、「ナガランド民主連合」とINCの事実上の一騎討ちとなり、前者の候補が得票率73.1%で圧勝した[2]。
2008年州議会選挙では大統領直接統治が敷かれ、中央の統一進歩同盟(INC)政権が露骨に選挙に介入する事態となったが、NPFは60議席中26議席で第1党となり(INCは23議席)、BJPなどとの連立で辛うじて2期目のリオ政権を成立させた。続く2009年連邦下院選挙でもNPFとINCの事実上の一騎討ちとなったが、ここではNPF候補が得票率約70%で再び圧勝した。ちなみにこの同時期に、INCの4人の州議会議員が辞職したことにより補欠選挙が行われ、辞職議員全員がNPFから立候補して再選された[3]。
2013年州議会選挙では、3期目の政権を目指すリオへの信任が問われた。ナガランドでのINCは、上記のようにNPFへの移籍議員が現れたところへ全国的な退潮傾向も加わり、これまで以上の苦境に陥っていた。結果は、NPFが60議席中38議席となり、4議員の受け入れから更に8議席増、単独過半数確保の快勝となった。逆にINCは4議員離党から更に11議席も減らし、8議席にとどまる惨敗であった[4]。これにより、リオは3期目の州首相に就任している[5]。2014年連邦下院選挙に向けては、リオが出馬することになり、後任の州首相にはNPFの元ラージヤ・サバー(連邦上院)議員T.R.ゼリアン(T. R. Zeliang)が就いた。同選挙は2009年とほぼ同様の構図、結果、得票率となり、リオがNPFの議席を守った。
注
- 詹(2004)、114頁。
- 詹(2004)、264-265頁。
- 木村(2011)、204-205頁。
- NPF gets absolute majority in NagalandThe Hindu, March 1, 2013.
- Rio to begin third stint as Nagaland CM on TuesdayThe Hindu, March 3, 2013.
- “India’s north-east: The spoils of peace”. The Economist 2015年8月8日閲覧。
- 木村(2011)、204頁。
