プルィルークィ (ミサイル艇)

U153 プルィルークィ(ウクライナ語: U153 Прилуки プルィルークィ)は、ウクライナミサイル艇(Ракетний катер)である。艇名は、中部ウクライナの都市プルィルークィに因む。

R-262
U153 プルィルークィ
2016年6月2日ムィコラーイウにおける
U153 プルィルークィ
艦歴
R-262
Р-262
竣工1979年11月30日 スレドネ=ネーフスキイ造船工場
配備1979年12月12日
所属 ソ連海軍黒海艦隊
ロシア海軍黒海艦隊
除籍1995年12月30日
U153 プルィルークィ
U153 Прилуки
転属1996年1月10日
所属 ウクライナ海軍
要目
艦種ミサイル艇
艦型206MR号計画「ヴィーホル」型
工場番号247
排水量 基準排水量230 t
満載排水量257 t
全長38.6 m
全幅7.6 m(艇体幅)
12.5 m(水中翼間)
喫水2.1 m(艇体高)
3.26 m(水中翼高)
機関 3倍膨張式ディーゼルエンジンM-504 3 基15000 馬力
推進2推進
電源 ディーゼル発電機3 基200 kWt
速力 最大速度42.3 kn
巡航速度14 kn
航続距離1450 /14 kn
600 浬/37 kn
行動期間5 日間
乗員 士官5 名
水兵24 名
武装 艦対艦ミサイルP-15M「テルミート」発射機2 基
76 mm単装両用AK-1761 基(弾数300 発)
30 mm6砲身機関砲AK-6302 基(弾数1000 発)
個艦防空用艦対空ミサイル9K34「ストリラー3M」発射機1 基(弾体16 発)
レーダー 水上索敵レーダー「ハルプーン」1 基
射撃管制レーダーMR-123/176「ヴィーンペル」1 基
航法レーダー「ドン」1 基

概要

建造

U153 プルィルークィは、ソ連時代に206MR号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇の7番艇として建造された。建造時の名称はR-262(ロシア語: Р-262 エール・ドヴィェースチ・シヂスャード・ドヴァー)で、スレドネ=ネーフスキイ造船工場で起工された。1979年11月30日には竣工し、12月12日付けでクリミア自治共和国チェルノモールスコエに本拠を置く黒海艦隊第296ミサイル艇旅団第41ミサイル艇戦隊に配属された。

独立ウクライナ

ソ連が崩壊すると、黒海艦隊に所属していた206MR型大型ミサイル艇の帰属はロシア海軍ウクライナ海軍の間で争われることになった。最終的に、R-262は1995年12月30日付けでロシア海軍を除籍となった。ウクライナ海軍へ編入されたR-262は、1996年1月10日には、中部ウクライナの歴史ある都市に因んでU153 プルィルークィと改称された。

その後、ウクライナ海軍では財政的な事情と艇自体の老朽化により206MR型ミサイル艇の退役を進めた。結局、ジョージアに譲渡されたU150 コノトープも退役し、U153 プルィルークィのみが現役である。プルィルークィについても2007年中には除籍される予定であり、同年7月1日に開催された一般公開イベントがプルィルークィにとって最後の晴れの舞台となる見込みであったが2008年まで運用するという情報もあり[1]、2022年9月時点で現役に留まっており、定期的な修理を受けている。

脚注

外部リンク

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