リシア輝石
リシア輝石(リシアきせき、spodumene、スポジュメン、リチア輝石[1])とは、ペグマタイトから産出されるペグマタイト鉱物の一種(ケイ酸塩鉱物)であり、リチウムとアルミニウムを含む単斜輝石。
| リシア輝石 | |
|---|---|
![]() リシア輝石 | |
| 分類 | ケイ酸塩鉱物 (イノケイ酸塩鉱物) |
| 化学式 | LiAlSi2O6 |
| 結晶系 | 単斜晶系 |
| へき開 | 二方向に完全 |
| モース硬度 | 6.5 - 7 |
| 光沢 | ガラス光沢 |
| 色 | 透明・白・灰・桃・薄紫・紫・黄・緑 |
| 条痕 | 無色 |
| 比重 | 3.16 - 3.20 |
| プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 | |
宝石
美しい色のリシア輝石は、カットされたものが宝石として扱われる。傾向として色付きの物が人気が高いが、無色のものでもカットされ販売されている。
特徴
桃色の彩色はマンガンイオンに、緑色の彩色はクロムイオンの色中心、または鉄イオンとマンガンイオンにそれぞれ起因し、黄色の彩色は未知の構造による色中心であり、一部の石はシャトヤンシーを示す。宝石として扱う場合、割れやすいので加工や取り扱いには十分な注意が必要。また、色中心による着色のものは退色性があり、光に対しても特別な配慮を要する。
種類
桃色や紫色のものはクンツァイト (kunzite) 、黄緑色や緑色のものはヒデナイト (hiddenite) 、黄色のものはトリフェイン (triphane) という。
その他
トリフェーンはブラジルで1877年に、ヒデナイトはアメリカで1879年に、クンツァイトは1902年にそれぞれ発見された。トリフェインという名前はギリシャ語で三つの顔を意味し、ヒデナイトは、アメリカの鉱物学者であるウイリアム・アール・ヒデンに、クンツァイトは、同じくアメリカの宝石学者であるジョージ・フレデリック・クンツに因む。
脚注
- 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2(J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)。
参考文献
外部リンク
- Spodumene(mindat.org)
- Spodumene Mineral Data(webmineral.com)
- Pyroxeneグループ(地球資源論研究室)
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