ヨーロッパ・エコロジー=緑の党

ヨーロッパ・エコロジー=緑の党(ヨーロッパ・エコロジー=みどりのとう、Europe Écologie - Les Verts、略称:EELV)は、フランス政党旧・緑の党2009年ヨーロッパ・エコロジー欧州議会選挙名簿の合併で発足した。レア・バラージュ・エル・マリキ及びジェレミー・クレペルが共同代表を暫定的に務めている。

フランスの旗 フランス政党
ヨーロッパ・エコロジー=緑の党
Europe Écologie - Les Verts
共同代表 マリン・トンデリア
代表者 エリーズ・ロヴィ
成立年月日 2010年11月13日
本部所在地 フランスの旗 フランス パリ10区
フォブール=サン=マルタン通り247番地
国民議会議席数
1 / 577   (0%)
(2017年)
元老院議席数
12 / 348   (3%)
(2011年)
党員・党友数
5000人[1]
(2017年)
政治的思想・立場 中道左派-左派
緑の政治
欧州連合支持
シンボル 緑 - ヒマワリ - 4個の星
国際組織 グローバルグリーンズ
欧州緑の党
公式サイト eelv.fr

歴史

2008年の市議会選挙における失敗以降、旧・緑の党内では国内に環境保護者の影響力を復活するために議論が活発化した。2009年の欧州議会選挙のために、ダニエル・コーン=ベンディットは政党と市民派による同盟戦略を採用、ヨーロッパ・エコロジー(EE)を発足させた。欧州議会選挙において得票率16.3%を獲得、14議席を得て社会党と肩を並べた[2]。翌年3月の地域圏議会選挙でもEEは12.5%の得票率を得て躍進、殆ど全ての州議会に代表者を送り込むことに成功した[3]2010年11月13日に2つの機関が融合して、ヨーロッパ・エコロジー=緑の党(EÉ-Les Verts)となった[4]

党結成の翌年3月に行われた統一県議会選挙(海外県を含む100県402選挙区)では、改選前の24議席から49議席へと議席を倍増させた[5]。また同年9月に下院議員や地方議会議員による間接選挙で行われた元老院選挙でも、6議席増の10議席を得た[6]。2012年4月に第1回投票が予定されているフランス大統領選挙では、元判事のエヴァ・ジョリ欧州議会議員を大統領候補とすることを2011年7月に決定した[7]。エヴァ候補は公約に「20年間でフランス国内の原発を全廃」[8]などを掲げて選挙を戦ったが、12年4月の第1回投票では得票率2.3%で6位に留まった。第2回投票の結果、大統領となったフランソワ・オランド社会党)が指名した首相の下で発足した内閣では緑の党から2名(セシル・デュフロ、パスカル・カナフィン)が「地域間・住宅平等大臣」と「外務大臣付開発担当大臣」として入閣を果たした[9]

大統領選挙直後の6月に行われた国民議会選挙では候補者449名を擁立[10]、17名が当選した[11]。なお日本を含む「国外第十一選挙区」ではNHK教育テレビジョンの語学講座「テレビでフランス語」出演者のジャニック・マーニュが同党の立候補者となった[12]

2020年フランス市議会議員選挙では勝利した。

2022年、全国書記のジュリアン・バイユが元妻に「精神的暴力」を行使したとの疑いにより、同氏は全国書記の職を辞任。レア・バラージュ・エル・マリキ及びジェレミー・クレペルによる集団指導体制を暫定的に取ることとなった[13]

理念・政策

農業

農業産業化に反対して、地域供給を支持している。同様に環境保護をできるようにして、農家の生活水準を流通に対して確保するためである。国内農業の3割を有機農業にしたら国民の健康にいい影響を及ぼしているという意見があり、7割の農業は適正農業規範にするつもりである。

官庁会計

フランス国家の負債の解消を試みるため、サルコジ国民運動連合で決議された高所得者向け減税などの政策を廃止、同様に雇用や環境保護に誘導しない経済部門への補助金を減じる目的である。

経済

第一の目的は不雇用に反対することである。省エコなどの産業部門に優遇措置をすれば、600,000人のための雇用が見積もられる。また、労働時間の減少も支持して、景気を評価するため国内総生産と異なる指数を支持する。

国際関係

欧州連合には連邦主義の政党であって、欧州連合加盟国の教育制度や社会福祉政策などを同一にしようと思っている。国際連合安全保障理事会にはフランスの常任理事国の位置をドイツと共有しようと思っている。

福祉

巨大の収入不平等を受ける社会が持続可能ではないと思っているので、自由貿易の経済によって貧しい階級が受ける被害に対して保護を与える。

社会

個人の独立を支持して、同性結婚安楽死などを促進する。

当選立候補者

国民議会議員

  • EELV公認…17名、EELV推薦の諸派…1名

元老院議員

欧州議会議員

脚注

  1. La très instructive publication des comptes 2017 des partis politiques par la CNCCFP 2019年1月25日
  2. 2009年6月11日「欧州議会選挙 緑の党大躍進!」.「みどりの未来」公式サイト(2012年3月23日閲覧)
  3. 2010年3月25日【エコロ海外ニュース】仏統一地方選で緑の会派がまた躍進!
  4. 2010年11月17日【エコロ海外ニュース】ヨーロッパ・エコロジーと緑の党が合併、新政党誕生.「みどりの未来」公式サイト(2012年3月23日閲覧)
  5. 2011年4月1日【世界のみどり】フランス県議選で緑の党倍増.「みどりの未来」公式サイト(2012年3月23日閲覧)
  6. 2011年10月6日【世界のみどり】フランス上院選で緑の党躍進、左派連合が初の過半数獲得.「みどりの未来」公式サイト(2012年3月23日閲覧)
  7. “脱原発の女性元判事、フランス大統領選候補に”. 朝日新聞. (2011年7月13日). オリジナルの2011年7月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110715002241/http://www.asahi.com/international/update/0713/TKY201107130244.html 2012年3月23日閲覧。
  8. “仏緑の党大統領選予定者「今後20年で全原発閉鎖」”. 朝日新聞. (2011年10月22日). オリジナルの2012年7月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120718173514/http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY201110220607.html 2012年6月14日閲覧。
  9. 【世界のみどり】フランス緑の党から2人が入閣”. 緑の党・日本『みどりの未来』公式サイト (2012年5月17日). 2012年6月14日閲覧。
  10. Candidatures recalculées par mes soins.Élections législatives 2012(2012年6月14日閲覧)
  11. “仏社会党が単独過半数”. 東京新聞. (2012年6月18日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012061802000204.html 2012年6月19日閲覧。
  12. 「Interview de Mme. Janick Magne, candidate Europe Écologie-Les Verts 」、『Taiwan Mag』、2012年5月22日
  13. Une direction collégiale temporaire chez EELV pour remplacer Bayou (フランス語). Le Figaro (2022年9月27日). 2022年10月10日閲覧。
  14. 元老院公式サイト 

外部リンク

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