ロウ (アルバム)

ロウ原題:Low)は、イギリスミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの10枚目のアルバム。

ロウ
デヴィッド・ボウイスタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音 1976年9月 -
1976年11月
Chateau d’Herouville, Pontoise, France
Hansa Studios, Berlin
ジャンル アート・ロック
ロック
時間
レーベル RCAレコード
プロデュース デヴィッド・ボウイ
トニー・ヴィスコンティ
専門評論家によるレビュー
  • All Music Guide 星5 / 5<meta itemprop='reviewBody' content='5' /><meta itemprop='bestRating' content='5' /><meta itemprop='worstRating' content='0' /> link
チャート最高順位
ゴールドディスク
デヴィッド・ボウイ アルバム 年表
魅せられし変容〜ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ
1976年
ロウ
1977年
英雄夢語り (ヒーローズ)
1977年
『ロウ』収録のシングル
  1. サウンド・アンド・ヴィジョン
    リリース: 1977年2月11日
  2. ビー・マイ・ワイフ
    リリース: 1977年6月

1977年1月14日RCAレコードよりリリースされた。

1991年EMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発売されており、その際ボーナストラックとして未発表テイクが3曲追加収録されている。

解説

アメリカでのドラッグ浸けの日々からの脱却を図るためベルリン入りしたボウイが、ブライアン・イーノと共に創り上げた実験的作品。後半はすべてインストが占める。黒人音楽に影響を受けた前2作とはまるで異なり、音楽的にはジャーマン・ロックからの影響が見られ、ボウイ自身も1979年のインタビューで、クラフトワークタンジェリン・ドリームをよく聴いていたと語っている。先鋭的な内容のため、レコード会社の上層部は困惑したようだが、商業的にも全英2位、全米11位と成功を収めた。後に「ベルリン三部作」と呼ばれることになる作品群の第1弾であり、次作『英雄夢語り (ヒーローズ)』も、本作のコンセプトを踏襲して作られた。

本作に伴うツアーは行われなかったが、1978年アイソラーII・ツアーで、本作収録曲の約半数が演奏された。

ボウイは、本作の制作と並行して、「ホワット・イン・ザ・ワールド」にも参加しているイギー・ポップのアルバム『イディオット』をプロデュースした。後に『レッツ・ダンス』に収録される「チャイナ・ガール」は、この時ボウイとイギーが共作し、『イディオット』で発表された曲。ボウイはその後、イギーのツアーにもキーボード奏者として帯同した。

1990年代には、フィリップ・グラスが本作の楽曲をオーケストラ化した。

ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』(2020年版)において、206位にランクイン[1]

英音楽誌NMEは、本作から「サウンド・アンド・ヴィジョン」(2位)、「ビー・マイ・ワイフ」(22位)、「いつも同じ車で」(29位)の3曲を「NMEが選ぶデヴィッド・ボウイの究極の名曲1〜40位」に選んでいる[2]

収録曲

作詞は全てデヴィッド・ボウイ。作曲は注記しているものを除いて全てデヴィッド・ボウイ。

A面
#タイトル作詞・作曲時間
1.「スピード・オブ・ライフ」(Speed of Life) 
2.「壊れた鏡」(Breaking Glass)デヴィッド・ボウイ、デニス・デイヴィス、ジョージ・ムーレイ
3.「ホワット・イン・ザ・ワールド」(What in the World) 
4.「サウンド・アンド・ヴィジョン」(Sound and Vision) 
5.「いつも同じ車で」(Always Crashing in the Same Car) 
6.「ビー・マイ・ワイフ」(Be My Wife) 
7.「ニュー・キャリア・イン・ニュー・タウン」(A New Career in a New Town) 
B面
#タイトル作詞・作曲時間
8.ワルシャワの幻想(Warszawa)デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ
9.「アートの時代」(Art Decade) 
10.「嘆きの壁」(Weeping Wall) 
11.「サブテラニアンズ」(Subterraneans) 
合計時間:
ボーナストラック(1991年盤)
#タイトル作詞・作曲時間
12.「サム・アー」(Some Are (Previously Unreleased)) 
13.「聖者」(All Saints (Previously Unreleased)) 
14.「サウンド・アンド・ヴィジョン(リミックス・ヴァージョン)」(Sound and Vision (Remixed version,1991)) 

曲解説

A面

  1. スピード・オブ・ライフ - Speed of Life
    テレビ番組『衛星映画劇場』(NHK衛星第2)のオープニングテーマとして使用された。
  2. 壊れた鏡 - Breaking Glass
  3. ホワット・イン・ザ・ワールド - What in the World
  4. サウンド・アンド・ヴィジョン - Sound and Vision
  5. いつも同じ車で - Always Crashing in the Same Car
  6. ビー・マイ・ワイフ - Be My Wife
  7. ニュー・キャリア・イン・ニュー・タウン - A New Career in a New Town

B面

  1. ワルシャワの幻想 - Warszawa
  2. アートの時代 - Art Decade
  3. 嘆きの壁 - Weeping Wall
  4. サブテラニアンズ - Subterraneans

ボーナストラック

  1. サム・アー - Some Are (Previously Unreleased)
  2. 聖者 - All Saints (Previously Unreleased)
  3. サウンド・アンド・ヴィジョン(リミックス・ヴァージョン) - Sound and Vision (Remixed version,1991)

参加ミュージシャン

脚注

  1. The 500 Greatest Albums of All Time”. rollingstone.com (2020年9月22日). 2021年12月21日閲覧。
  2. https://nme-jp.com/feature/12521/
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