モーリタニアにおけるLGBTの権利

モーリタニアにおけるLGBTの権利(モーリタニアにおけるLGBTのけんり)では、モーリタニアにおけるLGBTの法的状況について扱う。

モーリタニアにおけるLGBTの権利
モーリタニア
同性間の
性交渉
違法[1]
刑罰:
死刑または禁錮及び罰金[1]
性自認/性表現 -
同性間の
関係性の承認
考慮されていない
同性カップルによる
養子縁組の引受
-
同性愛者を
公表しての
軍隊勤務
-
差別保護 なし

モーリタニアでは、男性・女性に関わらず同性愛行為は違法とされる[1]。同性愛行為はシャリーア(イスラム法)に基づき処罰される。1984年に制定されたモーリタニア刑法第308条によって成人男性のムスリムによる同性愛行為は死刑に相当し、石投げの刑にすることができると定められている[2]。また、同刑法第306条によって刑法第308条の対象に含まれない女性のムスリムや異教徒の場合でも、悔悟がない場合イスラームの習慣を壊乱した罪に問われ3ヵ月から2年の禁錮及び5,000-60,000ウギア[3]の罰金が科せられる[1]。ただし、石投げによる死刑は1988年以降執行されていない。同性婚は認められておらず、同性愛カップルについての法的な考慮もなされていない。また性的指向に関する差別からの法的な保護も特に定められていない。2010年のアメリカ合衆国国務省人権報告によれば、モーリタニアにおいては「性的嗜好に基づく社会的な暴力及び政府による構造的な差別については証拠が確認できなかった。またこの1年に同性愛行為によって刑が確定したケースもない。ただし、モーリタニア国内に性的嗜好やLGBTの権利を保護する組織もない」と報告している[4]。

脚注

  1. Ottosson, Daniel (2008年5月). “State-sponsored Homophobia: A world survey of laws prohibiting same sex activity between consenting adults”. International Lesbian and Gay Association (ILGA). p. 38(英語). 2009年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月6日閲覧。
  2. Spartacus International Gay Guide, page 1217. Bruno Gmunder Verlag, 2007.
  3. 2012年4月7日現在の為替レートで約1,400円から17,000円。
  4. MAURITANIA(米国国務省)(英語),2012年4月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

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