マークス&スペンサー

マークス&スペンサー(Marks & Spencer, 略称:M&S)は、プライベートブランド (PB) の衣料品・靴・ギフト商品・家庭用雑貨・食品などを販売するイギリスの小売事業者。イギリス国内に300店以上を展開するほか、約30か国にフランチャイズ店を持つ。

マークス&スペンサー
Marks & Spencer Group plc
種類 公開会社
市場情報
FTSE 250 Component
略称 M&S
本社所在地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン
設立 1884年
業種 小売業
事業内容 フランチャイズ店
代表者 ロバート・スワンネル (Chairman)
マーク・ボランド (CEO)
売上高 増加£108億8500万 (2022)[1]
営業利益 増加 £522.9 million (2022)[1]
純利益 増加 £309.0 million (2022)[1]
従業員数 78,000 (2022)[2]
関係する人物 マイケル・マークス
トマス・スペンサー
初代マークス男爵サイモン・マークス
シーフ男爵イスラエル・シーフ
外部リンク marksandspencer.com

歴史

ロシア帝国のユダヤ人迫害から逃れるためイギリスへ移民してきたポーランド系ユダヤ人露天商マイケル・マークスと、イギリス人のトマス・スペンサーの2人が1894年にリーズで開業した。

1905年にスペンサーが、1907年にはマイケル・マークスが相次いで死去したが、マイケルの長男初代マークス男爵サイモン・マークスが事業を継承し、義兄弟シーフ男爵イスラエル・シーフと共同して巨大チェーンストアに成長させた[3]。1926年には株式会社となり、1930年、本店をロンドン・マーブルアーチに開いた。

1964年にサイモン・マークスが死去後、マークス家の親族シーフ家が経営を見たが、1983年にレイナー男爵デリック・レイナーが社長となってから同族経営は終わった[3]。

1999年、オンラインショッピングができる“マークス&スペンサーウェブサイト”を開設。

特徴

リーズ市内最大規模のBriggate店

マークス&スペンサーは早い段階からICタグを取り入れた商品管理を行っていた。下げ札式の電子タグを利用し、商品が売れたらその場でタグをちぎり取る。このICタグを利用することによって今どういう品物が売れているのかを豊富なバリエーションの中から把握できる。

2005年頃から始まり、今では全店舗にシステムが取り入れられている。このシステムは富士通のものである。

批判

イスラエル(シオニズム)支援企業のひとつであるとしてパレスチナを支援するムスリムや国内外の左翼グループなどから批判されており[4]、店舗に「アパルトヘイトを支援するな」などと落書きされる事件も起きている[5]。マークス&スペンサー側は公式なコメントとして「我々は特定の政党や国を支援したり、献金を受けたりすることはない」としている[6]。

事件

先述のイスラエルとの関係に関連して、1973年にロンドンでM&S社社長が暗殺未遂される事件が発生した。これには共産主義思想を持つ国際テロリストであるカルロス・ザ・ジャッカルが関与していた。

マークス&スペンサーを扱った作品

脚注

出典

  1. “Annual Report 2022”. Marks and Spencer. 2022年5月26日閲覧。
  2. “M&S Key Facts”. 2022年2月17日閲覧。
  3. マークス寿子 1986, p. 180.
  4. Marks & Spencer Archived 2011年9月11日, at the Wayback Machine. boycott-israel.co.uk
  5. Brighton Activists deface Marks and Spencers store. INDYMEDIA UK
  6. Working with Government Archived 2013年6月4日, at the Wayback Machine. M&S公式サイト

参考文献

  • マークス寿子『英国貴族になった私』草思社、1986年。ISBN 978-4794202659。

関連項目

外部リンク

  1. CMの一例
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.