中野菜摘

中野 菜摘(なかの なつみ、1990年7月17日 - )は、日本の元女子プロ野球選手(内野手[1]福岡県久留米市出身。元女子野球日本代表[2]

中野 菜摘
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 日本の旗福岡県久留米市
生年月日 (1990-07-17) 1990年7月17日(33歳)
身長
体重
163 cm
53 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
プロ入り 2013年
初出場 2013年3月30日
最終出場 2017年10月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

概要

中学2年時に女子野球日本代表に選出。神村学園高等部尚美学園大学といずれも女子野球の名門チームにおいて1年時からレギュラーを掴んでおり、全国優勝を何度も経験。ワールドカップには4度、全て主力 (主に3番セカンド) として出場しており3度の優勝に大きく貢献している[3]2013年女子プロ野球イースト・アストライアに入団。同年は、全46試合に出場し、打率こそ.223ながらリーグトップタイの10二塁打、12盗塁等の成績を記録した。

2014年は出場機会が減少し、29試合の出場で打率.253だった。しかし、翌2015年はレギュラー格で起用され、いずれもキャリアハイとなる打率.283・13盗塁を記録。また、プロ入り初本塁打を放つなど、飛躍のシーズンを過ごした。

2016年は40試合に出場したが、不振に陥り、規定打席に達した打者の中ではワーストの打率.219に留まった。

2017年は京都フローラへ移籍、2018年は埼玉アストライアに復帰した。2018年はシーズン開幕前に「体調不良のため、しばらく公式戦出場を見送る」と発表[4] がされ、9月12日には現役引退が発表された[5]。明るいキャラクターで人気者であった中野が引退することを惜しむ者も少なくなかった[6]

球歴

  • 6歳の頃から父と遊びで野球をしていた。10歳のとき王貞治に「頑張れば女の子でもプロ野球選手になれる」と激励され本格的に野球を始める。

久留米市立津福小学校

  • 2年:津福ジュニア・スラッガーズに所属 (軟式野球) 。
  • 4年:内野手としてレギュラー定着。
  • 6年:主に3番セカンドとして活躍。全日本軟式野球連盟県学童福岡県大会で優勝し、西日本大会に出場、優勝を飾る。

久留米市立牟田山中学校:久留米ボーイズに所属 (硬式野球・ジャパンリーグ) 。男子との体力差を感じつつも男子と同じ練習メニューをこなしながらレギュラーとして活躍。

  • 2年:セカンドとしてレギュラー定着。日本代表セレクションにおいて第7期日本代表メンバーに選出される。
  • 3年:主に9番セカンドとして活躍。ジャパンリーグ選手権大会で優勝し、ジャイアンツカップに出場。ベストアメニティカップ2005女子野球日米大会に出場。
  • 日本代表セレクションにおいて第8期日本代表メンバーに選出される。

神村学園高等部:女子硬式野球部に所属。主に3番セカンドで出場。

  • 1年:第2回IBAF女子ワールドカップ準優勝。3番セカンドとして活躍。
  • 2年春:第8回全国高等学校女子硬式野球選抜大会 優勝[7]。日本代表セレクションにおいて第9期日本代表メンバーに選出される。       
  • 3年春:前出・第9回選抜大会 準優勝 (ベストナイン二塁手獲得) [8]。同夏、第12回全国高等学校女子硬式野球選手権大会 ベスト4 (最多盗塁賞獲得) [9]。夏、第3回IBFA女子ワールドカップ優勝。満塁本塁打を放ち本塁打王獲得[10]。同期で同じく第3回W杯日本代表に選出されていた野口霞厚ヶ瀬美姫と並び神村学園三人娘と呼ばれた[11]
  • 卒業時には関西独立リーグから入団を勧められるが、肩の調子が悪かったため入団を固辞した。

尚美学園大学:女子硬式野球部に所属。主に3番セカンドで出場。

イーストアストライア

  • 1年目:ティアラカップ総合優勝。主に1番セカンドで、レギュラーシーズン全試合フルイニング出場[15]
  • 第3回女子野球ジャパンカップ 準優勝 (ベストナイン二塁手獲得) 。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 アストライア 461741482333102047161205217-2193.223.308.318.626
2014 299883112130024331509-172.253.333.289.622
2015 50186145224151151111339024-8114.283.412.352.764
2016 4014210518230202781009222-432.219.368.257.625
2017 フローラ 46174147234191052131326217-2112.279.357.354.711
JWBL:5年 2117746289715927612015151634689-175113.253.358.320.678
  • 2018年度シーズン終了時。
  • 「-」は記録なし。
  • 太字はリーグ1位。

記録

背番号

テレビ出演

脚注

  1. 日本女子プロ野球機構 公式プロフィール
  2. 日本女子野球協会 2012年日本代表チームメンバー紹介
  3. 4度出場しているのは、中野の他には中島梨紗 (高校の先輩、現チームメイト) 等5人。
  4. 【お知らせ】中野菜摘選手試合欠場について”. 日本女子プロ野球リーグ. 2018年9月14日閲覧。
  5. 中野菜摘選手 現役引退のお知らせ”. 日本女子プロ野球リーグ. 2018年9月14日閲覧。
  6. ベースボール・マガジン社『週刊ベースボール』2018年10月1日号 p.89.
  7. 全国高等学校女子硬式野球連盟HP
  8. 同前
  9. 同前
  10. ENEOS BASEBALL TOWN HP
  11. 同じく同期である宮原臣佳も2度のW杯出場経験がある (第2回・第4回) が、このどちらにも厚ヶ瀬が選出されていない。第2回から第4回までの3大会全て出場しているのは、この4人の中では中野のみ。
  12. ENEOS BASEBALL TOWN HP
  13. 同前
  14. 同前
  15. ジャパンカップでは負傷による途中交代が1度だけあった。
  16. 中野選手 通算100安打達成”. 日本女子プロ野球リーグ. 2018年9月14日閲覧。

関連項目

外部リンク

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