ポロネーズ作品71 (ショパン)
フレデリック・ショパンのポロネーズ作品71(ポロネーズさくひんななじゅういち)は、作曲者の遺作である。
ショパンはもともと作品には非常なる潔癖性であり、死後に未発表の作品があれば処分するように言い残していた。わずか15歳から19歳の時の作品という若々しい感性のもので、技巧の派手さと右手声部の難しさが特徴である。友人のユリアン・フォンタナによって1855年に出版されている。
遺作という事情から、演奏会で取り上げられることは少ないが、60年代末のサンソン・フランソワ、ショパン全曲の音源を誇るウラディーミル・アシュケナージ、またキーシンなどが録音を残している。
おおむね序奏のついた三部形式。
作品71-1
第8番。ニ短調。1825年作。序奏は音階動機の華々しいユニゾン。右手の跳躍が大きく、10度の旋律と効果的な三連符が早年の鋭い感受性を演出している。中間部は同主調ニ長調。ポロネーズリズムと三連符が中心の語法となっている。
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