ファスナー
ファスナー(英語: fastener)とは、衣類などに用いる留め具のうち、何度でも自在に開け閉めできるものである。ファスナーは英語で「しっかり留めるもの」を意味する。構造から、点、線、面のファスナーに大別される。スナップボタン、ジッパー、チャックなどとも言う。
ファスナーは基本的に男性物は左、女性物は右となっている。
工業分野では、ファスナーを使って複数部材を組み合わせ接合することをファスニングという。
点ファスナー
衣類用
衣類の点ファスナーは「スナップボタン」が主流である。接合する部分が、機械仕掛けになっており、伸び縮みすることによって開け嵌めできる原理である。第一次世界大戦の頃にアメリカのDOTファスナーズが開発したため「ドットボタン」とも呼ばれる。
日本ではアメリカのスコービル・ファスナー(Scovill Fasteners)が有名である。スコービルは近年まで日本で生産していたため日本国内で広く知られているが、現在は生産を中止したため、人気が高いが入手はきわめて困難である。なお、引き手に穴が空いている理由は滑りにくく開け易くするためである。
機構
面ファスナー

面ファスナーの両面
詳細は「面ファスナー」を参照
草の実が衣類にくっついて取れにくいことにヒントを得て、1948年にスイスで発明された。
商標から、ベルクロ、マジックテープとも呼ばれる。
ベルクロテープはスイス発祥のベルクロ社の登録商標である。日本ではクラレがベルクロのライセンス生産をしていたが、1999年にベルクロ社の国際戦略からライセンス契約を打ち切られ、クラレがベルクロを製造することができなくなった。クラレは現在、自社の商標でマジックテープとして販売をしている。
脚注
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