ロマンス諸語
ロマンス諸語(ロマンスしょご)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に属する言語のうち、ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称である。ロマン諸語、ロマンス語、ロマン語とも言う。
| ロマンス語 | |
|---|---|
| Linguae Romanicae | |
| 話される国 | イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、ルーマニアなど |
| 地域 | ヨーロッパなど |
| 話者数 | — |
| 言語系統 | |
| 言語コード | |
| ISO 639-3 | — |
![]() ロマンス諸語の使用地域。 | |
また、ラテン・ファリスキ語群のことをロマンス語群、イタリック語派のことをロマンス語派と言うこともある。
方言連続体についての論議の際、しばしばロマンス系諸語の近似性について言及される。これは近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュールが一般言語学講義の中でフランス語とイタリア語は一つの方言連続体であり「明確な境界線を引くことは難しい」と記している事からも窺える。ロマンス諸語は個々の言語である前にラテン語の方言であるともいえる。
分類について

20世紀のヨーロッパにおけるロマンス諸語の分布

ロマンス諸語の分布: スペイン語, フランス語, ポルトガル語, イタリア語, ルーマニア語.

系統図(Atlas of Romance languages、2001)
言語学的にはロマンス語は、俗ラテン語を祖とする諸言語という以上の意味合いは持たず、その分類は政治的に行われてきた。分類法に関する学術的な検証は近年になって行われ始めたに過ぎず、言語系統についての議論は絶えない。イタロ・西ロマンス語やガロ・イベリア語などの細分化された分類についてはまだ確定されたものではない。
言語分類表

フランスの方言。南仏一帯に広がる赤~桃色の部分がオック語圏。なお、紫色の各言語のうち、flamand, francique, alsacien, breton, basque は系統が異なり、ロマンス諸語に含まれない。

バルカン半島周辺の方言。ルーマニア語(緑)、アルマーニア語(桃)。
西ロマンス語
- 西ロマンス語
- 北イタロ・ロマンス語(イタリア大陸部)
- レト・ロマンス語
- オクシタニア・ロマンス語(フランス南部・イベリア東部)
- ガロ・ロマンス語(ガリア地方のロマンス語)
- イベロ・ロマンス語(イベリア半島のロマンス語)
- スペイン語(カスティーリャ語、イベリア中央部)
- アラゴン語(イベリア北東部)
- アストゥリアス・レオン語(イベリア北西部)
- ガリシア・ポルトガル語(イベリア西部)
- ガリシア語(北部)
- ポルトガル語(中央・南部)
- イベリアポルトガル語
- ブラジルポルトガル語
- アフリカポルトガル語
- ポルトゥニョール・リヴェレンセ
- モサラベ語
南ロマンス語
外部リンク
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